三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

宅地開発が進むウッディタウン

2014年01月22日 | 環境・都市計画
 21日(火)は、午後1時にあかしあ台小学校に市内の防災リーダーの方々11名が集まり、小学1年と3年の防災訓練を行いました。
 天気は、あいにくのみぞれ模様で、午後1時20分から予定されていた避難訓練は、中止となりましたが、40分から45分間の授業時間を使い、防災倉庫内の備品や消耗品の説明(1年生対象)、アイマスクをしての避難誘導訓練(3年生)を予定通り行いました。
 あかしあ台小学校では、1年生から6年生までそれぞれ異なる防災カリキュラムを実施しており、他の学校のお手本のような取り組みではないかと思います。

 さて、あかしあ台小学校を出てウッディタウンのリング(周回)道路を歩きました。歩いてみると車の移動だけでは分からない部分を見ることができます。
 あかしあ台の歩道の傷み具合はかなりのものです。道路管理者がマーキングしたような形跡もありました。突然「山」のように盛り上がってる歩道がいくつもあり、特に高齢者の方には危険です。

 この原因は、アカシアの木の根の成長によるものです。歩道の補修も順次行っていますが、予算が追いついていません。なかなか、いっきに全ての補修とはいきません。

 今、ウッディタウンのあちらこちらで宅地造成が進んでいます。環境抜群、良好な宅地となっていますので、住宅が次々に建って行きます。
 私の住んでいるゆりのき台でも4丁目~6丁目の宅地造成が同時に進行しています。
 次の写真は、けやき台から平谷川を挟んでゆりのき台4丁目から5丁目付近の開発の画像です。

 左がけやき台、中央が平谷川、右がゆりのき台


 平谷川の橋を渡りきった付近で撮影。ゆりのき台5丁目付近で、233区画の触れ込みです。
 ご覧のとおり、川沿いということもあり、宅地までは緩やかな勾配が付けられています。
 
 次の写真は、同じ平谷川でも上流部にあたるあかしあ台の造成(開発)予定地の状況です。以前、この場所は、福祉法人の施設がありましたが、ある業者に転売。ご覧のように現在施設を取り壊しています。



 この歩道は、平谷川沿いの遊歩道でご近所の皆さんが、散歩コースとして利用しています。
 現在、取り壊しが進んでいるこの施設は、ゆりのき台の開発と同様になだらかな稜線が確保されています。
 しかし、この土地の用途は、第2種住居地域で建ぺい率60%、容積率200%に対し、周囲の住宅地は第1種低層住居専用地域となっていて建ぺい率50%、容積率100%ですので、戸建て住宅が建つ場合でも他の区域と趣が異なるのではないかと思われます。 
 これまでもウッディタウンでは、以前まであった団地群を取り壊し、新たに宅地造成をしているところがあります。
 これらの事例のように、このまちもニュータウンの開発から四半世紀が経過し、当初のハード整備から次のステップに移ってきているとも言えます。
 無論、ハード部分は前述した歩道のように老朽化してきますので、何処かの段階で補修や更新、全く新しい発想や技術を取り入れた整備をして行く必要があります。
 
 しかし、三田市が景観計画を定めた条例の理念で示しているように「良好な景観を次世代まで残す」こともまちづくりの点では看過できません。
 今後の再造成や開発にかかる土地利用や造成形態のあり方も注視して行かなければならないと思います。

 
コメント
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