三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

まちなかの樹木について考えよう!

2013年10月10日 | 環境・都市計画
 三田市は、緑に覆われ環境抜群!また、計画されたまちづくり。
 そこに魅力を感じて終の棲家として三田市を選んだ方が多いことは、市民アンケートで判明しています。
 
 会派では、この「緑・樹木」について議論することがあります。
 特に私の住むウッディタウンなどニュータウンと呼ばれてている道路沿いの街路樹についいては、ニュータウン開発後に植樹されたものが、今は大きく育ってきています。
 当時の規定では5m間隔に1本のようでしたが、この間隔では、現在の景観を見てみるとなんだか狭く感じてしまいます。そこで、行政にこの間隔を聞いてみますと「現在の規定では、8m間隔となっています」とのことでした。
 やはり、なんだか狭く感じたことは、「当たっていた」ということなのでしょうか。

 さて、緑は、人の暮らしに潤いを与え、道路に走行している車からも身を守ってくれるメリットがあるのは、ご存知の通りです。
 しかし、デメリットもその裏腹に存在しています。
 ・落葉で道路沿いの住民の清掃が頻繁になる
 ・樹木によっては、歩道の根による浮き上がり、場合によっては高齢者の転倒や怪我
 ・樹木の選定費用の増加(大きくなればなるほど増加)
 ・また、樹木によっては、繁殖力があり雑草のように育つものも・・・
 と言うことで、私たちの会派では、これら樹木の選定費用や道路の補修費のことを考えると、樹木間隔の整理(間引き)とその後の措置について、地域の住民の意見や協力を受けながら実施出来ないか?と考えています。
 その一例が、あかしあ台のリングロード沿いに植わっている「アカシアの木」です。
 
 このアカシアの木は、間もなく黄色く色づきはじめ、ご近所の方や市民からも近くを通過するたびに「綺麗だ!」と思う樹木です。
 
 しかし・・・、この樹木はアカシアの木と言っていますが「ニセアカシア」と言う木で、繁殖力があり、種は遠方まで運ばれ、あちらこちらで繁茂する性質の木なのです。
 昨日撮影した写真の奥では、雑草が綺麗に刈り込まれ、低木がしっかり見えていますが、手前の歩道を見てみると雑草か?と思ってしまうくらいに繁茂した「ニセアカシア」の木が育っています。ここも間もなく選定されますので、奥の歩道のような状況になりますが、他の地域で植えられているケヤキ、スズカケ、ユリノキには、種が落ちてもここまで繁殖力がありません。
 また、あかしあ台の歩道は、他の地域と比べてもニセアカシアの木の根による歩道の浮き上がりの痛みが大きいような気がします。

 今、三田市では「地域課題は地域で可決する」と言う方向に進みつつあります。
 この樹木の選定、樹木の間隔、落ち葉の清掃、低木管理や雑草抜き、なども目の前に転がっている「地域課題」だと思います。
 高齢化が進む中で市民にできることは何だろう!と議論するきっかけにもなりはしないかと思っています。
コメント
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