青森県「八甲田ブナ林」の森。ブナ林は日本の森の典型的な景色のイメージがありますが、建材としては不向きなためにスギやヒノキの植林に変わられて、その規模は縮小してしまいました。基本的にブナを中心にした落葉樹で構成されているブナ林。ブナ林の紅葉にピッタリとはまると、空気さえも黄色く感じられるほどに、目に映る景色はまっキッキになります。
ブナを中心にした森の中を渓流が縫っていきます。木々は黄金色から茶色にと刻々と変化していきます。
十和田湖から流れきた渓流沿いには人が歩ける遊歩道があります。でも駐車場はほとんどありません。車を止めることのできるスペースを見つけては、そこからの渓流の撮影。
日没直後。束の間、満月前の月が見えました。600mmのレンズで手持ち撮影しましたが(トリミング)、「三脚で」と思い、家に取りに行って帰ってくると既に月は厚い雲の中。
それにしても昨今のカメラ・レンズはこんなものも写してくれる。
下の写真は引いた画ですが、月の北側に明るく輝いている星がありました。木星だと思います。
木星と思われる星を大きくしてみると衛星のようなものが写っていました。ガリレオとかでしょうか。二個の光が見てとれますが(左右に)手持ち撮影で写るものなのでしょうか。光度があれば映るのか。もっと露出補正をマイナスにしたら手持ちでも木星の縞も映るのかしら。シャッタースピードは速くなるしね。今度やってみましょ。特段、意味はないのだけれど。