未来を先取りしたソーラーLEDウォッチのSynchronar2100(シンクロナー)。1973年発売当時の価格は28万8000円。嵌め殺しのユニットに内蔵された緩衝ジェルが災いし内部基板を腐食させ正常な稼働品は少ない。10年前にeBayで高額落札したシンクロナー2個はどちらも不動品だった。仕方なく内部の基板を入れ替えたりして遊んでいた。この時計の特徴的な意匠である上面のパネル内部はソーラー電池が内蔵されている。そしてこの上面パネルは2分割されたデザインのものと非分割の2種類が存在する。自分のコレクションはどちらも非分割タイプ。しかしシンクロナーの代表機種は2分割タイプになる。自分のケースの仔細を確認すると初期タイプの分割枠を切断した跡が確認できた。元々は同じケースを後加工でデザイン変更したようだ。機能的には分割されていないほうがソーラー電池の受光面積は拡大され発電効率は高まる。同じ型であることがわかったので二分割タイプを再現してみることにした。1mmのアルミ板から2.5mm幅を細く切り出す。切り出した枠の端面を鑢で整え上面を磨く。ケース開口部より微妙に長くした枠を圧入気味に押し込んで平面を出す。内部の樹脂ユニットは元々1mmほど内側に奥まっているので枠との干渉はない。1ピースではないがシルエットは2分割タイプとなった。自己満足の遊びで普通の人にはどうでも良いこと。雨が続くと外出もままならずくだらないことに熱中するものだ。
未来を先取りしたソーラーLEDウォッチのSynchronar2100(シンクロナー)。1973年発売当時の価格は28万8000円。嵌め殺しのユニットに内蔵された緩衝ジェルが災いし内部基板を腐食させ正常な稼働品は少ない。10年前にeBayで高額落札したシンクロナー2個はどちらも不動品だった。仕方なく内部の基板を入れ替えたりして遊んでいた。この時計の特徴的な意匠である上面のパネル内部はソーラー電池が内蔵されている。そしてこの上面パネルは2分割されたデザインのものと非分割の2種類が存在する。自分のコレクションはどちらも非分割タイプ。しかしシンクロナーの代表機種は2分割タイプになる。自分のケースの仔細を確認すると初期タイプの分割枠を切断した跡が確認できた。元々は同じケースを後加工でデザイン変更したようだ。機能的には分割されていないほうがソーラー電池の受光面積は拡大され発電効率は高まる。同じ型であることがわかったので二分割タイプを再現してみることにした。1mmのアルミ板から2.5mm幅を細く切り出す。切り出した枠の端面を鑢で整え上面を磨く。ケース開口部より微妙に長くした枠を圧入気味に押し込んで平面を出す。内部の樹脂ユニットは元々1mmほど内側に奥まっているので枠との干渉はない。1ピースではないがシルエットは2分割タイプとなった。自己満足の遊びで普通の人にはどうでも良いこと。雨が続くと外出もままならずくだらないことに熱中するものだ。