「積田神社」から香落渓抜け(曽爾の)屛風岩公苑。後編、曽爾街道昔の道…

2024-12-15 00:11:58 | 花や風景など
 
到着は15時40分、
山桜やツツジの裸木に冬の到来を感じ、「公苑」内を駆け足のように巡りましたが、
なかなかに見ごたえのある風景ばかりでした。

 
公苑内でこの柱状節理の岸壁を端から端まで撮るのは至難の業で、
目に焼き付けるしかないのですが、精一杯頑張ったつもり。
屏風岩公苑の紅葉の様子(関西の紅葉名所めぐりより)
一番綺麗なのは11月上旬~中旬とのことですが…

さて、壮大な岸壁を背にして歩き、南の山々の眺め、これがまた素晴らしい!
 

 

公苑内に「早高神社」。
おそらく「屏風岩」を遥拝するために設けられた社かなと。鳥居と拝殿と磐座(イワクラ)鎮座する祠あり。
鳥居は公苑の南端の方になります。
 

  
「歌碑」らしきものもあるのですが、残念ながら文字は読めませんでした。

駐車場に戻る時、夕陽に輝く「曽爾高原」
 

※過去ログより曽爾高原のススキ


できればこの立派な山桜に花開く頃、もう一度訪れたいなと…

15分ほどの滞在でしたが初めて身近でみた「室生火山群」1500万年前の物語でした。
いつも木興の遊水地から遠景で見ている山並みとは規模が違う、
壮大な地球の不思議を感じる瞬間でした。

帰り道、やっぱり絵になる「鎧と兜」
  

「小太郎岩」(2024/6/29撮影)を横目に、季節が違って見比べると別の山みたいですね。
くっきり「ライオン」さんも見えてます、わかるかなぁ??

車内から斜めの「小太郎岩」(笑)。

ところで、「伊賀の100年」という写真誌を見ていて、こんな写真を見つけました。

大正8年に「曽爾街道」が開通した時の様子、
こんな間近を人が、車が通っていたんだ、という驚き。
さぞかし難工事だったろうなぁと、秘境中の秘境を今のような重機もない時代、
先人たちはよくぞこの道を造ってくれたなと、感謝の気持ちで通らせていただきたいもの。

戻り道、再び「積田神社」前を通りましたが、
またまた古い写真で締めくくり!
 
宇陀川にかかる「黒田橋」


「鍛治町橋」「新町橋」は名張川に…


こんな🚙ででこぼこ道を走っていたようで…

「完」、ではまた

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4 コメント

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曽爾古道 (moni5187)
2024-12-15 11:21:39
曽爾街道以外に、赤目から曽爾に行ける「今井林道」というのがあって、その昔林道ラリーのまねごとに走りに行ったのを思い出しました。これが険道784号で、県道81号ができる前は曽爾から名張に出る唯一の道だったらしく、今は曽爾古道とも呼ばれているようです。記事中の絵になる「鎧と兜」の写真の鎧岳の中央下の柵内に、微かに写っている道がそうだと思います。
伝説の母校に曽爾から通ってる子がいて、白マジでSONIと書いた伝説のマジソンバッグを持っていて、ソニーから来てんのと言われていました(^^;)。もちろん曽爾村も「出合い文化圏」で、SONI SUMMITさんのnoteに、その記述がありました。
https://note.com/soni_summit/n/n3e7c8ddfac0d

P.S. 津の気象台では、平年より一日遅く昨日12月14日に「かえでの落葉日」となったようです。当家の庭のは2,3日早かったような。最近は暖冬というのは聞かず「過去10年で最も寒い」とか、冬と夏の二極化を訴える報道が多いように思います。ボーナスシーズンでもありますし、その方が消費がはずんで嬉しい方々が多いからではと、聞き流すようにしています。
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青蓮寺川対岸に (kuro&hana)
2024-12-16 00:06:14
>moni5187 さんへ
>曽爾古道... への返信
見え隠れしている道は確かに見えました。
きっとハイキングコースというか古道なんだろうなと想像はつきましたが、一人では絶対に歩けないなと思いました。
というかこういう道はやっぱりガイドさんがいないと無理だな、ということです。
地元の心と体力のある方の案内は必須かと、眺めていた、だけです。
マップでは確認しています。
https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/syourenji/news/pdf/110916syourenji_map.pdf
絵で見て楽しむことにします…

草のあるところ(雑草という植物はないので)、芝生の隙間から生える草等々、ほんと成長力には恐れ入ると、夏に知人がしょっちゅう言うてました。
村部あちこちで軽トラが並んでるなと見てたら、草刈り軍団大汗かきつつ勤しむ姿に頭が下がる思いでした。
冬になって、少しだけ出合いは少なくなるかと思いきや、やれ年末だ正月だどんど焼きだカギ引きだとやっぱり忙しいんでしょうねぇ。
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/fc/335ab0bcdd91c0ca8a6fe20d0437c5d7.jpg

moni5187さま、いつもコメントありがとうございます。
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出合茶屋バス停 (moni5187)
2024-12-16 23:12:02
香落渓(かおちだに)曽爾古道マップ、のご紹介ありがとうございます。
名張では今井林道と曽爾古道は全く別なのが分かりました。マップの右上の六角形に「出会」と書かれた地点から斜め右上への線が、曽爾の今井に至る道だと思います。黄金時代には出合茶屋の建物とバス停があったらしく、奈良交通と三重交通のバスが走っていたそうです。現在も走っていれば、赤目口駅前から「落合」経由で名張駅前へ楽々と香落渓観光できるのにと思います。
8mmビデオで甦る/乗り物チャンネル >三重交通バス 出合茶屋~曽爾(通称:今井林道)を走る 14系統名張駅前行
https://www.youtube.com/watch?v=usV4g54Pt-M
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昔とは違って (kuro&hana)
2024-12-17 00:00:37
>moni5187 さんへ
>出合茶屋バス停... への返信
道路もずい分改良されているとは思いますが、それでも前から「バス」が来たらどうしよう??と悩みますね。
今年は何度かこの道を(ご紹介していただいた道とは違うのかどうか…画面が初めの1分以降写らなかったので💦)通りましたが、そのたびに比較的広い道で出会ったので、あとは安心して進むことが出来ました(笑)。
今でもバスに出会うとドッキリする道ですよね。

moni5187さま、教えていただきありがとうございました。
バスの行先表示から先が見れないのが残念でした、
こちらのパソコンのせいかしらん💦
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