Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

タンポポ AF Chip

2012年04月14日 | 修理・工作・技術
きはった、きはった、お父はん、あの人きはったえー


クラカメブーム全盛期はネットを駆使して海外業者のサイトやeBayを通じて盛んに商品購入をしていた。しかしカメラ熱も一段落し今ではeBayを覗く程度になった。業種形態を問わず日本ほど販売チャネルが多彩で商品が豊富に溢れている国を他に知らない。それでもたまに日本では購入できない商品というのがある。先日アメリカより購入したダイソンのバッテリーなどもその一例である。そして今回の買い物はマイクロフォーサーズ用のAFチップ。マウントアダプターを介してクラシックレンズを使う際にフォーカスエイドとExifデータをプログラムできるものだ。アメリカeBayで商品購入した業者はなんとベラルーシのお店。実は商品購入したのが今年の2月。半月待っても商品は届かず。業者に確認してみたところEMSのトラッキングナンバーの報告を受ける。それをあたれば確かに注文した二日後には商品は発送されていた。それから更に2ヵ月、すっかり諦め忘れていたところにベラルーシのミンスクからの郵便物が届く。発送されてから二ヶ月半、何処をどう運ばれてきたのだろう。AFチップが入手できたことより、この郵便物にロマンを感じてしまう。これではまるでこの郵便物こそが安部公房「砂の女」にある“希望”ではないか。永遠にこの商品は届かなかったほうが良かったようにさえ思えるのだ。
コメント
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