三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

タウンミーティング開催しました

2010年05月23日 | 地域活動
 22日と23日にかけて市内2箇所でタウンミーティング(わらじミーティングと称しています)を開催しました。
 今朝の大雨により、参加者ゼロ?かと思っていましたが、雨の中を6人の方が参加してくださいました。
 組織のない私にとっては、一人が10人にも100人にも思えます。参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
 さて、今回の皆様への報告事項は、自治基本条例に関する話題、市の今年度事業や予算に関すること。そして皆様との意見交換として「自治会」のあり方をテーマとして出させていただきました。
 わらじ通信第4号には、災害時に助けてくれるのは、ご近所の方であり、まさに地域力が問われていると掲載しましたが、その肝心の自治会から退会される方が最近増えてきているのが実情です。
 このことは、地域力が低下しているということにつながってきます。
 イザというときには自治会に加入していようが、していまいが人助けをする。のは当然にしても、肝心の自治会に入らなくては、地域からある意味離脱することにもなり、地域一丸となった取り組みをしようにも出来なくなってしまいます。

 自治会に関しての意見交換には、さまざまな意見がこの2日間で聞く事ができました。
 ○自治会の地域課題の解決能力低下
 ○役員の選出方法のあり方
 ○退会した方に対して自治会や行政は原因調査をすべき
 ○実際に自治会に加入していない方からの意見など
 皆様から意見をお伺いしていて感じたことは、自治会は地域の中でいろいろな行事に取り組んでいるけれども、過去から引き継いだ行事を実施することが使命となってきており、地域で起っている課題にたいして臨機に対応することが出来ていないのではないか?ということでした。
 また、役員の選出についても仕事をしながらの自治会活動は、かなりしんどいものがありますが、ほぼくじ引きで役員が回る実情では、志が高くない限り「負担」になる実態も浮かび上がってきます。
 これからのまちづくりを考えた場合「地域の課題は地域で解決する時代である」という流れの中で、自治会の位置づけはますます重要になってきます。
 地域力のアップは「市の魅力」にもつながるのではないか、とも感じています。
 いきいきした地域があってこその三田市であるはずです。
 (写真:何か分かりますか?トンボが止まっていますが・・・)