風と水の記憶 Mitsuhiro's Photo Page/ 田谷光宏

日常のこと。旅先のこと。生き物達のこと。つれづれを写真と一緒に。

イチゴヤドクガエル

2011-09-12 23:54:16 | コスタリカ
映画「ライフ」でも紹介されていたイチゴヤドクガエルです。映画ではおたまじゃくしを背負って高い木の上の着生植物にたまる水の中に運ぶ映像が紹介されていました。自分はその光景を目撃する事はできなかったのですけれど・・・
大きさは2cmにも満たないほどの小さなカエルで足の部分が青くなっているので「ブルージーンズフロッグ」とも呼ばれているようです。コスタリカでは普通に見ることができるカエルです。

アメリカ大陸の両生類はツボカビ症の脅威にさらされています。自然界で流行してしまうと手の施しようがないようです。多くのカエルの減少、絶滅に関与しているそうです。もしかしたらこの愛らしいカエルも見られなくなる可能性があります。このツボカビ菌は人間が運んだという説があります。毎度毎度のことですが人間が関わっているのかもしれません。ちなみに日本のカエルは耐性があるようです。
もちろん日本のカエルが大丈夫だといっても、巡りめぐってその影響が日本にも返ってくるかもしれません。耐性を持った日本の両生類を人間が海外に運んで、そこから広がったと考えている学者もいるようです。どちらにしろ対岸の火というわけにはいかないですね。

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バシリスク

2011-09-09 22:44:26 | コスタリカ
バシリスクの若だと思います。コスタリカではいたるところで見かけます。

バシリスクといえば神話に出てくる怖いヘビ。睨まれただけで死んじゃう。そんなバシリスクがコスタリカにはごちゃごちゃといる。ヘビではなくてトカゲですけれど・・・
その体色からか世界一美しいトカゲということらしいです。草の緑に溶け込むつもりの色なのかもしれません。(でも、木の幹とかにへばりついていることが多かった)目は金色でなかなかきれい。逃げる時には水の上を二本足でばたばたと走って逃げます。ひょうきんで凄いです。

コスタリカは生き物の多さでは群を抜いています。今でもたくさんの生き物達がそれぞれの生を生きているのだろうと思います。コスタリカでの人間社会は今、麻薬の汚染に苦しんでいます。この変な違和感は何処ででも感じます。どうにも気持ちの悪い感覚です。
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Greta oto シマジロスカシマダラ

2011-09-08 23:34:40 | コスタリカ
中米・コスタリカで撮影しました。
グラス・ウィング・バタフライとも呼ばれています。
不思議な生き物は結構いるものです。

コスタリカはその生き物の多さで群を抜いています。森は熱帯雲霧林と呼ばれ、高温多湿。多湿にも程があると言いたくなるほど多湿です。洗濯物は乾かない、汗はひかない・・・一日に3度もTシャツとパンツを取り替えなければならないような所でした。
しかし、その生物の多様性、種類の多さ森林の美しさは類をみません。
ちなみに日本ではタヌキやネコが道で車に轢かれているところをたまに見かけますが、コスタリカでは同じようにコアリクイが車に轢かれている姿をいくつかみかけました・・・・・
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夏がゆく

2011-09-05 22:35:01 | 日記
今年はこれまでにいろいろなことがあって、気が付けば夏も行ってしまった感です。
夏も終わるというのに、ツクツクボウシの声が聞こえない。変だなぁ・・・

今まで、動物を中心に写真を撮ってきましたけれど、人間の子供の写真を撮ってみると・・・似てるなぁ。近づきすぎると逃げて行く。気が合うときは最初から気が合う。
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