長い立派なツノを持ったシロサイ。
サイはアフリカでも見ることが困難な動物の一つです。これもやはり人間が関わっています。高額で取引されるサイのツノを狙って密猟者が横行しているのは今も同じです。
シロサイの親子。
アフリカにはもう一種、クロサイが生息しています。ここソリオでもレアな生き物で、残念ながら遭遇できませんでした。性質もシロサイとクロサイではだいぶ違うようで、比較的のんびりとしたシロサイに比べクロサイは神経質なようです。どちらも草食ですがシロサイは草を食べ、クロサイは葉や実を食べます。ですのでシロサイは開けた草原で下を向いて地面に顔をつけて草を食べているので比較的見つけやすいのですが、クロサイは樹木などの葉を食べるので開けた草原ではなく樹木の繁ったところにいます。数が少ないのに加え見つけにくい場所を生活の場所にしています。
シロサイとクロサイの見た目の一番の違いはその口吻です。シロサイは草を食べやすいように口先が平らになっています。(シロサイの名前の由来はこの口にあるようです。ワイド→ホワイトなどいくつかの説がありますが、クロサイは片方がシロならクロでいいだろ、ということらしいです。いいかげん。)クロサイは立ち木の葉を食べるために口先が細いおちょぼ口になっています 。下の写真はナミビアで出会うことのできたクロサイです。
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