山添村菅生へ勧請縄探し、その前に「菅生のあたごさん」「十二社神社」「大井戸の杉」

2022-03-03 16:33:18 | 伊賀のカンジョウナワ行事(伊賀城和含む)
「広報いが2021・10月号」掲載の伊賀市以外の「勧請縄」の案内デス。

ここに掲載されている「山添村菅生」(奈良県)「笠置町飛鳥路」(京都府)は、
何としても押さえておきたいと…
「カンジョウナワ行事」は、近畿地方に濃密に分布しているそうで、
滋賀県は141、奈良県は115、・・・三重県14とか。
なので、とりあえず行ける範囲(伊賀城和定住自立圏内)であと2件。

山添村といっても知っているのは「鍋倉山」界隈、「わんぱく動物園」、、、あと神社少々
「菅生地区」となると自信がないので、一度ではムリかもしれません。
そんな思いで出発して、名阪山添IC下車左へ、山添村役場前を右折、
クネクネっと山道を数分走ると視界が広がり、赤い火の見櫓大きな木と岩
目につきます! まるでシンボルタワーのようにそびえています…足元を見ると
『菅生のあたごさん』
  
ここは広いので🚙は駐車OK。
巨石です、さすが山添から笠置辺りの巨石・巨岩巡りを思い出しますが、
この形はさすがに初めてです。では、ひと回りしてみましょうか…
  
向かって右から見ると3枚に、左から見ると1枚?
後ろに回ると、こんなん、
  
基礎石もデカい、石仏さんも佇んでおられます。

 
再び前に廻って小さな石段を少し上がると、
青空を見つめる巨石3枚岩! そして「祠」。
自然が重ねたのか、人間の技か? 迫力満点!
山添村のイワクラmap」にも掲載されていました…

次は、目の前が「十二社神社」です。
 石灯籠
この坂道ではなく、やっぱり「石鳥居」から入らせていただきましょう
  境内全景

「拝殿」と「狛犬さん」
 

 

横に廻ると
  
隣に
  
拝殿奥を見せていただくと石段の上に「鳥居」と「石灯籠」と「本殿」が少し…


たまたまお参りに来られた地元の方とお話が出来て、
「ココへ嫁に来た時からずっと拝んでます、
 神社の祭礼は12年に一度行われてますよ」とのことでした。
「毎週?当番組が清掃してるから綺麗ですよ」と、
そう確かにおっしゃる通りスッキリと清潔感溢れている神社です。
大層古い「絵馬」も飾られています、
 
昭和14年時の「雨乞満願絵馬」と
年代もわからない古い「絵馬」(何かの合戦の様子でしょうか)など掛かっていました。

ゆっくりお参りさせていただきました。
地元の方に「勧請縄」とか「山の神」のことなどお聞きしましたが、
今回は「道だけを覚えよう」とりあえずこの近辺をドライブ。
「勧請縄」などのことはもう少しじっくり調べて後日改めて、、、
それだけ「道」が細くてややこしい、どの道も山に向かって急坂を登るんです

途中で「大井戸の杉」という説明版を見つけたので、寄り道(笑)。

「十二社神社」から2・3分のところ
 「大井戸の杉」全体

 
元々「5本の杉」だったとのこと、
≪山添村指定天然記念物
 大井戸の杉 (菅生 中上氏所有)
   平成四年十月二十七日指定
 伊勢街道に面する湧水池の背面に植栽されたスギの巨樹で、
 当初五本前後植栽されたものが成長するにつれて基部が合着(ゴウチャク)し、
 あたかも一本のスギのような形状を示し、現在四本が生存している。
 樹高26m、樹齢は350年~400年と推定される。
    山添村 ≫

山添菅生の「シンボルツリー」ですね。

ではまた

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