民男君が、笹井さんの大事な絵をみつけてくれます。
「お父さんが帰ってきました。」と喜ぶ笹井さん。(先週の予告で、この場面が出たので、あかりさんの父親と誤解してしまいました。)
橘先生が、田中荘を訪ねます。
初音「全部お話ししてもらえますやろか。」
橘先生「千春さんとは音楽サークルで知り合いました。僕がトランペットを教えていたんです。若くても心から尊敬できる女性でした。ある日、彼女が家を出てきたと僕の部屋にやってきました。この人を一生守りたい、ずっと一緒にいたい、そう思いました。2年ほどして、ボストンの音楽院に留学しないかと声がかかりました。アメリカへは、千春さんと一緒にいくつもりでした。でも、彼女の答えは、ノーでした。僕に別れてくれと。結局、僕はひとりで日本を離れ、それっきりです。きっとどこかで幸せに暮らしているだろうと。」
初音「それやったら、なんで今頃ここにあらわれましたんや。」
橘先生「偶然です。あの店がちはるだったとは。」
初音「そやったら、孫のことも。」
橘先生「知りませんでした。」
初音「孫は、千春とあんさんの子ですんか。」
橘先生「申し訳ありません。」
初音「なんのわびですねん。孫のことは、わびなあかんことなんですか。」
橘先生「僕にできる限りのことは。」
初音「ひとつだけお約束を。あの子に父親と名乗ることは遠慮してもらいまっせ。」
のぞみさんが胎動を感じたお祝いにトランペットを吹くあかりさん。
その音を聴く橘先生。
村上家に電話する初音さん。
本日のつっこみ処
「橘先生の話、聞いていると無責任だと思います。まず、千春さんが家出したとき、なぜそのまま2年間も同棲したのか。アメリカから帰国したとき、千春さんをさがそうとしなかったのか。つきあっていたのに、千春さんの実家のことを全く知らなかったのか。」
(橘先生は、今でも独身なのか、それとも家族がいるのか、そういうことが全く描かれないのが、不満です。千春さんとのいきさつも、ドラマでちゃんと描いて欲しかったです。)