2月9日~10日にかけて、町田市の剪定枝資源化センターと江戸川区役所で取り組まれている保育ママ制度について視察しました。
簡単ですが報告いたします。
町田市の剪定枝資源化センターは、市がごみ処理手数料の有料化に踏み切った際、市民に対してこの有料化分を環境に配慮した政策に使うために基金として積み立てるとの約束をし、この基金を用いて約10億円で剪定枝資源化センターを建設したものです。
この施設は、平成20年4月に供用開始したばかりですが、年間で3,000トンの剪定枝をチップ堆肥(土壌改良材)として処理する能力を有しており、現在熟成処理された製品は、農家や市民の方に有料で取引されています。
なお、この製品は、即堆肥として使用することができないという難点がありますが、例えば牛糞と混ぜ合わせると良質な堆肥が作れるようですし、また実際に多く出荷されているようです。
現在、三田市でも剪定枝はごみ焼却処理されており、新たなごみ減量の取り組みのひとつとして注目したいと思います。
また、江戸川区役所の保育ママ制度については、保護者が共働きをしていたり、病気などで家庭での養育が困難な幼児(1歳未満)を保育ママが保護者に代わって、家庭的な環境の中で愛情を注ぎながら保育する制度であり、昭和44年から続います。
江戸川区役所では、この保育ママ制度以外にも地域・家庭・学校が連携して取り組んでる「すくすくスクール」を実施しており、この事業は、文部科学省が実施している「放課後子どもプラン」のモデルにもなっています。
これらの地域力を活かした取り組みは、30代や40代の子育て世代の流入人口の伸びや合計特殊出生率が東京23区内の平均1.02人を上回る1.33人の数値にも現れています。
このほかにも充実した子育て支援事業があり、人口や財政規模の違いはあるものの、三田市は、まだまだ地域の皆様の力を生かし切れていないと感じました。
(写真は、町田市剪定枝資源化センターでの受入貯留状況)
簡単ですが報告いたします。
町田市の剪定枝資源化センターは、市がごみ処理手数料の有料化に踏み切った際、市民に対してこの有料化分を環境に配慮した政策に使うために基金として積み立てるとの約束をし、この基金を用いて約10億円で剪定枝資源化センターを建設したものです。
この施設は、平成20年4月に供用開始したばかりですが、年間で3,000トンの剪定枝をチップ堆肥(土壌改良材)として処理する能力を有しており、現在熟成処理された製品は、農家や市民の方に有料で取引されています。
なお、この製品は、即堆肥として使用することができないという難点がありますが、例えば牛糞と混ぜ合わせると良質な堆肥が作れるようですし、また実際に多く出荷されているようです。
現在、三田市でも剪定枝はごみ焼却処理されており、新たなごみ減量の取り組みのひとつとして注目したいと思います。
また、江戸川区役所の保育ママ制度については、保護者が共働きをしていたり、病気などで家庭での養育が困難な幼児(1歳未満)を保育ママが保護者に代わって、家庭的な環境の中で愛情を注ぎながら保育する制度であり、昭和44年から続います。
江戸川区役所では、この保育ママ制度以外にも地域・家庭・学校が連携して取り組んでる「すくすくスクール」を実施しており、この事業は、文部科学省が実施している「放課後子どもプラン」のモデルにもなっています。
これらの地域力を活かした取り組みは、30代や40代の子育て世代の流入人口の伸びや合計特殊出生率が東京23区内の平均1.02人を上回る1.33人の数値にも現れています。
このほかにも充実した子育て支援事業があり、人口や財政規模の違いはあるものの、三田市は、まだまだ地域の皆様の力を生かし切れていないと感じました。
(写真は、町田市剪定枝資源化センターでの受入貯留状況)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます