風と水の記憶 Mitsuhiro's Photo Page/ 田谷光宏

日常のこと。旅先のこと。生き物達のこと。つれづれを写真と一緒に。

白い虹

2009-12-27 21:21:11 | アラスカ
アラスカの船旅。
早朝、海に白い虹が架かりました。
ここ南アラスカの夏は多雨多湿です。朝はたいていモヤが辺りを覆います。そのモヤの中に虹が出ましたが、その色は白一色。
この気候がアラスカの針葉樹林や氷河を育てます。モヤに煙る風景がここの景色として最もぴったりとはまります。
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流氷で休むハクトウワシ

2009-12-18 22:34:00 | アラスカ
ハクトウワシはアメリカ合衆国の国鳥です。とは言うものの本土ではほとんど見られなくなってしまったそうです。
アラスカの船旅をしているとハクトウワシは何時でも近くでこちらを見ているように思います。魚食性の猛禽ですので海岸近くで暮らしていることが多い鳥です。この画のように流氷で休んでいる姿もよく見かけます。大きくてたいへん美しい鳥です。
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アラスカ半島の風景

2009-12-14 22:58:16 | アラスカ
アラスカ半島はまだ、クマが支配する大地でいます。もちろん人間の影響を受けない、純粋な意味での支配ではありませんけれど。
町らしい町もありません。アクセスもたいへんめんどくさい。そのお陰で人間の気配がとても希薄です。夏には雪どけの水があちこちで海に注ぎ込み、ふるさとに戻ってきたサケが登り、それを狙ってクマが川に出てきます。
この画は、まだサケが川に上がる少し前。サケを待ちながらも草を食んで空腹を満たしているブラウンベアー(アラスカヒグマ)と海岸近くまで迫るクマたちの支配する森林の風景です。撮影者の後方は海です。
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アラスカに咲いていたワスレナグサ

2009-12-02 00:02:48 | アラスカ
forget-me-not
アラスカで見つけたワスレナグサの一種です。だと思います。さりげなく、ちょこっとたたずんでいました。自分がそんな意味深な名前だとはつゆ知らず、人に見られることなど意識せずに可憐に咲いておりました。

女性の無茶振りに答えようとして命を落とした男の”いまわのきわ”の言葉だそうです。そりゃぁ目の前で彼氏が死んだら、それも自分が殺したようなものであるならば「忘れない」と思うけど・・・
などと、いじけた考え方をしてはいけないですね。
でも。自分が死ぬ時には「僕を忘れないで。」とは思わないな。「みんな、みんな忘れて欲しい。」ってきっと思う。と、思う。
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