【甲賀三大仏巡り】がありますよ、と教えられ、ビビッと来ました。
伊賀からほんのお隣の「甲賀」です。
『丈六』とは「立像で1丈6尺=約4・8メートル」より大きな仏像を指し、
座像はそのおよそ半分。(ほぼ畳1枚分と想像していただければ…)
そんな大きさの「仏様」が、甲賀の「忍びの里」に坐す(います)と。
「甲賀三大仏」チラシ
【甲賀三大仏】とは
▽大池寺(ダイチジ)(甲賀市水口町名坂)の「釈迦如来座像」
▽櫟野寺(ラクヤジ) (同市甲賀町櫟野)の国重文「薬師如来座像」
▽十楽寺(ジュウラクジ)(土山町山中)の「阿弥陀如来座像」。
これら3寺院には大仏以外の魅力もあって、
*大池寺には、茶人で作庭家の小堀遠州が手がけたと伝わる庭園、
*櫟野寺には座像の観音では国内最大の「十一面観音座像」、
*十楽寺には、釈迦の母「摩耶夫人(マヤフジン)」が釈迦を産む(=右脇下から生まれる)様子を
かたどった像がある、とのこと。
では、事始めに選んだのは「土山」の「十楽寺」、2021/11/10の訪問記録です。
知人の話によると、名阪国道・上柘植から県道4号線ルートで行くと、
「国道1号線」をしばらく走ってUターンしないと行けないらしく、
こんな感じで
へそ曲がりを発揮して、じゃぁ「関」から国道1号を下ろうと…
こんな風に
よくよく考えると国道1号線で「鈴鹿峠」を越えることは、
伊賀人としてはあまり通る機会がないように思われ(個人的見解(笑))、
「鈴鹿越えルート」が二手に分岐していることさえ知らなかった…
この先分岐で左を走るが2車線なので走行は至極爽快!
よくぞこの峠道にこんな快適な道を造ってくれて、と感謝するばかり。
距離的には遠回りの感もありますが、何事もない名阪国道を通るなら、
思ったより早く、約40分くらいで着きます🚙
午後2時過ぎの快調ドライブでしたが、目的地は近いけど初めての場所、
どこどこ??
到着!
来た道を見る「鈴鹿峠」
「不動明王」さんに迎えられ、門の両脇に鬼瓦、門をくぐれば「鐘楼堂」。
こじんまりとした寺内のお庭ですが、季節感があり、
お庭からすぐそこに新名神高架橋も見え、
一段高いところで見渡せる場所お寺はあります。
私的にとても珍しい「イトヒバ」?
では、「三大仏巡り その2・3」
観光パンフレットより
【浄土宗 清浄山 二尊院 十楽寺】
「重要文化財」の仏像が多く、館内撮影禁止なので写真はありませんが、
ご住職から(ワタシ一人のために)ご案内いただき、有難かったです。
宝物の仏像ばかり、「本尊 丈六阿弥陀如来」もさることながら、
もう一つの「本尊 阿弥陀如来坐像」や貴重で珍しい「摩耶夫人像」など
素晴らしいものばかり見せていただきました。
ご説明いっぱいしていただきましたが、如何せん記憶力自信がなく、
また間違ったことを書いてはいけませんので、下記HPをご参照ください。
詳しくは『十楽寺HP/文化財のご紹介』
「十楽寺」パンフレット
『略縁起』
≪当寺は、天台宗 寂照法師によって創建される。
天正六年(1578年)、山中俊直(領主 山中飛騨守)の命令により、山中城を築き、
警固し山賊を討伐す。その息子、俊直の代に織田信長氏により城地を没収、
戦火に会い消失する。
1661年、巡化僧 広誉可厭大和尚により、現在の地に専修念仏浄土を念願し、
万人講を募り、本堂、庫裡、茶所を完成し、清浄山二尊院十楽寺と名称し
念仏道場と定め、浄土宗総本山である知恩院の直轄末寺の契約をし、今日に至る。≫
ホームページでは代表的なものの紹介ですので下記に列記しておきます…
『寺宝』
本尊阿弥陀如来座像
本尊丈六阿弥陀如来 室町~江戸前期 (278㎝センチ)
本尊阿弥陀如来座像(重要文化財)―平安時代後期(89.5㎝)
救世聖観世音菩薩 南北朝以後(69㎝)
十一面観世音菩薩(重要文化財)―平安時代(217㎝)
十一面千手観世音菩薩 鎌倉時代(202㎝)
摩耶夫人像(重要文化財)_室町時代(86㎝)
御釈迦様が脇から出ている全国で一体の尊像
裸形阿弥陀如来_阿弥陀如来の立像を裸体につくり、
実物の法衣を着ける様にしたもので極めて珍しい尊像
※『摩耶夫人』
≪釈迦の生母である。
紀元前566年(紀元前624年、紀元前463年とする説もある)に釈迦を生み、
釈迦の生後7日後に没した。また没して後は忉利天に転生したという。
釈迦はその後、摩耶の妹である摩訶波闍波提が後妻となって養育した。
摩耶はヴァイシャーカ月に6本の牙を持つ白い象が胎内に入る夢を見て
釈迦を懐妊したとされており、その出産の様も、
郷里に帰る途中に立ち寄ったルンビニーの園で
花(北方伝では無憂樹、南方伝では娑羅双樹)を手折ろうと
手を伸ばしたところ、右脇から釈迦が生まれたと伝える。
その時にすくっと立たれたお釈迦様が「天上天下唯我独尊」と言ったと言うのは
あまりに有名な話です≫
これらの説明をたっぷりと聞かせていただき、
ご朱印(300円)と「三大仏巡り拝観記念」をいただき、宝物に感動し、
土山を後にしました…(拝観料500円要)
帰り道の土山・猪鼻の🚥は、野洲川ダム・青土ダムや鮎河の千本桜を見に行った時に通ったな。
その先「蟹が坂🚥」を左折して「大原ダム」紅葉狩り(笑)経由で帰りました。
あとの2寺(大池寺・櫟野寺)はもう少しあとで…
ではまた
伊賀からほんのお隣の「甲賀」です。
『丈六』とは「立像で1丈6尺=約4・8メートル」より大きな仏像を指し、
座像はそのおよそ半分。(ほぼ畳1枚分と想像していただければ…)
そんな大きさの「仏様」が、甲賀の「忍びの里」に坐す(います)と。
「甲賀三大仏」チラシ
【甲賀三大仏】とは
▽大池寺(ダイチジ)(甲賀市水口町名坂)の「釈迦如来座像」
▽櫟野寺(ラクヤジ) (同市甲賀町櫟野)の国重文「薬師如来座像」
▽十楽寺(ジュウラクジ)(土山町山中)の「阿弥陀如来座像」。
これら3寺院には大仏以外の魅力もあって、
*大池寺には、茶人で作庭家の小堀遠州が手がけたと伝わる庭園、
*櫟野寺には座像の観音では国内最大の「十一面観音座像」、
*十楽寺には、釈迦の母「摩耶夫人(マヤフジン)」が釈迦を産む(=右脇下から生まれる)様子を
かたどった像がある、とのこと。
では、事始めに選んだのは「土山」の「十楽寺」、2021/11/10の訪問記録です。
知人の話によると、名阪国道・上柘植から県道4号線ルートで行くと、
「国道1号線」をしばらく走ってUターンしないと行けないらしく、
こんな感じで
へそ曲がりを発揮して、じゃぁ「関」から国道1号を下ろうと…
こんな風に
よくよく考えると国道1号線で「鈴鹿峠」を越えることは、
伊賀人としてはあまり通る機会がないように思われ(個人的見解(笑))、
「鈴鹿越えルート」が二手に分岐していることさえ知らなかった…
この先分岐で左を走るが2車線なので走行は至極爽快!
よくぞこの峠道にこんな快適な道を造ってくれて、と感謝するばかり。
距離的には遠回りの感もありますが、何事もない名阪国道を通るなら、
思ったより早く、約40分くらいで着きます🚙
午後2時過ぎの快調ドライブでしたが、目的地は近いけど初めての場所、
どこどこ??
到着!
来た道を見る「鈴鹿峠」
「不動明王」さんに迎えられ、門の両脇に鬼瓦、門をくぐれば「鐘楼堂」。
こじんまりとした寺内のお庭ですが、季節感があり、
お庭からすぐそこに新名神高架橋も見え、
一段高いところで見渡せる場所お寺はあります。
私的にとても珍しい「イトヒバ」?
では、「三大仏巡り その2・3」
観光パンフレットより
【浄土宗 清浄山 二尊院 十楽寺】
「重要文化財」の仏像が多く、館内撮影禁止なので写真はありませんが、
ご住職から(ワタシ一人のために)ご案内いただき、有難かったです。
宝物の仏像ばかり、「本尊 丈六阿弥陀如来」もさることながら、
もう一つの「本尊 阿弥陀如来坐像」や貴重で珍しい「摩耶夫人像」など
素晴らしいものばかり見せていただきました。
ご説明いっぱいしていただきましたが、如何せん記憶力自信がなく、
また間違ったことを書いてはいけませんので、下記HPをご参照ください。
詳しくは『十楽寺HP/文化財のご紹介』
「十楽寺」パンフレット
『略縁起』
≪当寺は、天台宗 寂照法師によって創建される。
天正六年(1578年)、山中俊直(領主 山中飛騨守)の命令により、山中城を築き、
警固し山賊を討伐す。その息子、俊直の代に織田信長氏により城地を没収、
戦火に会い消失する。
1661年、巡化僧 広誉可厭大和尚により、現在の地に専修念仏浄土を念願し、
万人講を募り、本堂、庫裡、茶所を完成し、清浄山二尊院十楽寺と名称し
念仏道場と定め、浄土宗総本山である知恩院の直轄末寺の契約をし、今日に至る。≫
ホームページでは代表的なものの紹介ですので下記に列記しておきます…
『寺宝』
本尊阿弥陀如来座像
本尊丈六阿弥陀如来 室町~江戸前期 (278㎝センチ)
本尊阿弥陀如来座像(重要文化財)―平安時代後期(89.5㎝)
救世聖観世音菩薩 南北朝以後(69㎝)
十一面観世音菩薩(重要文化財)―平安時代(217㎝)
十一面千手観世音菩薩 鎌倉時代(202㎝)
摩耶夫人像(重要文化財)_室町時代(86㎝)
御釈迦様が脇から出ている全国で一体の尊像
裸形阿弥陀如来_阿弥陀如来の立像を裸体につくり、
実物の法衣を着ける様にしたもので極めて珍しい尊像
※『摩耶夫人』
≪釈迦の生母である。
紀元前566年(紀元前624年、紀元前463年とする説もある)に釈迦を生み、
釈迦の生後7日後に没した。また没して後は忉利天に転生したという。
釈迦はその後、摩耶の妹である摩訶波闍波提が後妻となって養育した。
摩耶はヴァイシャーカ月に6本の牙を持つ白い象が胎内に入る夢を見て
釈迦を懐妊したとされており、その出産の様も、
郷里に帰る途中に立ち寄ったルンビニーの園で
花(北方伝では無憂樹、南方伝では娑羅双樹)を手折ろうと
手を伸ばしたところ、右脇から釈迦が生まれたと伝える。
その時にすくっと立たれたお釈迦様が「天上天下唯我独尊」と言ったと言うのは
あまりに有名な話です≫
これらの説明をたっぷりと聞かせていただき、
ご朱印(300円)と「三大仏巡り拝観記念」をいただき、宝物に感動し、
土山を後にしました…(拝観料500円要)
帰り道の土山・猪鼻の🚥は、野洲川ダム・青土ダムや鮎河の千本桜を見に行った時に通ったな。
その先「蟹が坂🚥」を左折して「大原ダム」紅葉狩り(笑)経由で帰りました。
あとの2寺(大池寺・櫟野寺)はもう少しあとで…
ではまた
私が鈴鹿へ車で通勤していたときは、名阪国道が工事中や事故渋滞のとき、伊賀から大原ダムを通って鈴鹿峠を下ったり、逆向きに伊賀へ帰ったりしていました。
その途中にある新名神高速 土山サービスエリアは、一般道からも行くことができて、関西、中京をはじめ広域にわたるお土産を売っている面白いところです。
各ICからそれなりに「う回路」(旧道や林道)は充実していると思いますが、通勤となると大変だったこととお察しいたします。
ワタシはたまたまこんな道、見っけ!みたいな気分で走ってましたけど(笑)。
「コクイチ」の峠越えってゾクゾクっとしました、ここに吸い込まれたらどうしよう、みたいな。
さすがdawnさん、「甲賀の三大仏巡り」大先輩でしたね、恐れ入りました。
それぞれに圧倒されつつもうっとりする丈六仏様たち、いいですよねぇ、おこがましいけどおススメしたいと思いました。
「土山SA」も素通りしがちですけど、ここから上っていけるのね!という進入路を見つけました(笑)、
今度土山方面へ行くときは、必ず寄り道します!
いつもありがとうございます。