23日の午後2時からウッディタウン市民センターの視聴覚室で会派主催の講演会(第2回三田のみらいを考えるつどい)を開催させていただきました。
今回は、日本森熊協会 会長の森山まり子氏をお招きしました。
会場の定員は55名で、何と50名近い方にお越しいただいての講演会となりました。
森山氏の話しぶりは、単刀直入でした。
理論的にも日本の森と言われる「奥山」が破壊されてきている現状から、森に棲む熊など日本古来から生息してきた動物たちが棲めなくなってきていることや有害動物扱いされ、殺害されている実情をデータを用いて示されました。
また、動物の棲めなくなった森は、これまで森から運ばれてきた「水」も枯渇してきており、水が湧き出てこない森を放ておくことが、すなわち人間自体も生きていけなくなることに等しいと訴えられました。
私たちの現在の生活に当たり前のようにある水や食料ですが、原点に帰ると自然の中で生かされているということを忘れがちになります。
その中の大切なものに「森」があると言うことを近代の人々は忘れ、経済活動中心の社会構造へとひた走りました。
人間が生きている以上、環境破壊の連続になるかも知れませんが、今ある現実をみつめ直し、未来の子どもたちのために何をなすべきかを考える時だと思います。
森再生の話は、大きくは国の問題ですが、一市民としてできることから行動することが大切です。
来てくださった市民の皆様もそんな森山氏の話に感銘を受けられたと思います。
今回は、日本森熊協会 会長の森山まり子氏をお招きしました。
会場の定員は55名で、何と50名近い方にお越しいただいての講演会となりました。
森山氏の話しぶりは、単刀直入でした。
理論的にも日本の森と言われる「奥山」が破壊されてきている現状から、森に棲む熊など日本古来から生息してきた動物たちが棲めなくなってきていることや有害動物扱いされ、殺害されている実情をデータを用いて示されました。
また、動物の棲めなくなった森は、これまで森から運ばれてきた「水」も枯渇してきており、水が湧き出てこない森を放ておくことが、すなわち人間自体も生きていけなくなることに等しいと訴えられました。
私たちの現在の生活に当たり前のようにある水や食料ですが、原点に帰ると自然の中で生かされているということを忘れがちになります。
その中の大切なものに「森」があると言うことを近代の人々は忘れ、経済活動中心の社会構造へとひた走りました。
人間が生きている以上、環境破壊の連続になるかも知れませんが、今ある現実をみつめ直し、未来の子どもたちのために何をなすべきかを考える時だと思います。
森再生の話は、大きくは国の問題ですが、一市民としてできることから行動することが大切です。
来てくださった市民の皆様もそんな森山氏の話に感銘を受けられたと思います。