黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

真夏の関東管領の寺(護国山円満寺)

2019-09-02 14:48:41 | 群馬県・西毛
今朝、ひめちゃんちに、ヘメロカリスが咲きました。

元気いっぱいのギャルという感じです



今のところ、返り咲いているのはこの子だけです。

ひめちゃんは、毎日この花の前を通ってお散歩に行ってます。
でも、気にならないようです。

犬は色の識別がある程度できるようです。
おかあさんの車の色と同じ車を見ると、立ち止まります

何色もあると、どうなんだろう?






関東管領の城・平井城から五十子(いかっこ)廻りで帰ります。
五十子は、戦国時代に、膳さん山上さんが佐野周防守に葛塚の地を奪われて、3年間滞在した所です
五十子の陣の跡は、国道17号で分断され、遺構はなにもありません。
でも、そのあたりということで、17号線沿いの「天狗茶屋」をナビに入れます。


五十子への途中に、関東管領のゆかりのお寺があります。
円満寺です。






参道に、古びた地蔵堂があります。
延命・子育地蔵とあります。




脇に円満寺の説明があります。



永享10年(1438)、関東管領上杉憲実が鎌倉を退去するときに移した寺がもとになっているとあります
そしてなんと境内の行人塚(ぎょうにんづか)から、関東管領上杉憲房の墓碑が発見されたとあります

さらに、上杉憲実・上杉顕定の墓碑を復元した供養塔を建立し、上杉憲房の墓碑の墓碑を修復したとあります

関東管領ゆかりの寺ですね



他に説明板等はないのですけど、たぶん山門脇のこれが関東管領ゆかりの墓碑でしょう





斜め後ろに塚があります。



石造物もあるし、もしかしたら行人塚?
生きながら即身成仏した行者の墓?

まあとにかく合掌



山門に「護国山」とあります{あります



やはり、関東管領の寺です
でも、山門に仁王像はありません。



山門をくぐります。



本堂です。



というか、他にお堂は見当たりません
どうも無住のようです



振り返って山門を望みます。



桜が似合う山門でしょう



本堂&庫裏の東の方にも、塚があります。



行人塚かな?
古墳のような感じもします。
とにかく合掌



五十子の天狗茶屋で、ランチで一休み
さて、自宅をナビに入れるとほぼ真北を指しました

山上の地から、五十子はほぼ真南だったのです

山上の地は、上野国府からもほぼ一直線に東です






コメント
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