爪の欠けたアメリカグマ

アメリカグマ（アメリカクロクマ）が川を登ってくるサケを狙っています。右の前足の爪が一本欠けています。痛そう！　何があったのでしょうかね。

まだ、やっとサケが登り始めたばかりで数が少ない。クマは基本的にサケを獲るのがへたくそなようで、この日も何匹かのクマがサケ獲りに挑んでいましたけれど結局一匹のサケがクマの餌になっただけでした。日に日にサケの量も増えてくるものと思います。そうすれば狩のへたくそなクマも数撃ちゃ当たる。
もう少しの辛抱です。

ブラウンベアー大接近

アラスカに旅をする目的のひとつがクマに出遭うことです。
アラスカにはホッキョクグマ、ヒグマ（グリズリーやブラウンベアー）、アメリカグマがいます。ホッキョクグマはここ東南アラスカでは出会えませんがヒグマとアメリカグマには出遭えます。
夏には川を登るサケを狙ってクマたちも川に出てきます。このブラウンベアーも川にようやく登り始めたサケを追いかけて川を登って来ました。３ｍほどの距離まで来た時の画がこれです。そのまま、通り過ぎると思ったのですけれど、突然顔をこちらに向けました。手を上げて立ち上がり威嚇したら遠ざかってくれました。ちょっとたまげましたけれど「楽しい。」と思ったことも確かです。
眉間から左の耳の前にかけて大きな傷をもつこの若グマを「やんちゃ」と名づけました。「やんちゃ」はこの翌日も私たちと遊んでくれました。

山のPoohさん

一応クマ好きとしてはこんなのもありかな。
クマは動物の中でも最も強く、人間にとっては喧嘩したくない怖い存在のはずなのに、ぬいぐるみの対象としてはとっても人気がある。
本物は怖いのに偽者はカワイイ。

面白いですね。

大きな大きな鼻の穴

船の直前に浮上したザトウクジラ。
大きな鼻の穴が見えました。
ここから俗に言う「潮吹き」をするわけです。
人間の頭くらい、簡単に入ってしまいそうな鼻の穴です。
たまに鼻づまりを起こしているようなクジラに遭うときがあります。その「潮吹き」の音はビュルルルルーッとつまった音がします。風邪をひいているのかもしれないなと思ったりします。