ハムシを捕らえたアシナガグモ

そのまんまのネーミング。アシナガグモ。
捕らえた獲物を糸でがんじがらめにしています。
我が家の庭にもたくさんのクモが暮らしていますが、このアシナガグモは他人の（別の種類）作ったクモの巣を横取りして、まんまと餌にありついておりました。
彼らに善と悪は存在しません。生きることが全てです。

ビョウヤナギ

次から次へと花を咲かせて、しおれていく植物たち。
最も外にアピールをする開花した花たち。

人間たちに「美しい」と思わせることに戦略的意図はあるのでしょうか。
この花の中に飛び込んだ虫たちは、体中に花粉を着けて飛び去ってゆきます。

もしかしたら「美しい」花に魅せられた人間が、その花を愛でるために株を増やそうとするのを見越した戦略なのではないかしら・・・

怪獣サルビア・ガラニチカ

梅雨です。

サルビア・ガラニチカも雨の中。

なんか得体の知れない怪獣みたいになってます・・・

雨粒に襲われるアゲハの幼虫

小さな虫たちにとって雨は脅威です。
自らの体に留まった雨粒を振り払うこともできずにいるアゲハの幼虫です。
相当つらい状態だと思います。敵は捕食者だけではないのですね。
蝶一頭がどのくらいの数のタマゴを産むのか判りませんが、数十のタマゴを産んだ中で２個が成虫まで生き延びていくことを想定すると、やはり生存率は低いものと考えられます。

アジサイと子供のカマキリ

二齢ほどのカマキリがアジサイの陰におりました。
小さいのは当たり前ですが体もまだ細く、迫力に欠けます。それでも、いっちょまえに鎌を振りかざします。

それにしても我が家の小さな小さな庭でも、なんとたくさんの生き物たちが暮らしていることでしょう。

ちなみにアゲハの幼虫たちはほとんど蜂に食べられてしまいました。
タマゴはまた産み付けられています。
どれだけのアゲハが成虫まで生き残っていくのでしょう。

このカマキリもこれからが試練。

アジサイと不思議な世界。又は生物存在の根源・・・かな。

いよいよ梅雨らしくなってきてアジサイもその気になってきたこの頃です。
マクロレンズを使って少しだけ小さな世界を覗いてみると不思議な光景が見えてくることがあります。
写真は空間を切り取って平面に写す作業です。そこだけ切り取ってみる面白さがあります。

この画も実際はよく見かけるシーンです。アジサイに巣くったクサグモの幼体のクモの巣に雨粒が引っかかっているだけです。
もっとも不思議だと思えばとても不思議です。何故、水は球体になり流れ出さないのか・・・
この力があるからこの世界が存在しているということを考えると・・・
ね、不思議で面白いでしょ。

ぶら下がるアゲハの幼虫

こんな光景を見ました。
アゲハの幼虫(たぶん一齢）が細い糸にぶら下がっておりました。胸には白い塊（もしかしたら糸の元）。
・・・どこかで同じようなものを見たような・・・
ガガンボ！（写真を何日か前に載せています。）
やはり胸に水滴のようなものを抱えてぶら下がってた。

意味は・・・分からない。

お引越し？

その後幼虫の姿は見つけられなくなりました。

オオキンケイギクとコハナグモ

お庭フォト。

透明感のある緑色のきれいな体を持ったコハナグモ。
体長は４．５ｍｍ程。
オオキンケイギクの花の中に隠れておりました。

見つけたよ。

アゲハの幼虫、タマゴから孵る

アゲハの幼虫がタマゴから孵りました。大きさは２～３ｍｍ。
すぐに自分が生まれたタマゴの殻を食べます。生まれたては茶色ですが、まもなく黒くなります。なんと鳥のウンコに・・・擬態をするのです。
それでも生存率は相当に低いと思われます。
きれいなアゲハになるには、これからが困難な道のりになるんですね。
たいへんです。

人間でよかった・・・

アシナガバチ？

お庭フォトなのですが、困ったことにハチが巣を作り始めました。
アシナガバチかツチバチの類のようですが刺されると痛いですね、きっと。

それでも、刺されるのを覚悟してマクロ撮影です。

見ていると透明で粘着質の液体を出して、口の中でもぐもぐと何やらこね合わせ左官さんのように巣を拡充しています。

今日は刺されませんでしたが、これから巣が大きくなって、中でタマゴを産み始めれば、もっと攻撃的になるでしょうね。

どうしよう・・・