黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

お逢い出来なくて残念です(日照山長徳寺)

2021-09-11 15:18:57 | 北毛紀行

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出ます。

タバサねーちゃんと小次郎パパが、おとうさんを連れて追い越して行きます。

シラサギさんは、南の田んぼにいます。

どうも稲の間を歩いて、ご飯を探しているようです。

 

みんな、諏訪神社の向こうの高台を歩いてきました。

坂道の途中で止まった車に、タバサねーちゃんは、「かわいいですね こんなかわいい子とお散歩できて幸せですね」と声を掛けられました。

おとうさん大感激です

タバサねーちゃんは、ハイシニアになっても抜群のスタイルです

 

本日のかわいい写真がないので、タバサちゃんアーカイブです。

今もかわいいけど、本当にかわいかったね

 

 

 

箱島湧水を過ぎて、県道35号線を西に進み、荒巻の信号を左折すると、まもなく日照山長徳寺です。

この長徳寺の和尚さん、おとうさんが吾妻に居たときに親しくお付き合いしていたそうです。

いつかお逢いしたいと思っていましたけど、最近もう逢えないと言うことを知りました

残念、もっと早くに訪問するべきでした。

もう和尚には逢えませんけど、お寺を訪問です

赤い屋根のシンプルな山門です。

数年前まで本堂は茅葺きだったそうです。

そのころ来たかったな

 

山門脇には、お地蔵様です。

左側には、不動明王です。

 

文化財の説明板があります。

「本堂内陣の欄間裏には、東上州勢多郡花輪の彫刻師による彫刻がある」とあります。

花輪の彫刻師集団は、西上州東村にも出張して仕事をしていたのです

 

 

かつては水が流れていたかな?

筆塚が見えます

ここの和尚さんは、書道の先生もしていたとか。

 

 

本堂の額は、和尚さんの書ですね

アートです

 

合掌

 

ちょっと失礼して、欄間の彫刻は残っているかな?

東上州勢多郡花輪の欄間の彫刻は健在のようです。

合掌

 

 

隣が今は主人のいない庫裏ですね。

今は君が主人かな

 

今まで訪問した中で、一番というくらいの清貧のお寺です

 

 

『ぐんまのお寺 曹洞宗Ⅰ』(上毛新聞社 平成14)によれば、

日照山長徳寺は、吾妻郡吾妻村荒巻字丸橋にあり、雙林寺(北群馬郡子持村)末寺となっている。本尊は釈迦如来、開山は雙林寺十四世雲嶺誾悦(ぎんえつ)である。

その後、無住であったり火災に遭ったりで、詳細は不明とあります。

 

 

境内ではなく、少し離れた山の中腹に墓地があるようです。

遠くから合掌

お逢い出来なくて残念ですけど、素敵な清貧のお寺でした

 

 

前掲書によれば、「また、同日(昭和48年3月23日)付で、「池の薬師水牢の跡」は村史跡に指定されている。」とあります。

池の薬師水牢の跡、信号を曲がってすぐ案内表示がありました。

もしかして「池の薬師」も管理しているかな?

「池の薬師水牢の跡」、ちょっと怖そうだけど、行ってみましょう

 

(つづく)

 

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ひめちゃんと獅子丸の新ルートで岩神様めぐり

2021-09-10 16:33:32 | 日記

晴れました

ひめちゃんと獅子丸は、内曲輪の脇を通って、堀之内を出ます。

今日は久しぶりに、岩神沼と岩神様(高縄の摩崖仏)に行こう

 

新ルートでは、少し回り道になります。

今はサルビアの道です

 

道からは沼は見えず、稲穂の向こうに赤城山です。

山の東に、雲が出ているね

 

 

岩神沼には、誰もいませんでした。

逆さ赤城が、きれいに映っています

獅子くん、スギナが気になるようです。

 

ススキの穂も出始めています。

 

 

沼の東(字瀬戸)の田んぼも、稲穂が大分頭を垂れてきました

案山子の代わりにTシャツは、ここだけかな?

 

 

沼の東を北上して、高縄の摩崖仏(たかなわのまがいぶつ)に寄ります。

おや、みなさんのお姿がはっきり見えます

彼岸花の蕾が上がってます

合掌

満開の時に、寄れるといいね

 

 

摩崖仏の裏を通って帰ります。

慎重に歩きます。

この間転んで、しばらくお尻が痛くて難儀しました。

 

 

土手の上は、彼岸花が咲き始めています。

日当たりがいい方が、早いようです

 

 

帰り道、五輪塔&パーツが無造作に置かれています。

このあたりには、何かあったかな?

 

 

向こうから帰ってきました。

赤城山の雲がちょっと増えたかな?

モロコシの切れた辺りを右に入ると、石仏があります

 

先日ちょっと寄りました。

 

何様かな?

本体の仏様の後ろに、小さな仏様が浮かんでいるようにも見えます。

この石仏は、動かすと好くないことが起きると言われています

以前向きを変えた人がいました。

首が痛くて回らなくなり難儀したそうです。

石仏の向きを元に戻すと直ったとか。

 

 

この先に、小さな円墳があります。

左には小石の山、たぶん古墳の葺き石の残骸かと思われます。

葛塚城内には、古墳がいくつもあったのでしょう

 

 

堀之内には、白いサルスベリが咲いています。

朝顔もたくましく登って、花を咲かせています

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バリケードかアートか?(親都神社)

2021-09-08 20:05:58 | 北毛紀行

午後から雨が降り出しました

ひめちゃんは獅子丸&タバサねーちゃんと、貧乏カッパでお散歩です。

最近は、ピンクのビニール風呂敷が手に入らなくて、女組は朝顔柄の白いビニール風呂敷を使ってます。

雨の夕方、貧乏カッパの 3 名のお散歩ちょっと心配です。

でも、元気に帰ってきました

急げや急げ、晩ご飯が待ってる

 

 

 

道の駅・霊山たけやまの隣は、親都神社(ちかとじんじゃ)です。

中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」でいただいた「嵩山の歴史ー戦いと祈り-」というプリントによれば、

寝釈迦山・見付山の別称をもつ嵩山には、二つの性格があります。その一つは、古代より信仰(古くから祖霊を祀る霊山を「たけやま」と呼ぶ)の山として人々から崇められていました。南北朝期に成立した『神道集』の中に、祭神である和利大明神のことが記され、山頂に奥宮、麓に親都神社が祀られています

和利大明神の里宮ですね。

 

行ってみましょう

神社の裏から失礼します。

社殿の脇から入れそうです。

 

むこうから、おじさんがやって来ます。

「こんにちは

「バリケードで入れやしないよ

「そうなんですか

 

 

でも折角だから、ちょっと覗いてみます。

バリケードでも、人間が通れそうな空間があります

根性で、境内を散策です

 

廃材を利用しているような

 

手水鉢には、安永の年号です。

塞がれています。

 

とにかく拝殿で参拝しましょう。

 

灯りが付いています。

2礼2拍1礼です。

 

拝殿も赤いバリケードで囲まれています。

あれ、拝殿正面はちゃんと通れそうな空間があります

もしかして、アート?

バリケードではなく、アートかも

でも、バリケードで拒絶されていると感じた人がいたのも事実です。

アートって、難しい

 

拝殿正面の階段を降ります。

階段下の鳥居は、以外に地味でした

 

坂道を下ります。

 

真っ赤な一の鳥居です。

 

鳥居前の道を北上、道の駅に帰ります。

信仰の山・霊山嵩山が見えます

 

左折すると、神社の境内に巨大な木があります。

親都神社の大ケヤキです。

県下第二の巨木ですか

第一は何処の木だろう

 

他の境内の巨木も町の天然記念物なのですね。

 

さて、道の駅に戻りましょう。

今度は鮮やかな「道の駅・霊山たけやま」の案内図があります

そのうちに、嵩山卅三観音ぜひお参りします

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あの山は嵩山だ(道の駅・霊山たけやま)

2021-09-07 17:51:58 | 北毛紀行

久しぶりに晴れるはずの朝散歩です

でも、まだ影が出ないね。

ひめちゃんと獅子丸は、葛塚城の内曲輪を通って、北の方にお散歩です。

葛塚城の中心部分だった内曲輪は、現在は大きな豚舎が営まれています。

ひめちゃんたちは、堀之内を北に出て、上の沼を目指します。

 

こちらの牛舎は、若い乳牛のみなさんです。

ちょうど朝ご飯中でした

 

ひめちゃんたちは、更に上の新沼に足を延ばします。

ちょうどシラサギさんが、飛び立つところでした

パトロール、いってらっしゃい

隣の童沢貯水池は、まだ藻がいっぱいのみどり沼です。

カモさんたちは、たくましく泳いでいました

 

 

 

箱島湧水のあと、中之条町の歴史博物館・ミュゼに寄って帰りました。

中之条への途中、前方に見える山が気になります。

岩櫃山(いわびつやま)かな?

いや、方向が違う。

嵩山(たけやま)だ

 

後日とりあえず、麓の「道の駅・霊山たけやま」まで行ってみました

昔々中之条町民をしていた、ひめちゃんちのおとうさんも、初めてだそうです。

 

必要な野菜やリンゴを買って車に積み込んでから、付近を散策です

 

ボケボケの説明板ですけど、後方の大きな岩が男岩とあります。

 

今日は無理だけど、そのうちに登るつもりで登山口を確認です。

子供達が遊べるようになってます。

 

「嵩山(たけやま)城跡一の木戸の遺構」説明板です。

この城跡は、戦国時代の永禄六年(1563)から同八年にかけて城主斉藤城虎丸と真田幸隆軍が戦った古戦場である。~(中略)~永禄八年初冬の嵩山合戦ではこの一の木戸付近は的味方が熬り乱れる激しい戦いのあったところで、斉藤軍は200真田軍は150の死者を出した、吾妻では一番の激戦であった。

 

ここで460年ほど前に、そんなに激戦があったんですか

合掌

 

鳥居があります。

額の文字は、嵩山です。

鳥居の下には、馬頭観音です。

嵩山城趾の説明板もあります。

古くから祖霊を祀る山として信仰され、中世には武の神として「和利大明神」が、麓の親都神社・里宮の吾妻神社(和利宮)に祀られている。

中世には武田勢の吾妻侵攻で大変な悲劇があったんですね

 

江戸時代にそれらの霊を慰めるため、三十三観音が置かれたと言うことですね

この三十三観音は、ネット検索してもあまり詳しく出てきません。

自分で歩いて自分の目で確かめて、逢ってこなくてはなりません

でも、それなりの準備が必要ですね。

又の機会にしましょう。

 

近くに、こんな案内もありました

近いうちに、鳥居から馬頭観音に見送られて、登ってみたいものです

 

 

かやぶき屋根のおそば屋さん、いい雰囲気です

営業中です。

でも、又の機会にしましょう。

 

隣の神社に、不思議なオブジェが見えます

何だろう?

 

(つづく)

 

 

 

 

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柴犬は歩くのが好きなんです(ひめちゃんと獅子丸の初秋の山上散歩)

2021-09-06 15:57:17 | 日記

昨日の夕方、ひめちゃんは獅子丸&タバサねーちゃんと 3 名でお父さんを連れて、お散歩に出かけました。

雨上がりをみんな待っていたようで、けっこうみんな通ります。

大丈夫かな?

なかなか帰ってきません

待ちくたびれた頃、上機嫌で帰ってきました

一番元気なのは、ひめちゃんです。

タバサねーちゃんも負けてません。

 

ひめちゃんは、ストレートに感情を出す子です。

タバサねーちゃんは、深謀遠慮の熟女です。

獅子くん、ちょっと女組のパワーに押されてしまいました

 

 

 

 

昨日の朝、ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出ようとしてます。

ひめちゃんは、用心しています

ボクは平気だよ

だって、黄色い帽子の集団が来そうな時間だよ

今日は日曜日、小学生のみんなはお休みだよ

さあ、行きましょう。

 

 

蕨沢川(わらびさわがわ)を渡って、諏訪神社の前で情報収集です。

神社の向こうの高台を歩きます。

ところがどこまで言ってもUターンもせず、曲がらず、進みます。

まるで、「あたちたち柴犬は歩くのが大好きなんだから」というように、どんどん進みます。

 

 

ついに、突き当たりです。

おや、変なものがあります

「犬のふん禁止」ですって。

かつてはずいぶん見かけました。

最近は見かけなくなってます。

獅子丸のリードには、お土産の入った黒いビニール袋が結びつけてあります。

 

 

行き止まりを左折します。

しばらく行くと、国指定重要文化財・山上の多重塔の案内です。

向こうの高台の中央の辺りが、山上多重塔かな。

ひめちゃんたちは行けそうですけど、又の機会にしましょう。

犬が休めそうな施設はないし、お水もないし

 

最近この山上多重塔を、国宝に戻そうとしている人たちがいるそうです

戦前は国宝だったんですって。

でもそんなことより、案内板をきれいにし、単に史跡があるだけじゃなく、人も犬も古代に思いを馳せながら休める場所にして欲しいよね

この山上多重塔は、上野三碑につぐ、上野第四の碑として、県立博物館にも上野三碑と一緒にレプリカがあります。

上野第四の碑としてそれなりに評価されているのです。

 

 

南にかなり下ります。

膳(前橋市粕川町)の膳八幡神社の北に出ます。

ここで左折、山上城の西を諏訪神社に戻ります。

 

ここらへんの田んぼは、獅子くん気を付けてね

電気柵で囲われているのです。

「種籾の採種ほ」の表示では、ここは山上西久保です。

 

あれ、電気柵に囲われていても、雀よけのキラキラテープです

雀は上から来るから、電気柵では効果無しと言うことかな?

獅子くんは、気を付けてね

 

 

諏訪神社前に戻ります。

何となく、紫陽花が間引かれたかな?

何か理由があるのでしょう。

 

 

後閑(ごか)の薬師堂を通って帰ります。

ここらへんは、山上後閑(やまかみごか)です。

後閑とは、どうも戦乱で荒れ果てた土地だったようです

後閑(ごか)の薬師堂、由来等は分かりませんけど、かなり古いようです。

数十年前の古い映像があります

床下に、五輪塔がゴロゴロあったという話もあります。

今では確かめようもありません。

葛塚城堀之内の薬師堂です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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