黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

摩崖仏と曼珠沙華

2021-09-16 17:19:25 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出ます。

向こうに見えるポプラの辺りが、以前のお散歩コースです。

ひめちゃんは何かを踏んで足に怪我をしてから、あの道は歩いていません。

この道の左には、作業小屋に1人でいつもお留守番の赤柴・プーちゃんがいます。

あれ、今朝はいません

 

 

みんなの気持ちがそろって、サルビアの道を岩神沼の方に回り込みます。

 

 

あれ、沼には誰もいません。

赤城山もその姿を見せてません。

岩神様(高縄の摩崖仏)にも寄って行きましょう

そろそろ彼岸花、満開かな?

 

沼の脇の田んぼ、CDが雀除けに利用されています

あれ、もう刈り取り連絡票が張ってあります。

「9月17日ごろ」ですって。

明日です

 

 

ほどなく高縄の摩崖仏(たかなわのまがいぶつ)です。

何となく、彼岸花ではなく、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)と呼びたい雰囲気です

 

高い岩の上に馬頭観音かな?

おや、下の岩の空洞にも、摩崖仏がありそう

空洞があるって、何か意味があるよね

 

今朝は、馬頭観音さんが目立ちました

 

大きな岩の隅っこにも、何かあったかな?

 

阿弥陀三尊の摩崖仏さんに合掌

 

ひめちゃんの耳が立ってます

小学生の声でも聞こえるかな?

ひめちゃんは、いくつになっても子どもが苦手です

 

ここは石造物がたくさんあるのに、墓石はありません

祈りの場なのです

パワースポットです

 

鎌倉時代、上野国山上(こうずけのくにやまがみ)の窪井(くぼい)には、行仙上人(ぎょうせんしょうにん)という、高名な念仏行者がいました

行仙上人の著『念仏往生伝』には、山上周辺にいたと思われる念仏往生者の話があります

死期を悟った彼は、行仙上人を訪れ、往生に立ち会ってほしいと伝えます。

その往生の様子が、記されています。

山上周辺の念仏往生者がいたのはどこか?

阿弥陀三尊の摩崖仏のある祈りの場、高縄の摩崖仏周辺も十分考えられます

何か関係ありそうです

 

 

摩崖仏の裏を通って帰ります。

裏には、古墳の葺き石です。

 

 

坂道で転ばないように気を付けます。

でも、振り返るといい雰囲気です

葛塚村の曼珠沙華を、どアップで

きれいです

 

ここは、葛塚城の堀切の続きになります。

葛塚城の堀切は、自然の地形を利用した(応用した)ものだったのです。

 

 

さて、堀之内に戻ります。

あれ、何やつじゃ

獅子くん・ひめちゃん、戦闘モードです

獅子くんはひめちゃんに、「ボクが戦うんだから引っ込んでろ」と威嚇します。

その昔、三四郎がサマンサを威嚇したのと同じ場面です

仲間を先に威嚇するのです

他人のはずだけど、柴犬・雄の習性かな

 

もしかしたら、プーちゃんかな?

行きも帰りも、プーちゃんおうちにいなかったものね。

 

 

2人は無事におうちに帰りました

 

おまけで、ひめちゃんちに咲いたクリーム色の曼珠沙華です。

白いのは、花が早くてもう散っています。

増えるといいね

 

 

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