黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

新田中江田の江田の池

2021-06-03 15:42:57 | 群馬県・東毛

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ました。

あちゃあ、ひめちゃんの苦手な黄色い帽子の集団がやって来ます

急遽、岩神沼の畔に避難です。

行っちゃったね。

でも、もう1名、集団に遅れた子がやって来ます

もう少し避難です。

沼は静かです。

いつもいる黒いカモさんも姿がありません。

ぼくは平気だよ

一緒に生まれたのに、ひめはどうして子どもが苦手なの?

 

高縄の摩崖仏の裏を通って帰ります。

おや、摩崖仏の真後ろに大きな石造物です。

草がきれいになったので、出現したのでしょう。

そのうちに、確認したいね

 

ひめちゃんちに、今朝咲いた花菖蒲です。

楚々として、潔さそうでいい感じです

 

 

 

5月23日、実家の墓参がてら、東山道公園に行こうと出かけました。

県道315号線を下ります。

 

国道354号線との交差点を左折してまもなく左に、江田の池(えだのいけ)があります。

新田湧水群の一番南に位置するということです。

 

水はあるのかな

 

桜の古木が、何本もあります。

桜の季節に、また来ましょう

池の南は、児童公園になってます。

 

池の北東方向に、お堂があります。

 

東側から見ても、水は見えません。

 

お堂の手前に説明板です。

池の南東には東西百十m、南北百九十m規模の館跡が認められ、北側は二重の堀、南北は台地の縁に近接し、自然の要害となっている。また枝の池は来た北に接し、外堀に繋がっています。これらから、新田一族江田行義の居館とする伝承があり、中江田本郷に所在するこの館跡が江田館(江田城)ではないかとする見方があります。

 

2018年、金山城ガイダンス施設で、「江田館跡の実像に迫る! 枝館は何処に?」という企画展がありました。

新田上江田町の江田城趾では、最近の発掘結果によると、中世の遺構はなかった。

縄文時代・古墳時代、及び戦国時代の遺構が発見された。

江田館跡は、江田城以外の可能性がある。

 

こんな内容だったと思います。

中江田も一つの候補地として上がっていました。

このあたりだったんですね

 

さて、お堂の中には、どなたがおいででしょう?

 

お堂の東には、馬頭観音と青面金剛です。

合掌

 

お堂の中には、このお二方です。

薬壺を持ってます

薬師如来です

合掌

 

こちらから見ても、水はありません。

 

薬師堂の隣には石宮があります。

何様か確認できません。

『新田町誌基礎資料第8号 村々の沿革と絵図』によると、江田の池に厳島社の文字があります。

ともかく、2礼2拍1礼です

 

少し下ると、旧来迎寺の墓地です。

久しぶりに寄って行きましょう

 

これから通るあたりの小字(こあざ)は、堀之内&本郷です

 

旧来迎寺跡には、応安3年(1370)の宝篋印塔があります。

応安(1368~1375)は、最近とても気になる年号です

 

 

コメント
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