Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

工場の焼け跡から拾い出しましたるこの万年ペン!

2023年12月06日 | 書籍・映画・音楽
中央が”セルサス” 質感と造りは良い


筆記用具マニアの間で話題にあがるオート(株)のセルサスという水性ボールペン。ちょっと気になって入手してみた。ペン軸の色でシルバーが好みだったが既にディスコン。仕方なくプレミア価格となる定価の2倍の値段で買った。このペンは造りの質感に反して価格が安いというのが評価ポイントだったがこれでは本末転倒。はたして使ってみるとセラミックボールと水性インクの組み合わせでスルスルと文字が書ける。適度なペンの重さと重量バランスで疲れない。しかし最大の欠点を見つけてしまう。それはキャップが硬くてなかなか抜けないこと。ペン軸がツルツル過ぎて指が滑る。下手にクリップを指がかりにするとそのうちグラグラになっていまいそうで怖い。商談や会議の場で徐にペンを取り出しキャップ開けで格闘する姿は笑えない。今はまだ握力もあるのでなんとか開けられるが、歳をとると開けられる自信がない。否、大げさではなくそれほどに硬いのだ。また、ペン先の樹脂部分(エストラマー)は経年劣化する消耗品らしい。代替品は購入できずペン本体を買い替えよというのがメーカー説明とのこと。折角買ってはみたが色々と残念。この硬いキャップだけで普段使いにしようとは思えなくなった。そこで黒インクのリフィールを抜き出して他社リフィールに交換してみた。ユニボールワン(UMR-05S)というゲルインク。気分転換に青色を選ぶ。


万年ペンのようなインク量


これがなかなかに良かった。細字の万年ペンのような書き心地。インクの出も良くトメハネで線に表情もつけやすい。遊びペンならこれも善しというところか。因みにリフィルの互換性は高い





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