三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

阪神淡路大震災に思う ~ゆり小避難訓練に参加して~

2010年01月15日 | 地域活動
 あの大震災から15年を迎えます。
 15日(金)の午前中に三田市立ゆりのき台小学校で避難訓練が実施されると聞き、校長先生に事前の了解を得て、その様子を見に行きました。(と言うより参加かも・・・)
 午前10時30分に教頭先生の「地震が発生しました!揺れが止まるまでは動かないでください!」との校内放送と火災警報を合図に児童の避難訓練開始です。
 子どもたちは、ちょうど校庭で遊んでいる時間帯の授業間休みであり、子どもの動きが気になります。
 校庭で遊んでいた子どもたちは、放送を聞いて立ち止まる者、一箇所に集まるために動き出す者がいました。そして、「揺れが収まりました。全員先生と一緒に校庭に集まってください!」の校内放送で教室にいた子どもたちの多くが校庭に集まってきました。
 集合した時点で校長先生の講評です。
 「これまで何回も避難訓練してきたにも関わらず、揺れている間に動いている人がいたり、話をしたりした人がいました。今日は訓練ですが、本当の地震は、身動きが取れないし、人とおしゃべりする余裕はありません。」また「家族の方と地震に遭った時の連絡方法などを日頃から話し合っていますか?」との質問など、今日の教訓から的を得た話が出ました。
 今日の避難訓練に参加して、改めて防災や減災訓練について考えてしまいました。
 三田市でも24日には、総合防災訓練が行われる予定となっています。
 しかしながら、何回も言うようですが、自主防災(減災)の意識は市内でも温度差がかなりあります。ゆりのき台小学校では、単独の避難訓練を実施していますが、市内のある小学校では、PTAや自治会、老人会など地域の方々と一緒になった訓練を実施しているところもあるのです。
 小学校の児童や中学校の生徒の避難訓練の姿には感銘を受けますが、やはり一部の住民の避難訓練にしか過ぎません。
 避難訓練や防災(減災)訓練は、その活動が、地域住民に根付いてこそ生きてくるのだと思います。
 改めて、自分の住んでいる地域に不足しているものは何かを感じた日でした。
 (写真:教室から校庭に向かって頭を押さえながら出てくる児童たち・・ゆりのき台小学校で)
 
コメント
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