『敗走記』
貸本漫画の戦記物を書いていたころを思い出す水木さんと布美枝さん。
水木さんは、『敗走記』は、自分の身に起こったことを書いているので、昔書いていた戦記物とは違うと言います。
昭和19年ニューブリテン島
味方は全滅。
水木さんがよじ登った崖。崖の上には敵。
崖っぷちに、ぶら下がります。
夢の中で、イカルが、そっくりの光景を見たと言います。
そのとき、必死で茂の名前を呼ぶ、イトツとイカル。
「しげるさーん!」「生きて戻れ!」「死んだらいかんぞ!」
イトツとイカルの声が、水木さんに届いたそうです。
その声のせいか、敵は通り過ぎていきます。
それからが、一難去ってまた一難。
何日もかかって、ジャングルをくぐりぬけ、元の部隊に戻ったら、敵前逃亡と非難されます。
3日後、マラリアに、かかります。
高熱でふらふらになっているとき、左手を爆撃でやられます。この場面は、以前にも出たことがあります。
『敗走記』は、『ラバウル戦記』の続きと、水木さんが布美枝さんに話します。
『ラバウル戦記』は、復員してしばらくたって、書き続けていたそうです。
いつかは、これを漫画に書かなければと思っていたと。
今日のひとこと
「本物の戦争を書かんといけん。」
辛い戦争体験をした水木さんの使命感でしょう。
断片的な描写でしたが、水木さんの戦争体験がリアルに伝わった回でした。
この回をこの時期(終戦記念日の週)にもってくるというのは、スタッフの人たちが最初から意図されたことだったのでしょうか。そうだとすれば、すごいなと思います。
明日は、元軍曹の三井さんが水木家を訪れるようです。
また違った話が出るのでしょうか。
貸本漫画の戦記物を書いていたころを思い出す水木さんと布美枝さん。
水木さんは、『敗走記』は、自分の身に起こったことを書いているので、昔書いていた戦記物とは違うと言います。
昭和19年ニューブリテン島
味方は全滅。
水木さんがよじ登った崖。崖の上には敵。
崖っぷちに、ぶら下がります。
夢の中で、イカルが、そっくりの光景を見たと言います。
そのとき、必死で茂の名前を呼ぶ、イトツとイカル。
「しげるさーん!」「生きて戻れ!」「死んだらいかんぞ!」
イトツとイカルの声が、水木さんに届いたそうです。
その声のせいか、敵は通り過ぎていきます。
それからが、一難去ってまた一難。
何日もかかって、ジャングルをくぐりぬけ、元の部隊に戻ったら、敵前逃亡と非難されます。
3日後、マラリアに、かかります。
高熱でふらふらになっているとき、左手を爆撃でやられます。この場面は、以前にも出たことがあります。
『敗走記』は、『ラバウル戦記』の続きと、水木さんが布美枝さんに話します。
『ラバウル戦記』は、復員してしばらくたって、書き続けていたそうです。
いつかは、これを漫画に書かなければと思っていたと。
今日のひとこと
「本物の戦争を書かんといけん。」
辛い戦争体験をした水木さんの使命感でしょう。
断片的な描写でしたが、水木さんの戦争体験がリアルに伝わった回でした。
この回をこの時期(終戦記念日の週)にもってくるというのは、スタッフの人たちが最初から意図されたことだったのでしょうか。そうだとすれば、すごいなと思います。
明日は、元軍曹の三井さんが水木家を訪れるようです。
また違った話が出るのでしょうか。