アフリカ・ボツワナ共和国は南アフリカの北に位置する内陸国です。面積は60万0370km2(日本の倍弱)に200万の人が暮らしています。首都はハバローネ。言語はツワナ語と英語。イギリス圏に属しています。「ボツワナ」とは「ツワナ人の国」という意味です。主産業はダイヤ及び地下資源。観光。国土の17%が自然保護区になっています。
この国のオカバンゴデルタ地帯に行ってきました。
9月現在、ボツワナは乾季で雨はほとんど降りませんが、滞在中2・3度、夜中にぱらぱらと降雨がありました。しかしその程度では乾いた大地を湿らせることなどできません。デルタ地帯の河川の周囲は緑がありますが、少し離れると乾燥しきった大地と灌木の地です。
夜には天頂付近は満点の星。南半球の星星がプラネタリウムのごとく輝いています。ところが地平線付近はかすんでいて星はまったく見えません。何日かしてその原因に気が付きました。砂埃です。動物と風が舞い上げた細かな砂塵が昼も夜もずっと漂っているのです。
もっとも写真を撮ることを考えると、そのかすんだ風景がデフューズとなって光の演出をしてくれたのも事実です。(カメラには酷だったですけれど・・・)
さて、ボツワナでのキャンプ生活は思ったより快適でした。キャンプの設備は整っていましたし、ガイドも優秀でした。
夜にはテントの周囲をゾウが歩き、目の前の川では夜中じゅうカバが草を食む「ガシュ、ガシュ」という音が響いていました。テントの床下はイボイノシシのねぐらになっていたりしました。ほとんど笑い話です。
さすがに危険なので夜間はテントから外に出ることは禁止。それはそうです。目の前でカバがケンカしたりしているのですから・・・
現在、膨大な写真を前に途方にくれている状態です。少しずつでも写真をアップしていきたいとは思っています。
このアフリカゾウの写真はたぶん最も近くにゾウが寄ってきたときのものです。レンズは18-55mmです。近いのが分っていただけると思います。緊張しましたが楽しかった。