これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

医者が教える食事術

2018年11月01日 22時52分04秒 | エッセイ
 図書館で本を選んでいた。
 どの本も「私を借りて~」と媚を売ってくる。だが、、興味のない本だったりするのでスルーだ。
「あ、これ、いいかも」
 そんなとき、気になる本が見つかった。



「医者が教える食事術」
 期待を裏切らない本だった。
 不調のほとんどは「血糖値が原因」と言い切る点には共感する。私は血糖値が高めなので、少々疲れやすい。肌も荒れがちだし、いいことは何もない。
 昨年の人間ドックは、クリスマス後の日程だったせいもあり、酒とスイーツを堪能したおかげで、HbA1cは過去最多の5.9であった。
「ぐえぇぇぇ~」
 結果を見たときの私は、いささか狂人の体をなしていたかもしれない。糖尿病に一歩近づいただけでも、平常心ではいられない。
 だが、今年は違う。
 9月から、パンの代わりに押麦を食べることにした。



 みそ汁と一緒に煮込み、柔らかくなれば出来上がりだ。
「うま~い」
 美味しく食べられる上、麦は血糖値がゆるやかに上昇する性質を持つ。
 さらには、カカオ70%以上のチョコレートなら食べてもいいと書いてあったし、糖質をとったらすぐに歩くなどの運動をすれば、血糖値が上昇しないとの心強い言葉もうれしかった。
 10月に職場の健康診断を受けて、先日、ようやく結果が届いた。
 気になるHbA1cは……。



 決して低くはないけれど、少々減って5.6まで下がった。
「やった~!」
 これで、人並みになれた気がする。これからも、甘いものはほどほどにして、食後はすぐに運動するよう心がけよう。
「ん?」
 喜びもつかのま、初めて見る診断に心が凍り付く。



 洞性不整脈って何だよ……。
 一難去ってまた一難とは、このことか。
 不整脈は、押麦じゃ解決するわけないよね。


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コメント (8)
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