「蓑虫庵」茅葺屋根葺き替え工事見学会あります。

2023-02-08 17:03:47 | つれづれ思うまま
標記の見学会が今週末(2/11)にあるとのこと、急遽ご連絡。

蓑虫庵】(上野西日南町/ヒナタマチと読みます)
昨年、桜の季節に…


紅葉の頃、「蓑虫庵/茶室」辺りで…
  

 

昨日(2/7)、工事中の様子(駐車場から)


伊賀市HPより

【と き】令和5年2月11日(土)
     ○午前10時30分~(受付:午前10時~)
     ○午後 1時30分~ (受付:午後 1時~)
      ※各回20分程度
      ※工事の状況や雨天などにより葺き替え作業ができない場合は中止
【ところ】蓑虫庵(上野西日南町1820番地)
【解 説】蓑虫庵茅葺屋根葺き替え工事担当者
【料 金】入館料(300円)が必要です。
     ※蓑虫庵駐車場を利用する場合は駐車料も必要です。
【定 員】各回20人
【申込方法】電話
【申込期間】令和5年2月7日(火)~10日(金)
      午前8時30分~午後5時15分
【申込先・問い合わせ】文化振興課 電話:0595-22-9621 
                  Fax:0595-22-9619

では、蓑虫庵」のこと(過去ログより)

申込期間が短いので急遽書いてみました。
この「庵」の空間はとても落ち着きます。
城下町内で自然に囲まれた庭園がそこにあることこそが
「たからもの」だし、時代を遡って向き合える空間だとも思っています。
街歩きをすると「芭蕉色の風が吹く~」という言葉に時折出会います。
これは芭蕉の心に思いを馳せつつ歩けばいいのかなぁと…
大切に守ってくれて有難いなと思う次第。

「蓑虫庵」 案内です
 

その工事の途中経過報告、良かったらどうぞ~~
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「伊賀上野語り部の会養成講座③」芭蕉さん編、野外研修「語り部」の出番。

2023-02-08 00:19:23 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
芭蕉翁記念館の見学・研修も終え、いよいよ野外活動!
ここは「国史跡/上野公園」です、
植物・記念碑・石仏などいろいろございます。
だた歩くだけでは面白くないので、興味をもって見ていただけるように
いろいろ説明しながら案内することになります。
まず、記念館の入り口の門の傍には・・・
 
語り部入会して4年目、Mさんの案内はとても楽しい。

布袋竹(ホテイチク)

普通によく見る竹より若干細め、よ~く見ると、
「茎(棹)の下の方は節の間が詰まって膨らんでいるのが見えますか?
 七福神のなかの誰かに似てませんか? (誰かが答える) そうですね、
 七福神の布袋様のお腹のように膨れ上がることからホテイチクと呼ばれています。
 葉は細長い。杖(つえ)や釣りざおの材料となり、膨らみ部の手持ちがサイコー」とな。

門外に出て、上を見上げて~~
 
秋から冬にこのような「実」ができます。
これは【無患子(ムクロジ)】と言います。

(ここで、秋に見た2022/11/12の無患子の黄葉写真」デス)

「木の下の辺りを探せばたまぁに「実」が落ちています…木は高くて届きません。
 落ちている実があればラッキーです(笑)。」
 
「上野公園の木々の葉や実は採ってはダメですよ、
 拾っていいのは、木から落ちたものだけね(笑)…
 この実の中には黒くて固くて丸い実があります、さてこれは?」
(『羽根つき』の羽根の玉ですか??)
「そう正解です!とっても固いですよ。
 今の子たちは『羽根つき』なんて知っているんでしょうかね…」

言葉のキャッチボールを上手にしてて、見習いたいところ

「黄色っぽい外の皮を刻んで水をたらすと『せっけん』になり、
 強心剤などの『薬』にもなる万能の『実』と言われいます。」
 
(泡立つ様子は写真で見てもらいます…)

ここからレストハウスの方へ進むと、

左側に【泰山木(タイザンボク)】という木もあります。
「冬なので「花」は咲いていませんが、5~7月ごろに大きく白い花が咲きます。
 モクレン科なのでとてもいい香りがします」
(実際に写真は撮っていないので見本写真になります)
  

「『レストハウス』は今はお土産処になっていますが、
 この建物はモダニズム建築で有名な坂倉準三氏が設計した建物ですね。
 昭和38年(1963)に建てられました。」

レストハウスの傍には「山茱萸(サンシュユ)」「紅梅」「白梅」などもあり、
紅梅はほぼ咲き、白梅はこれから咲いてくると思われます。
この公園にいろんな樹木があるのは、植物園的に楽しめるところだと思っています。
ぜひゆっくり散歩にでも来て、四季折々楽しんでくださいね。

では【俳聖殿】。
ここの説明がなかなか素晴らしく語り部仲間も感心して、というか
すごく勉強されているなぁと聞き惚れていました。
 入口の門の前で…

では、次回に・・・
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