ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。
向こうに見えるポプラの辺りが、以前のお散歩コースです。
ひめちゃんは何かを踏んで足に怪我をしてから、あの道は歩いていません。
この道の左には、作業小屋に1人でいつもお留守番の赤柴・プーちゃんがいます。
あれ、今朝はいません
みんなの気持ちがそろって、サルビアの道を岩神沼の方に回り込みます。
あれ、沼には誰もいません。
赤城山もその姿を見せてません。
岩神様(高縄の摩崖仏)にも寄って行きましょう
そろそろ彼岸花、満開かな?
沼の脇の田んぼ、CDが雀除けに利用されています
あれ、もう刈り取り連絡票が張ってあります。
「9月17日ごろ」ですって。
明日です
ほどなく高縄の摩崖仏(たかなわのまがいぶつ)です。
何となく、彼岸花ではなく、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と呼びたい雰囲気です
高い岩の上に馬頭観音かな?
おや、下の岩の空洞にも、摩崖仏がありそう
空洞があるって、何か意味があるよね
今朝は、馬頭観音さんが目立ちました
大きな岩の隅っこにも、何かあったかな?
阿弥陀三尊の摩崖仏さんに合掌
ひめちゃんの耳が立ってます
小学生の声でも聞こえるかな?
ひめちゃんは、いくつになっても子どもが苦手です
ここは石造物がたくさんあるのに、墓石はありません
祈りの場なのです
パワースポットです
鎌倉時代、上野国山上(こうずけのくにやまがみ)の窪井(くぼい)には、行仙上人(ぎょうせんしょうにん)という、高名な念仏行者がいました
行仙上人の著『念仏往生伝』には、山上周辺にいたと思われる念仏往生者の話があります
死期を悟った彼は、行仙上人を訪れ、往生に立ち会ってほしいと伝えます。
その往生の様子が、記されています。
山上周辺の念仏往生者がいたのはどこか?
阿弥陀三尊の摩崖仏のある祈りの場、高縄の摩崖仏周辺も十分考えられます
何か関係ありそうです
摩崖仏の裏を通って帰ります。
裏には、古墳の葺き石です。
坂道で転ばないように気を付けます。
でも、振り返るといい雰囲気です
葛塚村の曼珠沙華を、どアップで
きれいです
ここは、葛塚城の堀切の続きになります。
葛塚城の堀切は、自然の地形を利用した(応用した)ものだったのです。
さて、堀之内に戻ります。
あれ、何やつじゃ
獅子くん・ひめちゃん、戦闘モードです
獅子くんはひめちゃんに、「ボクが戦うんだから引っ込んでろ」と威嚇します。
その昔、三四郎がサマンサを威嚇したのと同じ場面です
仲間を先に威嚇するのです
他人のはずだけど、柴犬・雄の習性かな
もしかしたら、プーちゃんかな?
行きも帰りも、プーちゃんおうちにいなかったものね。
2人は無事におうちに帰りました
おまけで、ひめちゃんちに咲いたクリーム色の曼珠沙華です。
白いのは、花が早くてもう散っています。
増えるといいね