笑っているように見える子ザルの表情。哺乳類の撮影をしていると、時々撮影している動物が笑っているよう見える画が撮れる時がある。それはほとんどが笑っているわけではない。警戒していたりする時の顔が人間からすると笑っているように見えることが多いように思う。
ところがどうもこのニホンザルに関しては笑っているのではないかと思えてしまう。遊んでいるときやリラックスしている時にもこういった表情を見ることがあるのである。さて、いかがでしょう。
先日行きました長野県地獄谷の写真を整理中に見つけた小さな花のような雪の結晶。目の下。分かりますでしょうか。
サルは温泉に入っているので、直ぐに溶けてしまうだろう、一瞬の画。
気を付けていたら他にも見つけました。
先日、長野県山ノ内町にある地獄谷野猿公苑に「スノモンキー」の撮影に出かけてきました。暫くこのブログも「サル」だらけになりますがご容赦下さい。
地獄谷にいる間は「雪降れ。」と思っていますが、いっとき降りが予想外に強くなると「そこまで降れとは言ってない。」と思う身勝手、我儘。
滞在3日のうち。2日降雪。まずは上々の撮影日和となりました。あとはサルたちとこちら次第の撮影。「温泉に入るサル」として有名ですが、温泉の周辺にもサルたちは活動しています。
首都圏は大雪だというニュースが流れ続けていますが、どうやら大きな混乱はないようです。
ここ群馬高崎は雪の降ることもなく、綺麗な三日月が出ています。近くには木星。
先ほど庭に出て空を見てみると前の家の屋根の上に怪しき三日月。カメラを取ってきて600mmのレンズで手持ち撮影、後、トリミング。近頃のカメラはホントに凄い。
二日月でも四日月でもなく「三日月」という言葉が大メジャーになっている理由が分かるような、妖の月。
月は満月、半月と三日月だけだと思っている人は意外と多いらしい。
僕はそんなに信心深い訳ではないので、普段から神仏を拝む習慣はありません。それでも、見えない神仏への小さな祈りが素朴に具現化した野仏は、人の温もりや悲しみを感じられるものです。野晒しになっているのは、作り置いた人の想いが昇華された証かもしれません。
群馬高崎は静かな年明けとなりました。昨日、大晦日は雪もチラつく怪しい日和でしたが年明けは風もさほどなく穏やかな日になっています。
昨年、お世話になった皆様、ありがとうございました。
本年も引き続きよろしくお願いします。
さて、今年はどんな年になりますか。