伊賀街道長野峠付近で明治・昭和のトンネルを見た。「伊賀街道上阿波から美里へ」その1

2024-02-26 12:14:46 | つれづれ思うまま
 
左)明治18年開通(伊勢側から)長野隧道(花崗岩製)
右)昭和14年開通した(伊勢側から)長野トンネル
このトンネルの上の方(その差18m)に「明治時代の長野隧道」が少し見えます。(見えるかな?)

念願でした、平成になって新しいトンネル=三代目が出来、
 googleストリートビューより
心地よく走ることができることにいつも感謝しています。
ワタシの車の古いナビでは山ン中をひた走ります。
ココを開削して新トンネル(平成20年開通)ができ、そこを通れる…
しかし、そこを通るたびに思うことが多々ありました。
芭蕉さんも通った伊賀街道の中でも難所中の難所、昔からこの峠を如何に越えるか、
悩ましい峠でありながら、高虎さんもこの道はこのままにしておくようにと言ったとか。
そんな場所に明治・昭和・平成のトンネルがあること、
好奇心の塊は、遂に決行の日を迎えたのです(笑)。

今回(2/25)、たまたま雨中の行軍になりましたが、長靴を履いていったおかげで
明治の『隧道』まで行けました。

急斜面(10mほどとはいえ)の崖に悪戦苦闘すること数分、
登り切ったその先も数十センチ幅の獣道風です。上ることに必死で写真は撮れず。
ここを滑り落ちたらどうしよう💦という恐怖も、案内人がいたことで無事歩けました。

その道中いろいろな塚があったり、長野隧道扁額があったり…


それを紹介したいのですが、所用が迫っており一旦ここまで。

つづく

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