ポチの女房

専業主婦のつぶやき

おひさま 第57回

2011-06-08 21:21:01 | おひさま
育子は二人の前でに座り、和成に「陽子を幸せにする自信はあるんですか。」と聞きます。和成は「いえ、その自信はありません。私が陽子さんといると幸せになれるんです。その自信ならあります。」育子は、それを聞き「気にいった。陽子、おめでとう。」和成の人となりが良く出ている台詞だと思います。明日には出征して帰ってこられるかどうかわからないのですから、幸せにする自信があるといったら、嘘ですよね。

結婚式は、たんたんと。
とうじそばをふるまう道夫。道夫の夢だったそうです。

【きょうのツボ】
徳子が道夫に「お父ちゃん、おめでとうございます。夢がかなってよかったね。」道夫が「ありがとうございます。」その会話を聞いた和成が「変な夫婦。」と言ったのに対して、道夫と徳子がハモって「どこが。」と言ったところ。

良一と春樹を見送り、急に心細くなる陽子。
結婚して最初の夜が、夫との最後の夜。当時は、こんな夫婦、けっこういたのでしょうか。真知子が言うように「残酷よね。」です。
その夜、二人きりにしてくれる道夫と徳子。二人とも和成と一緒にいたかったでしょうに。
結婚して最初の夜、二人きりの夜、というとどんな描かれ方をするのか、ドキドキ。
和成は家の中を案内。
「陽子っていい名前だね。僕が太陽を見て陽子さんを想うことができる。どこに行くかわからないけど、世界中どこにいても太陽はあるから。」もろに愛の告白です。そのあとの冗談はなかった方がよかったかも?
二人一緒だったのは、その夜だけだったわとナレ。切なすぎます。