少しずつ春の足音…

2024-02-02 11:36:06 | 花や風景など
少し籠りがちなので、といっても気分転換と腰を伸ばすために散歩は行きます。
城下町内の同じようなコースなんですが、なんとなく春めいてきてるというか、
「梅や蝋梅の香り」がね、そこはかとなく匂ってくるんですよ…
香りにつられてそこかしこ歩いてると、最近は梅だけではなくあれは万両だこっちは千両だ、
あっ、この木は確か「木斛(モッコク)だ!」ってわかるようになってきてね、嬉しいもんです。
おかげさまで少し成長してるかも(笑)、
やっぱり教えてもらうと覚えられるもんですよ、70になっても…

真っすぐ南に下って「愛宕神社」界隈で、曇り空が少し残念ですが、
鳥居をくぐる前にぱぁっと一面に紅梅が広がるさまを見ると、吸い寄せられて行きます。


花同士が「どっち向いてるの?」って会話しているように見えました…
 

愛宕神社境内では、千両と龍さん後ろ姿(今年は龍さんに注目!することにしています(笑))。
 

奉賛会の方たちのお手入れが行き届いているので楽しみな場所なのです。
 

さて、『桶子神社』へ、

そこで見たのは今年初の『白梅』、これで私的には「紅白揃った」なと。
  

そしてオマケは、初めてみたこのコ
 
この「もじゃもじゃ」したコは、何?
googleさんにお世話になると『ソテツ(蘇鉄)』の雌花だそう。
ほんのり赤く丸く見えるコは「実」だとか、知らなかったわぁ💦
※「ソテツの花

なんでココにソテツなのかはわからないですが、
南国の象徴のようなソテツがここにあることにビックリでした。

ぼちぼち戻らねばと思って通ったとあるところで黄色い実を見た!
どう見てもこれは「レモン(檸檬)」。
 
檸檬の実の前には「花?」、レモンの花?、冬なのに?

≪レモンは「四季咲き性」といって、一年中花を咲かせる性質がある≫そうなので、
今、花と実を同時に見ても驚くことは無さそうです。
夏に咲いた花の黄色い檸檬の実が、このコかもしれない…
底冷えのする伊賀の地で柑橘類が実る事の方が不思議なくらいです。
※「レモンの花が咲いてから実がなるまで」(greensnapより)

さて、所用で行ったハハんちの庭で、お正月過ぎから花をつけていた『蝋梅』。
 一輪の蝋梅
この透明感と香りが好きなので、我が家にも欲しくなって枝をもらってきました…
ところがもらってきた枝を見てて、なんだか違和感を感じました。
枝のようで枝ではない!
ここで、ちょっと気になるこのコ。
得体のしれないものに恐怖を感じる方は見ないでください、ワタシも含めてなんですが、
ほら「怖いもの見たさ」ってあるじゃないですか?
怖いくせに好奇心が先行する性格って…
  
どうも何かが「変」なので家人に見せたところ、それは『カマキリの卵が入ってる』と。
ぎゃぁーというかへぇーと言うべきか、昔少年だった人は良く見かけたらしいが、
ワタシには野原を駆け回った記憶がないので💦 知らなかった、モノです。
カマキリの卵鞘(ランショウ)のこと(日本自然保護協会PDF)

最後に、ハハんちの庭からもらってきたもの…

あれもこれも活けていたらどれが主役なんだかわからなくなりましたが、
まぁ全て「春を呼び込む草木花」とオマケのカマキリちゃん(ここには写ってませんが)。
これで春への心準備はできました(笑)。

長女曰く「そんなもん早く外に出してよ」、
「朝になって家中カマキリだらけになってたらどうすんの」
とかなんとか、悲壮なことを言うので、
「多分春にならないと孵化してこないからしばらく様子を見ようよ」って伝えておきました。
そういう自分も、うじゃうじゃカマキリは困るんだけどね…

何が何だか、ではまた

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