伊賀一ノ井から室生深野へ。名張その4

2024-03-09 00:16:15 | つれづれ思うまま
赤目町一ノ井「極楽寺」を出発した「松明」、徒歩の場合県境の「笠間峠」を通るとのこと。
さてその「笠間峠」ってどこ?

お話を聞いた赤目市民センターを出発し、途中「名張郷土資料館」(名張市安部田2270)へ寄って
名張にはなんと古墳群の多いことかと驚きつ、プールでオオサンショウウオを飼育しているとか、
無料でいろんな体験ができる場所(教室、ここは元小学校なので)もあり、なかなか興味深い場所でした。

さぁここまで来たらせっかくなので松明送りで歩く県境「笠間峠」へ、続く道へ。
車ならココを途中まで行けるのか、ずっとそのまま行けるのか?
興味をそそられるけれど、という場所です。
 
あの重い「松明」を持って…東大寺までと思うと、
地域の人たち代々の奮闘がなければ続かないことです、陰ながら応援しております。

どんどん山道を進んできたわけですが、なんとなく山も谷も深く、
いつかどこかで見た風景に似ている…か?
スマホで調べれば通ったことはないのだけれど、なんだか郷愁を感じるというか、
スマホの地図上では「室生深野」と出てまいりました。
あぁなるほど、もう少し西の道なら宇陀方面へ行くのによく通った「やまなみロード」が通ってるよう…
この先北へ進めば名阪小倉IC辺りか。

何はともあれこの景色
 
なんと深野の棚田」(奈良県景観資産)で有名なところではありませんか!!
初めての地、しかも冬でこの景色、雪が降っていては来られないようなところですが、
へぇ~こんなところがあったのねと、いっぺんに四季折々訪れたい場所に加わりました
ここを教えてもらったことにこれまた感謝です。
(左端に見えるのは「神明神社」、気になりますねぇ)

そして、山の中腹に見えるのは「ささゆり庵」。(伊賀國のことがよくわかる解説です)
 

峠道に「勧請縄」、車内から撮影。
 

峠道でUターンすると、ココ一帯は「癒しとササユリの里」とか
 
5~6月が楽しみですね

もう一度じっくりと南方面「室生火山群」の山々
 

伊賀からも見ていた「室生火山群」がすぐそこ、のように見えるところでした。
いい旅をさせていただきました、感謝します。
名張の旅はこれで「完」。

ではまた、どこかへ

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6 コメント

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「ささゆり庵」さんの文書は (dawn)
2024-03-09 19:49:38
驚きの連続です。よくこれほど詳細な解説をしてもらったものです。

なかでも、「楠木正成には四十八名の伊賀忍者が警護を担当した」という記述は、楠木正成と服部家との関係や「楠木正成の妹と服部元就との間に生まれた子が観阿弥である」ことの傍証になり、神戸市中央区にある湊川神社の神能殿に掲げられている系図とも符合すると考えられます。

kuro&hanaさんの資料を探索する観察眼に脱帽です。
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笠間峠への険道 (moni5187)
2024-03-09 20:49:07
深野へは行った事はありませんが、笠間峠へは奈良県側から「茶臼山山頂」へ行く際に、赤目側①から原付オフロードや360の軽で登った事があります。急坂で超タイトなつづら折りが連続する対向困難な舗装路②で、普通車に乗せてもらって行った時は、一回で曲がりきれず切り返してました。聞いたところでは、かつては笠間側に有名な峠の茶屋③があったそうです。

当時の記憶だよりでは以上になります。ネット検索で補足しますと。
①道標地蔵(都祁山の道)があるという、安倍田の坂ノ下交差点からだと思います。②奈良県道・三重県道781号都祁名張線。ストリートビューで見る限りは落ち葉だらけですが、グーグルカーが撮影して走破しているようですから、登られてみては如何でしょうか。③伝説になってしまったのか探しても見つけられずで、情報があればよろしくお願いします。
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ワタシも (kuro&hana)
2024-03-09 23:09:54
よく勉強になりました、
一度読んだだけではダメなので記録しておきました。
いつかは誰かに少しだけでもお話できたらいいなぁ…と。

dawnさま、共有コメントありがとうございます。
dawnさんの博識もスゴいです、さすがです。

素晴らしい方々にコメントいただけてこちらこそ勉強させていただいております。
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you tubeで (kuro&hana)
2024-03-09 23:21:06
探して追っかけてみました、まだ前半ですけど(笑)。
ゆとりのある時にもう少し研究してから、家人に軽四を借りて挑戦してみようかな…林道そのまた狭小極道でしょうか??(草など生い茂る前がいいのですけど)
きっとどこからか「やめておけ」って声が聞こえてきそうなのでしばらく熟慮することにします。

それよりmoni5187さま、深野へぜひ、ほかの時期をしらないのに偉そうなことは言えませんが、四季折々きっと素敵なところだと思います。ワタシの感!です。

moni5187様、いつもコメントありがとうございます。励みになります、今度はどこ行こうかなって…
遥かによくご存じのはずなのに、ワタシの拙い話にお付き合いいただきとても嬉しいです。
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茶臼山山頂へは (moni5187)
2024-03-10 10:50:38
当時、険道へ進入した車の有無を共有する手段を持った仲間が、お空で出会うコンテストに参加する為に行きました。
今は軽四でも、別の方に名阪側などから行ってもらって、スマホで連絡を取り合ってからにして下さいね。
ネット情報では、錦生ウォーキング大会(健脚向け)が毎年開催されているようで、参加されるも一つの方法だと思います。
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アンテナを張って (kuro&hana)
2024-03-10 22:59:07
健康ウォーキング的なものを探せばいいですね、
好奇心だけでは行けるものではない、ということで…行けるところにもいろいろ制約の出てくる年代に入りましたので無理は禁物でもう少しだけいろいろ頑張ってみますね。

moni5187様、ご忠告ありがとうございます。
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