これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

カンタン合格祈願

2015年06月14日 20時47分59秒 | エッセイ
 本日は、日本商工会議所主催 第140回簿記検定の実施日である。
 わが娘は、経営学科に入学したこともあり、先月、2級を申し込んでいた。範囲はひと通り学習済みだし、過去問題もやったことはあるけれど、残念ながら、あまり理解できていない状態である。過去問題ではどうしても範囲に偏りが出るから、すべての内容が盛り込まれた問題集を買ってみた。



 問題集は何種類もあって、どれにしようかと悩んだが、立ち読みした限りでは、これが一番よさそうに見えた。
「新しい問題集だ! やるやる」
 期待通り、娘は新品の問題集に飛びついた。しかし、できないところばかりで、なかなか進まない。
「お母さん、ここがわからない」
「どれどれ。うーん、お母さんもわからない」
「だって、2級持ってるんでしょ」
「お母さんが取ったのは、60回記念の超簡単問題だったからな~」
「ダメじゃん」
「答えを見ちゃおう」
 という具合に、迷走しながらも学習が進んでいく。6月になり、網羅型が終わると、次は予想問題に入った。



 TAC出版を選んだ理由は、仕訳カードがついていたからだ。別の問題集も買ってみたが、誤植ばかりで話にならない。以前も、間違いだらけの問題集をつかまされた経験があるので、偶然とはいえ、ミスのないありがたさがわかった。私はTAC出版の回し者ではないが、「解答用紙が間違ってるじゃないか!」といったイライラは感じず、効率のよい学習ができる点でおススメできる。
 そして迎えた当日。2級は13:30開始である。
「何時に出るの?」
「12時くらい」
 早めのお昼を食べて行くと言うので、娘の好物であるカレーライスを用意する。
 隣の部屋で、彼女は最後の仕上げ学習をしているようだ。追い込みの2週間は遊びにも行かず、テレビも携帯も我慢してよく勉強した。何とか合格できればよいのだが。
 ご飯をよそう時点で、思いつくことがあった。少々手間はかかるが、やる価値はあるだろう。
「お昼だよー!」
「はーい。えっ、何これ、すごい」
 


 即席、合格祈願カレーのでき上がり!
 無事、受かるといいな。


    ↑
クリックしてくださるとウレシイです♪

※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする