台風4号が近づきつつある最中、19日午後1時から20番目の個人質問をさせていただきました。
質問事項は4問。
1 全国では、児童の集団登校で自動車事故が発生しており、車の規制速度を改めて「児童の安全」の視点で見直すことはできないか。
*答弁は、これまで他の議員が、登校ルートの点検は?の質問で回答した内容と変らないもので「学校や保護者らとの安全ルートの確認、警察や地域の方々との連携を常々実行している。保護者からの指摘があれば、再度見直す」というものでした。
歩道がない通学ルート、歩道があっても速度規制が毎時50kmになっていて見通しの悪いフラワータウンやウッディタウンの周回道路などは、今一度見つめ直す必要があるのではないかと感じます。
2 生活道路や歩道のチェックを地域と協働で行う仕組みをつくればどうか。
この質問は、最近私の住んでいる地域で生活道路や歩道が痛んでいる箇所が出てきています。
これらの情報を良く知っているのは、行政ではなく、実は地域住民の方。しかし、住民からすれば、市役所に連絡するのは面倒です。偶然、近くの議員を見た方は、「あっ、そうそう、あそこの歩道危ないよ!」などと情報を提供してくれます。当然、聞いた議員は、現地確認し、本当にひどければ、市役所へ連絡する。との流れになりますが、これもまた、危険箇所の情報漏れが発生する可能性があります。
市役所がパトロールしているのは、そのほとんどが車道です。車の場合は、スピードを出し走るので、道路の維持管理を怠ると大変なことになるからです。
だから、ということではないでしょうが、生活道路は、ほとんどが「市民からの情報待ち」の状況になるわけです。
そこで、提案したのが、地域の情報を自治会などで集約、また、定期的なパトーロール隊などの仕組みができれば言うことなしですが、少し垣根の高い市役所ではなく、地域組織に危なそうな道の情報をストックし、それを行政が確認しに行く・・・。など。
*答弁は、今年から始まった地域担当者へも今回の質問内容を伝達し、地域での課題解決の一つのテーマとしたい。とのことでした。
3 武庫川の復活を
ある市民から、「武庫川の堤防敷を使いながら通勤しているが、ごみやペットのふんが散乱しており、気になる。市は、もっと武庫川に対してまちづくりという視点での取り組みができないものか」というご指摘でした。
市の職員の話では、一昔前は、武庫川が遊び場になっていて、プールの代わり、生き物探しは日常茶飯事だったとのことです。
しかし、現在は、釣り糸を垂れている市民を見かけることはありますが、夏場武庫川に近寄る子ども達の姿は、あまり見かけません。
この原因は、度重なる市街地の大雨時の浸水で、武庫川を改修、昔の川らしさがなくなったことのようです。
現在は、武庫川の周囲は、春は桜回廊ウォーク、水仙ロードの取り組み、個々ボランティア団体や地域事業所の清掃活動などが、実施されています。
しかしながら、川に視点を当てた一斉清掃やこれに併せた川の生き物発見などの取り組みで「川の環境」に目を向けさせる取り組みができていません。
という内容の発言をして、市に対して武庫川に対する一斉清掃などの取り組みはできないかを問いました。
:答弁は「三田駅から新三田駅間で地域住民や市民、事業所などを対象にした取り組みができないか検討して見たい」、「川への愛着や子どもたちの故郷意識の醸成に努めたい」とのことです。
4 市の体質改善をどう図るのか
23年度までの新行革プランでは、赤字体質からの脱却、市民病院経営改善、駅前再開発ビルの経営改善などを実行してきた三田市ですが、大きく残った課題は、職員の意識改革です。
25年に市役所の構造改革を初め市の体質を変えていく、そのために間もなく学識者や公募市民、各種団体らで組織する会議体が動き出します。
そこで、市役所の体質改善を図るための方策など、現時点での考え方を問いました。
答弁内容は、新人事制度の確立を行い、中でも「職員の目標管理を徹底的に実行し意識改革を図って行きたい」とのことです。
最近、職員と市民との間で信頼関係が損なわれている事象を見聞きしています。
信頼される市役所になるためには、職員が市民の立場に立った物事の進め方や考え方が必要です。
市の体質改善は、まちづくりの構造を見つめなおす作業と同時に職員の意識を変えて行く作業が不可欠となります。
これから始まる新たな構造改革プラン策定会議での検討内容を見て行きたいと思います。
質問事項は4問。
1 全国では、児童の集団登校で自動車事故が発生しており、車の規制速度を改めて「児童の安全」の視点で見直すことはできないか。
*答弁は、これまで他の議員が、登校ルートの点検は?の質問で回答した内容と変らないもので「学校や保護者らとの安全ルートの確認、警察や地域の方々との連携を常々実行している。保護者からの指摘があれば、再度見直す」というものでした。
歩道がない通学ルート、歩道があっても速度規制が毎時50kmになっていて見通しの悪いフラワータウンやウッディタウンの周回道路などは、今一度見つめ直す必要があるのではないかと感じます。
2 生活道路や歩道のチェックを地域と協働で行う仕組みをつくればどうか。
この質問は、最近私の住んでいる地域で生活道路や歩道が痛んでいる箇所が出てきています。
これらの情報を良く知っているのは、行政ではなく、実は地域住民の方。しかし、住民からすれば、市役所に連絡するのは面倒です。偶然、近くの議員を見た方は、「あっ、そうそう、あそこの歩道危ないよ!」などと情報を提供してくれます。当然、聞いた議員は、現地確認し、本当にひどければ、市役所へ連絡する。との流れになりますが、これもまた、危険箇所の情報漏れが発生する可能性があります。
市役所がパトロールしているのは、そのほとんどが車道です。車の場合は、スピードを出し走るので、道路の維持管理を怠ると大変なことになるからです。
だから、ということではないでしょうが、生活道路は、ほとんどが「市民からの情報待ち」の状況になるわけです。
そこで、提案したのが、地域の情報を自治会などで集約、また、定期的なパトーロール隊などの仕組みができれば言うことなしですが、少し垣根の高い市役所ではなく、地域組織に危なそうな道の情報をストックし、それを行政が確認しに行く・・・。など。
*答弁は、今年から始まった地域担当者へも今回の質問内容を伝達し、地域での課題解決の一つのテーマとしたい。とのことでした。
3 武庫川の復活を
ある市民から、「武庫川の堤防敷を使いながら通勤しているが、ごみやペットのふんが散乱しており、気になる。市は、もっと武庫川に対してまちづくりという視点での取り組みができないものか」というご指摘でした。
市の職員の話では、一昔前は、武庫川が遊び場になっていて、プールの代わり、生き物探しは日常茶飯事だったとのことです。
しかし、現在は、釣り糸を垂れている市民を見かけることはありますが、夏場武庫川に近寄る子ども達の姿は、あまり見かけません。
この原因は、度重なる市街地の大雨時の浸水で、武庫川を改修、昔の川らしさがなくなったことのようです。
現在は、武庫川の周囲は、春は桜回廊ウォーク、水仙ロードの取り組み、個々ボランティア団体や地域事業所の清掃活動などが、実施されています。
しかしながら、川に視点を当てた一斉清掃やこれに併せた川の生き物発見などの取り組みで「川の環境」に目を向けさせる取り組みができていません。
という内容の発言をして、市に対して武庫川に対する一斉清掃などの取り組みはできないかを問いました。
:答弁は「三田駅から新三田駅間で地域住民や市民、事業所などを対象にした取り組みができないか検討して見たい」、「川への愛着や子どもたちの故郷意識の醸成に努めたい」とのことです。
4 市の体質改善をどう図るのか
23年度までの新行革プランでは、赤字体質からの脱却、市民病院経営改善、駅前再開発ビルの経営改善などを実行してきた三田市ですが、大きく残った課題は、職員の意識改革です。
25年に市役所の構造改革を初め市の体質を変えていく、そのために間もなく学識者や公募市民、各種団体らで組織する会議体が動き出します。
そこで、市役所の体質改善を図るための方策など、現時点での考え方を問いました。
答弁内容は、新人事制度の確立を行い、中でも「職員の目標管理を徹底的に実行し意識改革を図って行きたい」とのことです。
最近、職員と市民との間で信頼関係が損なわれている事象を見聞きしています。
信頼される市役所になるためには、職員が市民の立場に立った物事の進め方や考え方が必要です。
市の体質改善は、まちづくりの構造を見つめなおす作業と同時に職員の意識を変えて行く作業が不可欠となります。
これから始まる新たな構造改革プラン策定会議での検討内容を見て行きたいと思います。