Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

泥の河 ロケ地探索 その4

2015年12月29日 | 書籍・映画・音楽
制作・著作 木村プロダクション/小栗康平

係留された舟へは橋の欄干横の小さな手作り階段を降り細い護岸を辿る。現在は護岸工事で拡張されている。階段は映画の大道具として仮設されたものと思われる。

泥の河 ロケ地探索 その1

泥の河 ロケ地探索 その2

泥の河 ロケ地探索 その3

泥の河 ロケ地探索 その5

泥の河 ロケ地探索 その6
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泥の河 ロケ地探索 その3

2015年12月29日 | 書籍・映画・音楽
制作・著作 木村プロダクション/小栗康平

河の対岸に係留された宿舟(廓舟)「きよ丸」。この舟で加賀まりこは客をとり生活をつなぐ。姉銀子と弟の喜一は小学校にも行けず家事のすべてを任されている。夜はこの舟に近づいてはいけないと田村高廣(板倉晋平)は信ちゃんに注意する。

川辺の倉庫は全て取り壊され立て替えられているが擁壁は当時のまま。擁壁のセメント攪拌ムラの砂利跡模様が映画のそれと合致した。

泥の河 ロケ地探索 その1

泥の河 ロケ地探索 その2

泥の河 ロケ地探索 その4

泥の河 ロケ地探索 その5

泥の河 ロケ地探索 その6
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泥の河 ロケ地探索 その2

2015年12月29日 | 書籍・映画・音楽
制作・著作 木村プロダクション/小栗康平

田村高廣営む「なには食堂」跡を小栗橋より望む。護岸工事された公園は一段狭く柵で囲われている。道から下る階段の配置は同じ。映画撮影から歳月が流れ、公園の木々は生長し風景をかえる。道より落ち込んだ川原なのでグーグルのストリートビューではこのロケは観る事ができないのだ。このバラック小屋の「なには食堂」が物語りの舞台となる。

泥の河 ロケ地探索 その1

泥の河 ロケ地探索 その3

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泥の河 ロケ地探索 その6
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泥の河 ロケ地探索 その1

2015年12月29日 | 書籍・映画・音楽
制作・著作 木村プロダクション/小栗康平

宮本輝の小説を映画化した小栗康平監督「泥の河」(1981)のロケ地を探索。舞台は大阪、安治川の河口という設定であるが映画のロケは名古屋の中川運河で行われた。余談になるが大阪・安治川といえばNHKドラマ「匂いガラス」の舞台でもある。映画「泥の河」は昭和31年の設定そのままに白黒フィルムで撮影が行われた。話は小学3年生のうどん屋の息子“のぶちゃん”と宿舟(廓舟)の子供“きっちゃん”との切ない交流を描く。河に架かる橋のたもとにバラック小屋のうどん屋「なには食堂」があり、その対岸に宿舟が係留されたところから物語は始まる。映画はどのカット、台詞も洗練されていて無駄が無い。役者の無言のアップシーンで微妙な表情変化と感情の機微が汲み取れる。この映画は今まで観てきた映画のなかでもベスト3に入る。俳優マルセ太郎氏の映画再現芸として「スクリーンのない映画館」ではこの「泥の河」を完全再現されていた。

掲示画像は中川運河に架かる小栗橋のたもと。小さな公園にオープンセットで「なには食堂」が建てられた。食堂は二階建て。一階が食堂と厨房。二階は居間兼夫婦の寝室と息子信雄の部屋となる。映画撮影から既に34年が経過しており公園は綺麗に整備され道路にはガードレールや横断歩道が設置された。道路からは階段で公園に降りるがこの階段も同じ形状だが造り替えられていた。階段脇の小さなお堂はそのまま残っている。公園隅の橋側には映画撮影当初はなかった桜の木が植わりこれが大きく成長し枝を伸ばす。ロケーションへは名古屋駅からあおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)で一駅、ささしまライブ駅で降り、徒歩10分ほど。
映画「泥の河」FULL動画

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タネツケバナ

2015年12月29日 | 園芸
植木に水をやると沢山の小さなものが弾けるのに気づく。観れば小さなスプリング状のものが飛んでいた。調べたところ「タネツケバナ」からのものと判る。鞘が熟して少しの衝撃で弾けて種を飛ばすようだ。
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