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伊賀冬の風物詩「丁稚ようかん」。

2023-02-16 10:44:54 | つれづれ思うまま
今日は、古いお話で申し訳ないのですが、寒の戻りのようなこんな日、
思い出していたのが「丁稚ようかん」のこと。
 2008年冬に撮影。
以下、15年前の投稿なんですが、
今も変わらない「思い」が残っているし、
伊賀上野城下町の和菓子屋さんでは今もずっと作ってくれている、はず。
楽しかった冬の思い出を再掲しま~~す


『伊賀上野 町家みらいセンターにて ☞㊟2023年現在、宿泊棟なっています。
2008-12-13 23:39:36 ☞15年前のことです(笑)。
伊賀上野名物「丁稚ようかん」食べ比べ!?
明日午前10時に、町家みらいセンターにおいでと誘われた。

丁稚ようかん」とは(桃青庵:ふじさきHPより
≪伊賀の「盆地」という気候の関係から、伊賀地方ではよく好まれる、冬の和菓子名物代表「丁稚ようかん」。
水ようかんに近く、甘さは控えめでみずみずしい和菓子です。

作り方は、水ようかんと一緒ですが、味は全然違う「丁稚ようかん」。
あっさりとした口当たりは、分量に秘密があり、砂糖の使用量を最小限にまで減らして、作り出しているのです。
製造過程においては、「あんこ」との比重が難しく、あんこが重く、沈んでしまうので、
沈まない内に、固まらないよう、きちっと混ざり合わせる必要があります。
その作業はとても難しく、『職人ならではの技』と呼べる作業なのです。
また、水ようかん、ようかんに比べて、煮詰める時間が短いというのも特徴です。

「丁稚ようかん」の由来2説
まず、1つ目の説は、
「でっち」さん(奉公の1番下の人)がお金がないので、おやつが買えず、
その代わりに小さいようかんをもらい、お水で溶いて量を倍に増やして楽しんだという説。
そして、もう1つの説は、
ようかん作りを命じられた「でっち」さんが上手く作れずに、
煮詰め足りず(ようかんは煮詰めないといけません)、「でっちが作ったようかんだから・・・」と
それが丁稚ようかんになったという2つの説が存在しています。
この2つの説は、いづれも仮説とされ、その真相は定かではありません。
丁稚ようかんは、水ようかんに比べ、『庶民の味』として昔から好まれ、
冬の名物となり、今現在でも家族が集まる、和やかな一時に、食べられる一品として人気を誇っているのです。≫

伊賀上野城下町和菓子のおすすめ逸品の「丁稚ようかん」の食べ比べなんて、フツーはできません。
おまけに「伊賀の和傘」の歴史が聞けるらしい・・・これは行ってみる価値ありかな、
でもどこを調べてもこんなイベント(※2023/2/16補足:勉強会です)載ってないよねぇ
こんな面白い企画、もっとアピールしないといけませんね。

ほかにも「丁稚ようかん:つばや菓子舗

伊賀上野の和菓子屋さんではほとんどのお店が自家製「丁稚ようかん」作っていると思います。
底冷えのする伊賀では「こたつ」に入って食べる「冬の名物」です。
甘さ控えめというか、砂糖をあまり使えなかった時代の名残というか、
どっちにせよでっちは美味い!!』

では、その続き ☞ 「伊賀上野城下町『丁稚ようかん』食べ比べ」です。
(※当時の情報ゆえリンクが届かない場合もございます、あしからず)

手前味噌の古ぼけた話ですが、「丁稚ようかん」は今も変わらず
「城下町の冬の風物詩」
です。

再編しながら、明日は旧知の友たちと再会だなぁ…
よし「丁稚ようかん」を土産に持参しようかと考え中…
*【伊賀上野城下町お菓子街道

ではまた

ちょっと追加、炬燵のない我が家では、
石油ストーブ前でこのコたちと食べるのです…
 
三毛猫の方がお姉さんですけど、ちっちゃ

2023/3/18、追記「つばや菓子舗」(大山田平田)さんの「カップ丁稚」

「ひぞっこ」で販売されています、
さっぱりサラサラっと柚子の香り、桜ほんのり、抹茶ほどよく一服感。
どれもこれもツルツルっと召しませカップde丁稚を、
とても美味しい、大好きです。
コメント (4)
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