風と水の記憶 Mitsuhiro's Photo Page/ 田谷光宏

日常のこと。旅先のこと。生き物達のこと。つれづれを写真と一緒に。

ヒョウ(後ろ姿)他/再びケニア 写真整理中

2020-05-08 21:09:20 | ケニア
 ヒョウが去って行く。
 
 アフリカに住むネコ科の動物は耳の後ろに黒い模様があります。ライオンもチーターも。
 聞くところによると、狩の相手である草食動物を油断させるためのものだということです。耳の後ろの黒い模様が見えていれば「そっちを向いていないよ。」というサインらしいです。草食獣たちに「こっちに気付いていないのか。ならば安心。」と思わせるズッコイ手段。

 チーターにも。
       
もちろんライオンにも。


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オバホタル(たぶん)/どうも光らないらしい

2020-05-07 19:32:23 | お庭フォト
 カミキリムシを小さくしたような虫。体長10mmほど。
 
 外は出歩く人がない。変に静か。スズメだけが我が物顔。

 日中、不意に昔の記憶が蘇りました。こんなことを覚えているはずがないという記憶。50年も前の1〜2秒見た足元の風景。ただアスファルトの道と雑草。50年もの間一度も思い出すはずもなく、覚えているはずもない何の変哲もない景色。
 なんなんだろう。この記憶。
 

ハエ。

ハナアブ。
       
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シランにナナホシテントウ/お庭フォト 群馬

2020-05-06 18:45:39 | お庭フォト
 小さな我が家の庭には現在(5月5日)アヤメ、シラン、スミレ、カタバミの花が咲いています。この数年、毎年花を咲かせていた一本だけの赤いチューリップは花芽を持たずに終わりました。来年は咲くのだろうか、これで終わりなのだろうか。
 テントウムシも姿を見せ始めました。運よくシランに登ってくれました。       
       

       
例年のようにカモミールにも来ています。


       
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シャチ/知床 2018

2020-05-05 19:28:58 | 旅行
 知床のシャチです。羅臼から船に乗っての撮影。間に挟まって泳いでいるのはまだ子供のシャチ。体色が赤みがかっています。3年ほど掛かって白くなります。まだ色が濃いので産まれてからさほどの時間が経っていないと思われます。
 現在、日本でシャチを見ようとすると北海道の釧路沖か知床が定番の場所と言っていいと思います。どちらも海が荒れることが多々あるのでタイミングが悪いと残念なことになるのは仕方のないところです。知床では自分もあまりシャチ運はありません。



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シロナガスクジラ・地球史上最大の動物/米・カリフォルニア

2020-05-04 20:09:59 | 米・カリフォルニア
 米・カリフォルニアの沖、チャンネルアイランド周辺にはいく種類もの鯨類が集まります。シロナガスクジラも餌のオキアミを求めてこの海を訪れます。
 ここは自分が動物の写真を撮るきっかけになった場所です。とにかく大きなシロナガスクジラが見たいと小学生の頃から思っていました。20mを超える生き物とはどんなものなんだと、ただ大きいというだけの好奇心だったかもしれません。自分にとって生涯大きな出会い(人と動物のどちらも)をここでしました。
 シロナガスクジラにはいとも簡単にあっけなく拍子抜けするくらいに出会えてしまいました。最初のシロナガスとの出会いの場面は昨日の事のように鮮明に覚えています。空の色、波しぶき、ボートに腰掛けていた位置、噴気の音、師匠の声とクジラを指差す姿、振り向き始めてから(シロナガスは船の斜め後方に出ました)クジラを見るまでの景色の流れ、二十数年経った今も鮮やかに記憶に留まっています。その日から数日クジラ三昧でした。陸では短パンタンクトップにバインドした教科書を肩からかけてローラースケートで海岸通りを走り抜けていく女の子に見とれ、コーヒーショップでは地元の女の子にナンパされるというおまけ付き。空からのセスナでの撮影では警報音がずっと鳴り響く中、幾度も空が足元に見えるという体験をし、盛りだくさんにも程があるツアーでした。当時はカメラに触ったこともなく、友人に押し付けられて仕方なく持っていったカメラはパノラマモードに設定がなっていて、ファインダで見た画の上と下がちょん切れるというありさま。
 この時の体験は頭の中の大きなある一部分を占拠しているようです。
 感謝しかない。

ザトウクジラも普通に見ることができる場所です、



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ブラウンベア/アラスカの生き物たち ずっと遡って写真整理中

2020-05-03 18:52:25 | アラスカ
 ブラウンベア(アラスカヒグマ)の子供です。アラスカ・カトマイ国立公園保護区にて。湖の辺りに顔を出しました。泳ぐ魚でも見ているのかと思います。

 アシカの仲間で最大のトド。プリンスウィリアム湾にて。

 ハクトウワシの幼鳥。東南アラスカ。

 シャチ。プリンスウィリアム湾。

 氷河とアザラシ。東南アラスカ。
 
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ザトウクジラ ブリーチ/アラスカ2010 写真ずっと遡って整理中

2020-05-02 19:16:55 | アラスカ
 ザトウクジラと言えばこのパフォーマンス。
 何故跳ねるのか、これと言った正解答はないみたいです。仲間への連絡、とか寄生虫の除去、とかいろいろあるようですが何度か見ているうちに、ある程度傾向があるように思えてきます。腹ごなし、なんていう理屈づけもいいかもしれません。採餌してひと段落した後によく跳ぶような気がします。
 地球も人間社会も停止することなく変化していきます。自分も停滞ばかりしていてはいけないかもしれません。少なくとも頭の中だけは。そんな時期なのでしょう。



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ザトウクジラ/アラスカ じっくりと写真整理中

2020-05-01 19:25:58 | アラスカ
 遂に10年も遡ってしまいました。
 東南アラスカの沿岸水路を幾たびか訪れました。当時はまだ「オーバーツーリズム」など意識しなかったのですが、漠然とした「後ろめたさ」が付きまとっていました。このコロナ禍でその「後ろめたさ」ははっきりと目の前に出てきました。紛れもなく20年も引きずっていたモヤモヤの正体です。数年前からその正体は分かっていたのですが、それが現実的に対処するように、と突きつけられてしまったようです。
 人間は地球を食い潰し、汚してきました。汚しきり使い切ってしまったので地球の外に出てまた同じことをしようとしています。
 自分に何ができるのか、自分の頭で考えなければなりません。そうしなければ・・・

 風もなく海も穏やかな水路でザトウクジラの噴気の音が響きます。エンジンを切った船が惰性でクジラの噴気の中に分け入りました。クジラが放った霧状の噴気が海面に落ちます。せつなサラサラサラと微かに音がしました。一粒の霧状の水滴が海面に落ちる音など聞こえるはずもないのですが、それが何万も集まって微かな音になりました。こんな美しい音を自分は聞いたことがありません。「天使のささやき」なんて陳腐な名前を付けたくなるような・・・



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