三日休んですっかり回復した水木さん。
安来の兄・哲也さんから電話。
貴司さんが海に落ちて亡くなったのです。
「大丈夫か。」と声をかける水木さん。
「こっちは、ええけん、しばらくおってやれ。」と布美枝さんの肩に手をおきます。
「おばば、なして貴司をつれてってしまうの。」とおばばの写真に語りかける布美枝さん。
翌日の午後、布美枝さんは、赤羽の姉・暁子さんと実家にかけつけます。
すでにだびにふされたあとでした。
「貴司、骨になってしまったわ。」と父・源兵衛さん。
切なすぎます。
子供たちの好物の岩のりをとりにいって、波にのまれたとのことです。
姉妹4人で同じ部屋で寝ることになります。
「おばばのつくるおはぎ、おいしかったね。」と会話がはずみます。
そのうち、貴司さんのことになり、「急におらんようになるなんて、私、納得いかんよ。」といずみさん。
「きっと貴司が悔しい思いをしとるよ。」と姉・ユキエさん。
貴司さんのことを想い眠れぬ布美枝さん。
酒屋に行くと、源兵衛さんがいました。
今日のひとこと
「親より先に死んでしまうのは親不孝だ。」
源兵衛さんの思いの丈を発したことばです。
まさにその通りだと思います。
人の死は、悲しいことですが、いつかはやってきます。
でも、親より子供が先に亡くなってはいけません。
親の気持ちを思うと、胸がはりさけそうになります。
本当に悲しくて、またいっぱい泣いてしまいました
安来の兄・哲也さんから電話。
貴司さんが海に落ちて亡くなったのです。
「大丈夫か。」と声をかける水木さん。
「こっちは、ええけん、しばらくおってやれ。」と布美枝さんの肩に手をおきます。
「おばば、なして貴司をつれてってしまうの。」とおばばの写真に語りかける布美枝さん。
翌日の午後、布美枝さんは、赤羽の姉・暁子さんと実家にかけつけます。
すでにだびにふされたあとでした。
「貴司、骨になってしまったわ。」と父・源兵衛さん。
切なすぎます。
子供たちの好物の岩のりをとりにいって、波にのまれたとのことです。
姉妹4人で同じ部屋で寝ることになります。
「おばばのつくるおはぎ、おいしかったね。」と会話がはずみます。
そのうち、貴司さんのことになり、「急におらんようになるなんて、私、納得いかんよ。」といずみさん。
「きっと貴司が悔しい思いをしとるよ。」と姉・ユキエさん。
貴司さんのことを想い眠れぬ布美枝さん。
酒屋に行くと、源兵衛さんがいました。
今日のひとこと
「親より先に死んでしまうのは親不孝だ。」
源兵衛さんの思いの丈を発したことばです。
まさにその通りだと思います。
人の死は、悲しいことですが、いつかはやってきます。
でも、親より子供が先に亡くなってはいけません。
親の気持ちを思うと、胸がはりさけそうになります。
本当に悲しくて、またいっぱい泣いてしまいました
