三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

ワクチン予約接種から見えてくるもの

2021年05月15日 | 生活・教育
 三田市では、4月30日~75歳以上の方の新型コロナワクチン接種先行予約に続き、5月3日から65歳以上の方の予約受付が始まりました。
 30日の電話による予約が始まった途端に「電話がつながらない」。「5分間待たされた挙句に突然不通になる」などの苦情が寄せられました。
 さらにこの状況は、ネット受付と電話による受付が始まった3日以降も同じで、市民の皆様からメールや電話で私にも問い合わせが入りました。
 市役所窓口でも混乱したのではないかと思います。

 そもそもの混乱の要因は、十分なワクチン数が届いておらず、市民の皆様が「いつ接種できるのだろうか?」と不安に駆られたことが最大の要因だと思います。
 刻々変わる国のアナウンス、感染した方が増加しており、十分な治療も受けられていない様子が報道されるたびに、市民の方に不安を与えてしまったのではないでしょうか。
 少ないワクチン数に数万人の方が殺到すれば、いくら窓口を増やしても根本の繋がらない要因の解決にはなりません。
 行政は「平等」を気にします。この「平等」が返って今回のように予約できないことの不安を煽ってしまったと感じます。
 差別するのはなく、区別するやり方で予約対象者の数を絞り込む作業が必要だったのではないかと後出しの論点となりますが、そう感じます。

 さて、三田市長が13日にワクチンの優先接種を受けていたことが報道されました。
 三田市の舵取り役が不在になるのは、やはり危機管理的に言うとまずいとしか言いようがありません。
 ただ、上述したように予約が取れない、数百回電話してもつながらない市民の方の目線に立つとお怒りはごもっともです。
コメント
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