こんな高石垣の風景が撮れますよ~~
なんちゃって、決して堀の水の中に入ったわけではありません。
この冬って、雨や雪が少ないのでしょうね、
ダムにしろ、この湧水の堀にしろ、何せお水が少ないのです。
だから、普段は降りれないはずの水際迄行けたわけです。
お城から北階段を降りる、「堀」の北側を通る道があって、
その近くの木の根っこ辺りから「堀側」へ降りることができます。
よく釣り人がいたりします。堀の主の「鯉」もいます。(撮影日2024/7/7デス。お水は多いでしょ)
降りたところには、堀の水が溢れそうになった時のための排水口があります。
なぜか岸辺にはボールがいっぱい(笑)…
では、目の前の迫力の石垣を~~
なかなかレアな風景だと自画自賛。
では、堀の横の広場を西へ進んで正真正銘「堀の道」へ。
上野高校第二グラウンド前辺りですね…(このグラウンドには藤堂藩のお殿様の「御殿」がありました)
この急斜面には笹がいっぱい、その笹をつかみながらだったらなんとか降りれますが、
まぁ「良い子はマネをしない方がいい」と思います。
水が少ないから行けますが、これは自己責任でお願いしますね。
降りると、こんな風に見えます~~
右)は上野高校裏の校舎が見えます、この横に「藤堂藩武具庫」があります。
※「武具庫」側から見た高石垣。
さて、なんでわざわざここに降りたのか?!
実は、この場所はとある映画のロケ地であった…
おそらく5段くらいは水を抜いていたかな、
最初の「排水口」から水を抜いたんだと思いますが、
流石、世界のクロサワはここまでやるか!というのを実体験してみました(笑)。
ワタシがまさに立っているこの場所でカメラを回していたんだろうなぁ、と。
湧水ですから400年余枯れたことの無い堀の水、
もうちょっとで空っぽになるとこだったのかしらん…
なぁんて想像するだけでもゾクゾクっとしますね。
上野公園のあるこの丘陵は、下は硬い岩盤層で、
雨水は地下深くに浸み込まず、岩盤層の上で伏流水的な流れをつくり、
それが湧き水としてモコモコとどこからか出てきているそうですよ。
だから堀の水は枯れない。
(旧市役所の建物の下にもこの地下水はずっと流れています、
だから、半地下だった場所は大雨が降るとよく浸水していたし、
地下水の流れる音も聞こえていた、とか。
大雨の度に、職員は大変な思いをしていたと聞き及んでいます…
そこにホテルやら図書館やら建てて大丈夫なん??まぁ独り言なので聞き逃してくださいませ)
雨の少ないこの時期ならではの高石垣を正面からバッチリと、というレアな報告でした。
ではまた
堀の北側の道は、冬場の体育の授業のクロカンコースだったのを思い出しました。
かなりきつくて、走ったのは一度きりで、後は何となく調子が悪いとか風邪とかで誤魔化してふけていました(^^;)。
今GoogleMapでは約1.4km徒歩20分と出てきましたが、走るのはアップダウンが当時はきつかったようです。
P.S. ブログは再び夏場の山陰で更新しました。またまた若かりし頃の当方が若干解像度UPして登場しています(^^;)。
>堀の道には... への返信
急峻な坂道ですね💦
数年前、専業主婦に戻り、車に頼る生活をなんとかしないとと思って歩き始めた時、あの坂は一気に上れませんでした。(途中休憩してしまった)
歩くのにジグザクに上った記憶が蘇ります。
そして、あの坂は上野シティマラソンの最後の胸突き八丁坂でもあって、選手たちは「なんで最後にこの坂やねん!」と言って駆け抜ける、もしくは歩いてしまうそうですよ。
現在のワタシ、止まらずに歩けるようにはなりました、毎日の散歩の賜と自分を褒めております(笑)。
moni5187さま、貴blog更新読ませていただきました。おおよそ半世紀前ですが、ずい分綺麗なカラー写真になっていますね。
コメントありがとうございます。