かつて、「されど敬称」というエッセイで、「様」のついていない年賀状をもらったという話を書いたら、知人の雅昭さんがメールをくれた。
「実は、私も『様』のついていない手紙をもらったことがあります。まったく、無礼ですよね」
宛名で呼び捨てされると、自分が軽んじられた気がして非常に不愉快になる。私は差出人に対して、特にアクションを起こさなかったが、雅昭さんは手厳しいお返しをした。
「すぐに返事を書いて送ってやりました。もちろん、相手の名前に『様』をつけずにね」
なんと適切な報復措置! 私もやればよかった。
もし、パソコンで書かれた宛名ならば、設定ミスとも考えられるが、手書きだったら確信犯だろう。いずれにせよ、気分が悪い。
一方、友人の聡一には、こんな悩みがある。
「ときどき、『恥一』って名前の手紙が届くんだよな……。人の名前に使う漢字かどうか、考えればわかるのに」
彼は、腹立たしげにつぶやいた。
「聡」と「恥」では大きな違いである。中には、漢字を正しく覚えられない人もいるので、悪気はないのかもしれない。が、受け取った側は非常にイヤな思いをする。
「俺は、そういうヤツには二度と返事を出さないよ」
ちょっと物足りないが、これも正しい報復だ。
今をときめく『天地人』妻夫木聡や、石原軍団のイケメン、徳重聡はどうだろう。こんな字と間違えたら、ファンにぶっ飛ばされそうだ。おお、コワい……。
15年前に担任を持ったとき、中途退学した生徒から手紙をもらったことがある。彼女は学校を続けることよりも、母親になることを選んだので、子供の話を中心とした近況報告がびっしりとつづられていた。
しかし、宛名には驚いた。
笹木 砂希 先生様 となっていたのだ!
単にルールを知らないだけだろうが、敬称のつけ過ぎはイヤミに感じる。ほめ殺しに近いような不快感だ。
私の指導に、何か不満でもあったかしら??
ふと、そんな想いが胸をよぎった。
聡一には、ぜひ、こんなお返しをしてほしい。
たとえば、「加藤 耕介」さんが、「恥一」にしてきたら、こんな宛名で返信するのだ。
下等 耕介 大先生様
社長殿、でもいいかもしれない。
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「実は、私も『様』のついていない手紙をもらったことがあります。まったく、無礼ですよね」
宛名で呼び捨てされると、自分が軽んじられた気がして非常に不愉快になる。私は差出人に対して、特にアクションを起こさなかったが、雅昭さんは手厳しいお返しをした。
「すぐに返事を書いて送ってやりました。もちろん、相手の名前に『様』をつけずにね」
なんと適切な報復措置! 私もやればよかった。
もし、パソコンで書かれた宛名ならば、設定ミスとも考えられるが、手書きだったら確信犯だろう。いずれにせよ、気分が悪い。
一方、友人の聡一には、こんな悩みがある。
「ときどき、『恥一』って名前の手紙が届くんだよな……。人の名前に使う漢字かどうか、考えればわかるのに」
彼は、腹立たしげにつぶやいた。
「聡」と「恥」では大きな違いである。中には、漢字を正しく覚えられない人もいるので、悪気はないのかもしれない。が、受け取った側は非常にイヤな思いをする。
「俺は、そういうヤツには二度と返事を出さないよ」
ちょっと物足りないが、これも正しい報復だ。
今をときめく『天地人』妻夫木聡や、石原軍団のイケメン、徳重聡はどうだろう。こんな字と間違えたら、ファンにぶっ飛ばされそうだ。おお、コワい……。
15年前に担任を持ったとき、中途退学した生徒から手紙をもらったことがある。彼女は学校を続けることよりも、母親になることを選んだので、子供の話を中心とした近況報告がびっしりとつづられていた。
しかし、宛名には驚いた。
笹木 砂希 先生様 となっていたのだ!
単にルールを知らないだけだろうが、敬称のつけ過ぎはイヤミに感じる。ほめ殺しに近いような不快感だ。
私の指導に、何か不満でもあったかしら??
ふと、そんな想いが胸をよぎった。
聡一には、ぜひ、こんなお返しをしてほしい。
たとえば、「加藤 耕介」さんが、「恥一」にしてきたら、こんな宛名で返信するのだ。
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