2匹の赤んぼザルと毛繕いでコミュニケーションをとる母ザル。群で生活をしているヤクザル。この時期、何頭かの赤ん坊が群れの一員に加わる。まだ歩くのも心許ない赤ん坊たち。しばらくは同じ時を過ごしていくことになるのでしょう。
モノクロザル。
小雨模様の屋久島。暗い。
屋久島は周囲130km程の五角形の形をした島。グルリと舗装された道で一周できます。島の西側は民家も少なく、道路も狭く車もあまり通らないのでサルやシカがそこここに現れます。下の写真は道路の側溝から顔を出したところです。
雨量の多さ湿度の高さが屋久島の森を形成しています。南国にありながら標高1.936mの高山を有するために亜熱帯から亜寒帯の植物層が見られます。この写真は白谷雲水峡の照葉樹林の流れのある景色です。靄が森の深淵さを強調してくれました。
屋久島と言えば杉の巨木が一つの象徴になっています。島を巡っているとそこかしこで巨木に出会えるのは凄いことです。屋久杉と呼ばれるものは樹齢1,000年以上のもので、樹齢2,000年、3,000年などという古木がゴロゴロしている。
雨の多い屋久島。雨後の森は緑を一掃際立たせる。