ポチの女房

専業主婦のつぶやき

ゲゲゲの女房 第130回

2010-08-26 22:38:37 | ゲゲゲの女房
三日休んですっかり回復した水木さん。

安来の兄・哲也さんから電話。
貴司さんが海に落ちて亡くなったのです。
「大丈夫か。」と声をかける水木さん。
「こっちは、ええけん、しばらくおってやれ。」と布美枝さんの肩に手をおきます。
「おばば、なして貴司をつれてってしまうの。」とおばばの写真に語りかける布美枝さん。

翌日の午後、布美枝さんは、赤羽の姉・暁子さんと実家にかけつけます。
すでにだびにふされたあとでした。
「貴司、骨になってしまったわ。」と父・源兵衛さん。
切なすぎます。
子供たちの好物の岩のりをとりにいって、波にのまれたとのことです。

姉妹4人で同じ部屋で寝ることになります。
「おばばのつくるおはぎ、おいしかったね。」と会話がはずみます。
そのうち、貴司さんのことになり、「急におらんようになるなんて、私、納得いかんよ。」といずみさん。
「きっと貴司が悔しい思いをしとるよ。」と姉・ユキエさん。

貴司さんのことを想い眠れぬ布美枝さん。
酒屋に行くと、源兵衛さんがいました。

今日のひとこと
「親より先に死んでしまうのは親不孝だ。」

源兵衛さんの思いの丈を発したことばです。
まさにその通りだと思います。
人の死は、悲しいことですが、いつかはやってきます。
でも、親より子供が先に亡くなってはいけません。
親の気持ちを思うと、胸がはりさけそうになります。
本当に悲しくて、またいっぱい泣いてしまいました