黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

続・初めての箱島湧水(木部姫伝説 2 )

2021-09-04 14:50:39 | 木部姫伝説

雨の一日です

ひめちゃんたちの写真は、2012年4月のアーカイブです。

ひめちゃんは体は小さいけれど、きょうだいのなかで運動神経抜群だったようです

ママに叱られているのも、いつもひめちゃんです

 

みんな養子に行ってしまって、ママを独り占めです

真っ黒黒助のひめちゃん、今では大分色白になりました

ひめちゃんが大人になっても、ママはずうーと子どもとして護り続けました

 

 

 

手すりの付いた階段を登って、不動堂に参拝です。

この大杉の根元から、霊水が湧きだしているのです。

 

あれ、狛犬だ

個性的な狛犬です。

不動堂に全く違和感なく溶け込んでます

 

榛名湖から流れてきたという木部の北の方の位牌は、ここにるのです

対面はかなわずですけど、合掌

 

山の斜面に不動堂新築記念碑があります。

たくさんの人が賛同してくれたのです。

みんながここを護ろうとしてくれたのです。

 

記念碑の隣の小さな石宮にも、お不動様です。

合掌

 

 

さて、霊水をいただいて帰りましょう。

霊水が湧き出ている場所を確認です。

お不動様がしっかり護ってます。

 

水源の向こうの、木洞洞にも石宮です。

 

大杉の前に、「東村名木十選」とあります。

ここは吾妻郡東村(あがつまぐんあずまむら)だったのです

昔、群馬県には東村が 3 村有りました。

勢多郡東村(現みどり市)、佐波郡東村(現伊勢崎市)、そして吾妻郡東村(現吾妻郡東吾妻町)の 3 村です。

石仏のみなさんに合掌

 

もう一度、水源を確認です。

自然に湧き出ています

さて足場に気を付けながら、霊水を大きなペットボトル2本にいただきます。

ついでに、手で掬って霊水を味見です。

うーん、自然のまろやかな水です

 

駐車場に戻り、名水案内板の奥の無人スタンドを覗きます。

ゴーヤとトウモロコシ、セリ(清流のセリは8月でも食べられるようです)を買って帰ります。

もしかしたら、駐車場に誘導してくれたおじさんが出品者かな?

 

吾妻に来たときは、これから時折寄りまーす

 

 

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初めての箱島湧水(木部姫伝説 1 )

2021-09-03 21:05:27 | 木部姫伝説

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出ます。

あれ、黄色い帽子の集団だ

以前よりバラバラですけど、小学生が黄色い帽子をかぶって同じ時間に登校です。

急遽、天神田(字天神の田んぼ)に避難です。

早く行っちゃってくんないかな

 

今日は天神田を歩きましょう。

あれ、白い頭が見えます

サギさん、今朝はこっちにいたんだ

彼(?)は、まもなく山上城の方に飛び去っていきました。

サギさんに逢えてよかったね

 

 

 

 

木部姫の伝説が、箱島湧水(はこしまゆうすい、吾妻郡東吾妻町)にもあるということです。

箱島湧水は、吾妻川の南を走る県道35号線に、入口の大きな表示があります。

実はこの県道35号線は、よく通る道です。

昔々、ひめちゃんちのおとうさんは、吾妻川北の中之条町民だったことがあるのです。

そんな関係で、時たま吾妻方面は出かけます。

箱島湧水の表示も何度も見ていますけど、矢印の方向に行こうとは思いませんでした。

でも、今回は行ってみよう

 

矢印方向に折れると、古い古い「名水認定書」です。

昭和46年に「名水百選」に認定されたんですか

知りませんでした

 

「日本名水百選 箱島不動尊入口」の表示です

心細い道を進みます。

「行き止まりかな?」と悩んでいると、草刈りをしていたおじさんが手招きして駐車場を教えてくれます。

ありがとうございます。

無事湧水の駐車場に到着できました。

 

何台か車があります

案内板もあります

箱島不動尊のお堂脇にある、樹齢400年ないし500年とも言われる町の天然記念物「箱島不動の大杉」。その根元からこんこんと湧き出る湧水は、日量約3万トンもの豊富な湧出量を誇り、榛名湖の水が湧出するものと伝えられています。

これにまつわる伝説として、湖より流れ着いたという、木製の位牌が不動堂の中に納められています。

 

では、行ってみましょう。

矢印に従って進んではみたけれど、なかなか辿り着きません。

やっと見えてきました。

湧水を利用して、箱島水力発電所ができて、初めてこの辺りに電灯がともったんですね

 

わあー、こんこんと流れてる

 

ンスの向こうの水源に辿り着きました。

あそこが水源です

ここで湧水が汲めます

ペットボトルを持ってきて汲んでいる人もいます。

ひめちゃんちも、もちろん大きなペットボトル2本持ってきました

 

この杉の根元から、こんこんと湧水が湧き出ているのです

石仏の皆さんに、合掌

 

「湧水の怪」の説明板、石段脇にありました

木部官内少輔の北の方が、原町の善導寺にいる息子に会いに来て満足し、榛名湖に入水して果て、大蛇になったんですね

その供養の為に、榛名湖に投げ入れた位牌がこの湧水から出たんですね

 

さあ、階段を登って、不動堂に参拝です

 

(つづく)

 

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日光例幣使街道の始点(倉賀野宿の閻魔堂)

2021-09-02 17:57:11 | 群馬県・西毛

朝は雨止みを待ってのお散歩です。

ひめちゃんと獅子丸は、第一陣で出ました。

 

タバサねーちゃんと小次郎パパが第二陣で、堀之内を西に出ます。

あれ、タバサねーちゃんの向こうに、シラサギです

「よくここにいるよね。何かご馳走でもあるのかな?」

 

サギさん、ちょっとだけ身震い、そのあとまた畦を闊歩です。

少ししたら、遠くを見つめています。

彼(?)はちょっと目を離した隙に、南の空に飛び立ちました。

カメラは間に合いませんでした

 

タバサねーちゃんとパパは、諏訪神社の境内を廻って帰ります。

季節外れのツツジが満開です。

何本も咲いてます

 

 

 

山名への行き来には倉賀野(高崎市)を通ります。

倉賀野(くらがの)の閻魔堂は、日光例幣使街道の始点です。

何度か通りましたけど、駐車場が見つかりません

中山道に入ってまもなく、コンビニがあります。

木部氏館跡・心洞寺を後にして、このコンビニに直行しました。

アイスコーヒをゲットして、ちょっとだけ駐車させて頂きます。

駐車場内には、「駐車は20分以内にして下さい。」の表示

 

急いで閻魔堂に行きます。

あの信号(下町)を向こうから来ました。

新しそうなきれいな閻魔堂です。

 

説明板を確認です。

江戸時代、日光東照宮には毎年四月に朝廷からの使いが派遣されていた。これを日光例幣使と言う。例幣使は、京都を出発し中山道を下り上野国倉賀野で玉村への道をとり、下野国楡木で壬生道、同国今市で日光道中に入った。例幣使道(街道)は、一般的に倉賀野から楡木までとされる。

この辻には、常夜灯と道しるべ及び閻魔堂がある。

常夜灯の基台には、四面にわたり各地の問屋・旅館・著名人三百十二名の寄進者の名前が刻まれており、この中には相撲関係者も見られ、長く大関をつとめた雷電為右衛門や鬼面山与五右衛門など三十八名も含まれている。

 

あの信号(下町)を過ぎると、道は左右に分かれます。

 

常夜灯を確認です。

 

右・中山道、左・日光道です

 

台座には確かにたくさんの人名です。

雷電為右衛門・木村庄之助はっきり読めます

 

道しるべも確認です。

ここから、右は江戸道(中山道)、左は日光道(日光例幣使街道)に別れたのです。

ここが日光例幣使街道の始点なのです

 

道標の後ろは、南無阿弥陀仏です。

 

では、閻魔堂に参拝です。

新しいお堂の由来があります。

浄土宗阿弥陀堂だったんですね。

老朽化した阿弥陀堂を、父母の供養の為に再建寄進した方がいるのです。

 

失礼して覗かせて頂きます。

 

閻魔様の後ろに阿弥陀様です。

合掌

 

 

実家の近くに、例幣使街道・木崎宿がありました。

例幣使街道はとても気になる街道です。

そうそう、ひめちゃんたちのママ・七海ママの故郷も、日光例幣使街道・柴宿(伊勢崎市)でした。

 

やっと日光例幣使街道の始点を確認できました

そのうちに、終点も確認したいものです

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