スノーモンキー／地獄谷 １０

長野県、地獄谷。
今月の初めに撮ったスノーモンキーの写真。もうずいぶんと季節が進んでいる。
そろそろ最後にしましょう。

サルも人も温泉に浸かると目を閉じたがる。何故か手は出てる。

「サルも木からなかなか落ない。」

スノーモンキー／地獄谷 ９

長野県地獄谷。

スノーモンキー撮影の基地にしている地獄谷温泉・後楽館。一軒宿の古い旅館です。
最初に温泉に入ることを覚えたサルはここの露天風呂に浸かったのが始りです。その後、衛生面などを考えて野猿公苑内に露天風呂を設置し今に至っているようです。

この宿には女性専用と混浴の露天風呂があり、冷え込む夜には暖を求めてサルたちがここの温泉を使うこともよくあります。

この写真は後楽館の露天風呂に温まりに来たサルを写したものです。
夜の露天風呂のライトがちょうど逆光になってサルを撮らせてくれました。

スノーモンキー／地獄谷 ８

長野県・地獄谷。

妖精のような子ザル。
温泉から出てきて体は濡れたまま。
来年の年賀状に使いましょうか・・

サルは温泉から出るとプルプルって体を振って雫を飛ばします。それでほぼ体は冷えないようです。
で、時には下の画のように、近くでカメラを構える人間に雫のお返し。

スノーモンキー／地獄谷 痛い

長野県地獄谷。

噛まれた。
「痛い！！」

なのですけれど、グルーミングや毛づくろいの延長なのかもしれません。
ここのサルを見ていると結構強引な毛づくろいをしていますが、ちょっとやり過ぎかもしれません。

スノーモンキー／地獄谷 眼差し ２

長野・地獄谷。

子ザルの表情はとても豊か。

それとは別に、サルたちの中にも美形とそうでもないのと、ちゃんといます。ひょうきんな顔をしているのもいれば間の抜けた顔をしているやつ、強面のもいます。
下の画のサルはかなり美形でやさしい顔をしていました。



強面のも。

スノーモンキー／地獄谷 母子 ２

長野・地獄谷。

抱きしめるという行為は安全な居場所を担保するということでしょうか。言い方を変えれば「愛情の伝達」と言えるのかもしれません。この子に、そしてこの子の子に、またその子の子に・・・それが自分自身の未来への伝達になるということが「愛」ということでしょうか。

「触れる」ということの重要性をサルを見ていて認識するというのは、我ながらちょっと情けないことと・・・。

スノーモンキー／地獄谷 ７

長野・地獄谷。
サルたちの表情は豊かです。そんな一瞬を切り取るのも楽しいです。

下の画は風呂上りの図。
サルは肌に汗腺がなく発汗機能を持っていないので湯冷めをしないようです。でも冷えそうですね。
サルたちは温泉から出ても平気で雪の上を歩いています。

スノーモンキー／地獄谷 ６

長野・地獄谷。

気温が氷点下よりも上がると地獄谷のサルたちは急に活発になります。
画は地獄谷を流れる横湯川を軽々と飛び越えるサルです。
動きのある生き物を撮るのも楽しいものです。

スノーモンキー／地獄谷 ５

長野・地獄谷。
このサル、何をしているのか分かりますか？
降ってくる雪を食べているんです。たぶん変な奴。気持ちは分かります。



こちらは変な奴ではなく変な表情。
あてぶりで吹き出しが付きそうです。
「Yes, it was my way～～！」
とか・・・

スノーモンキー／地獄谷 雪

長野県、地獄谷。
積もった雪の上で遊ぶ子ザル。
少々プラス補正をして子ザルを浮き上がらせようと試みました。雪をプラス補正ですからシロトビ覚悟です。

プラス補正を抑えた画が下になります。

気温が氷点下を上回れば子供たちは活発に動きます。