三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

東国原氏の講演会

2012年10月18日 | 趣味その他
 昨夜、神戸市内で開催された東国原前宮崎県知事の講演会に参加しました。
 後方の席でお顔ははっきりと見る事はできませんでしたが、TVで見る元気なお姿と宮崎県知事としての経験談には、「さすが」と思わせる内容もありました。

 ご自身のモットーは「不可能はない」「なせば成る」。全てがタレント、知事を通じてこのモットーどおりに仕事をしてきたとのことでした。

 タレント時代に培った人を引き込む話術は、なかなかまねができるものではありませんが、常に改善、改革に取り組んでいた知事時代の話を聞きますと宮崎県民の皆様から90%以上の支持率を得ていたのもうなずけます。
 宮崎県を変えたのは、まさに幼少から青年時代を過ごし、都会に出稼ぎに行った「よそ者」だったとも話しをされていました。
 今現在の思いもお話しをされていました。「知事の時に発生した口蹄疫問題からやはり地方分権なくしてこれからの国づくりはありえない」とのことでしたが、日本維新の会との関連の話しは時世もあり話しは避けられていました。しかし、胸の奥には、「国を変えたい」との強い思いを感じることができました。

 さて、東国原氏は、私と同じ昭和32年生まれ。同じ九州育ちでなんとなく近さを感じる人物です。
 私の座右の銘も「成せばなる」です。
 兼ねてから金太郎飴のようなまちづくりに疑問を感じていたこの私、微力ながら三田市をより良い方向に変えるためにもまちづくりに携わって行きます。
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地域の公共交通の未来は明るい!・・かも

2012年10月18日 | 環境・都市計画
 16日(火)、大阪市内で国土交通省 近畿運輸局主催の「地域公共交通のあり方を考えるシンポジウムin関西」が開催されました。シンポジウムに参加しましたので、一部を紹介します。

 私の所属しているNPO法人持続可能なまちと交通をめざす再生塾からの情報提供で、このシンポジウムには毎年参加させていただいています。

 今回は、地域の公共交通の生き残りをかけた実践団体からの報告とパネルディスカッション。
 いっぱい書き込みたいこともありますが、特に今回は、箕面市の取り組みで、倉田哲郎市長ご自身がパネラーとしてプレゼンをしてくださり、地域の公共交通をまちづくりに取り込んでいる報告には、市長の熱い思いを感じることができました。
 

 上記の写真は、倉田市長でTシャツでのいでたちで登場。何をかくそう、背中には、箕面市のバスゆるキャラ「ゆずる君」のプリントが入っており、PRもちゃっかり忘れていません。

 この箕面市、人口13万人。大阪府の北部に位置しており、通勤ルートの南の交通網はしっかりと張り巡らされてはいますが、東西方向の移動が困難であり、近隣市に比較して、車への依存度も高くなっていました。

 そこで、倉田市長は、交通体系の改善に乗り出すわけですが、市民や商業関係者、交通事業者、国などの関係者を交えた協議会の立ち上げ、さらに地域の事情に詳しい地元の公募による市民委員を52名で分科会をつくり、話し合いの場を設定。
 1回の乗換えで市内全域に移動ができる乗り合いバスの実証運行を国の補助金でまかないながら行っている最中とのことです。

 もちろん、計画段階からの見直し基準も設定し毎年度運行内容を見直してるとのことでした。この見直基準についても分科会で議論しているようです。

 さて、市長曰く、「バスのデザインも肝心です」。バス運行時に公募したゆるキャラは、子ども目線を意識。バスのカラーもオレンジ色と目立つ色彩。幼児や小学生が「乗りたい!」=保護者がついてくる。と言った乗せる手法も見逃せません。

 社会実証実験としては、データを見る限り、成功事例となると思いますが、市長も話されていましたが、補助金を受けなくなった段階での今後も見据えて、市民の皆様に乗っていただくことと、さらに乗らなくなったら撤退しますよ!との市民との合意形成が必要だと思います。
 三田市内では、公共交通のあり方の議論が、一部の交通不便地域での議論になってしまっていますが、三田市内全体を眺めての公共交通のあり方を本格的に検討する必要があると思います。
 三田市の人口も箕面市と同規模、三田市に合う移動の方法があるはずです。
 再生塾では、皆さんで議論する場の設定もされており、今後は、私も2期目で本格的に三田市内の公共交通体系のあり方等について勉強したいと考えています。

 さて、パネルでっスカッションでは、モデレーターとして再生塾理事長、京都大学大学院の特定教授でもある土井勉氏らが、約1時間かけて議論しました。
 
 
 土井氏からは、40代や50代の方の車保有が多いが、若者世代の車保有率が下降してきている。その分、健康志向、金銭的な影響で車から自転車へシフトしてきている。との最近のデータが示されました。
 公共交通を体系化する場合、重要なのは、データをしっかり持ち合わせることのようです。
 
 さて、パネルディスカッションでは、本当に元気をいただいたような気がします。
 事業者のパネラーのかたからは、補助金をいただき実証実験などができるのは、本当に幸せ。アイデア次第では、補助金がなくとも運営ができるはず。
 また、行政の公共交通にハラをくくる息ごみが感じられない。との指摘や、未来や希望を描いて市民と話し合いをする作業も大切ではないかと締めくくりました。
 地域公共交通は、得てして「赤字」=コストばかりを気にして議論されることが多いようですが、地域の移動=コミュニティの形成=元気なまちづくり等まちづくりの観点も忘れてはならないと思います。
 
 これからの私のミーティングも公共交通の三田でのあり方を意見交換したいと思います。
  
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