昨日の夕方、ひめちゃんは、小次郎パパ&タバサねーちゃんと獅子丸家に向かいました。
タバサねーちゃん、このあいだシャンプーやさんに行ってきたので、白柴満開です
おや、向こうからソルくんがやって来ます。
ひめちゃんはちょっと知らんぷり
向きを変えて、襲っちゃうぞ
何おー
ソルくんは、異性というより、遊び友達のようです。
パパは静かに見守っています。
獅子丸に対しても、以前のように威嚇したりしなくなりました。
パパは、もうじき13歳になります
常廣寺に納められた竜骨には、「證書寫」というものが添えられていました。
いわば、鑑定書というか、保証書というか?
もちろん、毛呂権蔵の『上野国志』や鶏足寺文書に記録されていました。
(理解しやすく、句読点を付けます。)
一(ひとつ)此の龍骨の儀先祖木食屡睡より我等に相傳せり。
何の異地義納め申すべからず。
候さ候へども、後の時承るとも候所に此度もち行く所なり。
全て宝物に候右龍骨、我等禰宜(ねぎ)所持の間、仙洞御所様女院様二条御所様九条御所様并(ならびに)御宮様方へ奉り、御正覧に入る。
後褒美(ほうび)成り下され候。
龍骨之儀に有りて候ふ間、大切に御守成可(なすべ)く候。
屡睡より傳来せる本状を添え、ここに納め令(し)むる者なり。
後の證(あかし)と為すこと如件(くだんのごとし)
正徳四年午(うま)七月日
正親町三条大納言家
田中籐左衛門定芳(さだよし) 花押(かおう)
上野州勢多郡前橋領山上村常廣寺
現代語訳をしてみます
この竜骨は先祖木食屡睡(もくじきろうすい)から、代々受け継いできたものです。
そうであるけれども、後の時承るとも候所に、このたび持って行くところです。
貴重な宝物である竜骨は、我ら禰宜が所持している間に、仙洞御所様や女院様、二条御所様や九条御所様并(ならびに)御宮様方へ、持って行って御覧に入れました。
みなさま、ご褒美をくださいました。
これは大切な竜骨なので、大切にお守りしてください。
屡睡から伝来した本状(竜骨伝記)を添えて、ここに納めます。
前記のとおり証明します。
正徳四年(1714)午(うま)七月日
正親町三条大納言家に仕えている田中籐左衛門定芳(さだよし) 花押(かおう)
上野州勢多郡前橋領山上村常廣寺様へ
この文面だと、竜骨は常廣寺側から、積極的に譲ってほしいと言ったような雰囲気がありますね
意味の取りにくいというか、意味不明な所もあります
次回内容を掘り下げて検討します