慶長3年(1598)井伊直政によって築城された高崎城趾に残るお堀と高崎市役所。
昔の話です。
自分が中学生の時(通った中学はこの城趾内にありました。今では市役所が建っています。)このお堀で時々釣りをしました。もちろんお堀で釣りをするのは禁止されています。お堀には小さなモロコやタナゴ、フナ、コイ、ナマズなどが生息していました。まだ子供だということで見回りに来ているお巡りさんも目こぼしをしてくれました。時には後ろに立って自分の釣りを見て「何が釣れるの」などと話しかけてもくれました。
釣りの狙いはフナと小型のコイ。小さな魚は釣ってもつまらないし、大きなコイはとても釣れない。(50cmを超え1m近いものもいました)ので適当に面白いフナが標的。餌はミミズ。浮にまず当たりが出るのはモロコなどの小魚。その当たりには手を出さず辛抱していると浮きが大きく消し込むか横に走る。これが本命の当たり。合わせると20cmから30cm近いフナが釣れました。当時でもお堀で釣りをする人間などいませんでした。いけないことです。反省します。が、楽しかった!!
夕陽の高崎市役所。
市役所横に「高崎公園」があります。桜の名所でもあり眼下には烏川が流れ観音山が見渡せます。下の写真は高崎公園内に立っているタヌキの石像。この狸、妖怪。昔、この公園は葦原が広がる人気のない原っぱでしたが烏川に抜ける近道でもありました。烏川で魚を釣った村人が夕暮れに早く家に戻ろうとこの葦原を通ると、この化け狸が現れて「魚籠ごと置いてけ。」と釣り人を脅し、魚を取ってしまった、という言い伝えがあります。
高崎公園から観音山を臨む。夜空に浮かぶ高崎観音はちょっと不気味。幼い頃、何度この観音様が襲ってくる恐ろしい夢を見たことか。子供に恐怖を与える高崎のシンボル。
朝、庭に出ると聞き覚えのある鳥の声。毎年10月22日前後に初認するジョウビタキが今年もやってきてくれました。写真の個体はメスのようです。警戒心がまだ強く近づけません。
空にはうっすら、ほぼ下弦の月(明日が下弦の月)。
片足のキセキレイがおりました。まだ若鳥だと思いますが懸命に餌を探しておりました。
いつ片足を喪ったかは分かりませんが、生き抜いていくには大きなハンデとなるでしょう。
飛び立つときにバランスを保てないのか、バタバタともがくようにしてやっと空中に上がるといった感じです。
餌を見つけて啄みました。
流石にバランスを取るのが難しそうです。
群馬・奥利根でニホンザルの大集団に遭遇しました。とは言え、人馴れしていない猿たちは人間の姿を見掛ければ多くの個体が森の奥に姿を消してしまいます。中には人間への警戒心よりも食欲が勝つものもいれば毛繕いに夢中の猿たちもいます。
これから寒くなる日々に備え、サルたちもたくさん脂肪を付ける必要があります。
奥利根はその名の通り利根川の源流近く。洞元湖、奥利根湖などを要する水源地。
19号通過の後、水量はまだ多く、河原に降りる道などはまだ水没しているところがあります。
洞元湖の水にも濁りが入っておりました。
それでも奥利根湖近くになれば利根川も澄んできます。紅葉も少しづつ始まっています。
ご近所をほんの少し散歩してみました。カメラは持たずに(危ない人と思われる可能性がある)ノラを見つけてみました。三匹の初対面のネコを見ましたが、いずれも警戒心が強かったのでノラだと思われます。わずか100mほどの範囲に六匹のノラを確認することになりました。我が家の周りは結構ノラ猫天国かもしれません。
いつものノラ。
警戒心丸出しのノラ。
逃げた。