この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

あまりに謎すぎるワークショップについて、その後。

2024-03-11 21:11:56 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 土曜日は映画を観た後、室見にある《ザーレムライアとローズウィンドウの専門店 ペロル》という雑貨屋さんに行ってみました。
 なぜこの雑貨屋さんに行くことにしたのかというと、先日の記事で「下関でのローズウィンドウのワークショップ」のことを書いたのですが、結局ネットで調べてもワークショップが実際行われているのかどうかわからなかったんですよね。
 真相を知るには関係者に直接聞くしかない、そう思いました。
 【福岡 ローズウィンドウ】で検索するとこちらのお店がヒットしたので、福岡のローズウィンドウの専門店であれば、下関で行われるローズウィンドウのワークショップのことも知っているに違いないと思って訪問したというわけです。
 今回初めての訪問でしたが、《ペロル》はこじんまりとした、いいお店でしたよ。 
 雑貨屋と紹介しましたが、教材や画材や楽器など様々なものが置いてありました。
 その中から「初めてのローズウィンドウ手作りキット」を購入しました。

   

 この手作りキット、実際作れるのはいつのことになるだろう…。
 今年中は難しいかな(作る気あるのか?)。
 それで支払う際、レジの女性の従業員の方に「下関のローズウィンドウのワークショップはご存知ないですか」と尋ねました。
 すると従業員の方は困惑した顔で「知らないです」と答えました。
 そうか、知らないのか…。
 考えてみれば自分も折り紙が趣味ですが、だからといって福岡や佐賀で行われる折り紙のワークショップのことを全部知っているわけではないですからね。
 福岡のローズウィンドウの専門店の方が下関のローズウィンドウのワークショップのことを知らなくても不思議はありません。
 でもここに来ればワークショップについてわかるはずと思い込んでいたので少なからず落胆はしました。
 ワークショップが行われるかどうかはもう少し時間が経たないとわからないみたいです。

 会計を済ませた後、従業員の女性とその娘さんと思しき女の子に持参したオリジナルの折り紙作品をプレゼントしました。
 自分は隙あらばプレゼントできるようにオリジナルの折り紙作品を持ち歩いているのです。
 そしたらこちらの予想以上に女の子が驚き、喜んでくれました。
 普段そういう反応が起こることがあまりないので嬉しかったです。
 またいつか来よう、そう思いました。
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展示会をハシゴしました。

2022-12-19 23:11:29 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 一昨日の記事にも書きましたが、12月17日は展示会のハシゴをしました、それも三ヶ所。
 映画のハシゴはしょっちゅうだけど、展示会のハシゴは初めてかなぁ。
 
 最初に行ったのはギャラリーEUREKAの【アジサカコウジ冬個展 2022「ENZIN (エンジン)」】
 毎年この時期はアジサカさんの個展に行っています。
 それにしても驚くべきはアジサカさんの創作スピードですね。
 アジサカさんは今年、冬個展だけでなく、春個展と夏個展もやってるんですよ。
 春個展は長崎であったので行けなかったのですが、イタリア会館であった夏個展には行きました。
 夏個展の作品数は100点、この冬個展では70点、全部が新作ではなかったとしてもすさまじい創作スピードです。
 個展なんてやりたいと思って出来るものではないので(自分でお金を出せば別ですが)、それだけアジサカさんの作品に需要があるということなのでしょう。

   

 右上の《ドクロディア公用車タイプF》にはタイトルプレートに売約済みのシールが貼られています。
 値段がいくらなのか、シールで微妙なところが隠されていてわかりませんが、隣りの《両手に黒星》は80,000円なので推して知るべしでしょう。

 毎年アジサカさんの冬個展に行っているのにはワケがあって、それは翌年のカレンダーポスターを入手することです。

   

 今年も無事入手出来ました。
 写真ではわからないかもしれませんが、去年のものと同様、週の始まりが月曜日になっています。
 どうして月曜日が週の始まりなんだろうと疑問に思っていたのですが、聞きそびれました。
 次に会ったとき聞いてみよーっと。

 アジサカさんの冬個展の後はアジサカさんに教えられた、隣りのビルの地下ギャラリーであっていた《亭X誘ろ灯 合同展SugerXEnd》に行ってみました。
 
   

 10代の若手クリエイターによる合同展なのですが、正直物足りなかったなぁ。
 だって合同展なのに作品数が5点ぐらいしかないんだもん。
 いい年したおじさんが70点の個展を開いて、若手クリエイター二人で5点っていうのはちょっとねぇ。
 もう少し若者特有のエネルギーみたいなものを感じたかったです。

 で、三件目の展示会というのがイタリア会館 アートスペースギャラリーSPAZIOで開催されていた『マッケンジー・ソープ展 ~LOVE MEETS JOY 愛をみにいこう~』です。

   

 まぁ一番一般受けすると思われるのがソープ氏の作品でしょうね。
 見ているだけで癒される、、、ような気がするしね。笑。
 ちなみに上の子供二人とハートの絵の値段はいくらでしょう?
 ヒントは癒されるのも安くはない、です。

 展示会ハシゴレポートは以上です。
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【日本の切り絵 7人のミューズ】展を観てきました。

2022-11-26 20:53:59 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 11月23日はコンサートの前に福岡県立美術館で【日本の切り絵 7人のミューズ】展を観てきました。

 自分は折り紙が趣味なのですが、自分は折り紙のことを「たった一枚の正方形の紙を折ることで森羅万象のすべてを表現しようとする試み」だと考えています。
 だから正方形でない紙を折って何か作品を作ってもそれは折り紙ではない、と考えます。
 例えば、昆虫の形に紙を切り抜いて、その紙を折って昆虫を完成させても、それは折り紙ではなく、同様に複数の紙を用いたり、ペンで何かを書き込んだりしても折り紙ではない。
 もしそれらの作品を折り紙だと認めたら、極端な話、一部に折った紙が使われている作品は何でも折り紙になってしまうと思うんですよね。
 もちろんそういった作品がダメだ、と言っているわけではありません。
 あくまで定義上の問題です。

 でも折り紙のことをそういうふうに定義するのはどちらかといえば少数派で、多くの折り紙愛好家は、ぶっちゃけ上級者になればなるほど、そういったこだわりが無いような気がします。
 思うに折り紙の上級者は一枚の紙を折って作品を作ることに物足りなさを覚えているのではないでしょうか。
 それに引き換え自分は一枚の紙を折ることも極めたというには程遠いですからね。
 だからこそ一枚の紙を折ることが折り紙なのだとこだわっているのかもしれません。

 あ、断っておくと、自分も複数枚の紙を用いたり、切り込みを入れたりして作品を作ることはありますよ。
 ただそれは折り紙ではないなと思うだけで…。
 繰り返しますが、定義上の問題なのです。

 なぜそんなことを言い出したかというと、【日本の切り絵 7人のミューズ】展で同じようなことを思ったからです。
 展示会場には、この切り紙はすごい!と思える作品もあれば、これを切り紙と呼んでいいのだろうかと思える作品もあって、、、いや、いいんでしょうけどね、別に。笑。

 どういった作品を切り紙と呼んでいいのかというのは、会場内が撮影禁止だったので示せないのですが、そういった作品を作る作家さんもきっとただ紙を切るだけでは物足りなかったんだろうな、と想像しました。

 話は変わりますが、福岡県立美術館が移転するそうです。
 それ自体は別に反対することでも何でもないのですが、移転先が大濠公園なのだとか。
 え、、、大濠公園にはすでに福岡市立美術館があるのに?
 それに大濠公園に新たに美術館を作っても、土地がないから駐車場は作れないよね。
 どうしてもっと土地が余っているところに作らないのかな。
 「県立」の美術館であれば福岡県内のどこかに作ればいいんじゃないの? 
 と思うのは自分だけなんですかね。

 以上です。
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【錯覚のふしぎになんで?どうして?どがんなっとっと展】に行ってきました。

2022-09-05 22:00:48 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 9/3は映画を観終わった後、佐賀県立美術館まで【錯覚のふしぎになんで?どうして?どがんなっとっと展】(「どがんなっとっと」=「どうなっているの」)を観に行きました(展示期間は9/4まで)。
 観に行ったのはいいんですけど、一つブロガーとして致命的なミスを犯しちゃいました。
 自分が犯した致命的なミス、それは携帯電話を会社に忘れちゃったことです。
 【錯覚のふしぎになんで?どうして?どがんなっとっと展】(長いな!以後【錯覚のふしぎ展】にします。)、展示物がすべて撮影オッケーだったのに。。。
 というわけで実際自分の目で見なければその不思議さがわからない、少なくとも写真ぐらいは欲しい【錯覚のふしぎ展】のレポートを写真無しで送らせてもらいます。

 【錯覚のふしぎ展】、最終日前日ということもあって、親子連れやカップルなど、来場者がめっちゃ多かったですが、行ってよかったです。
 やっぱり実際目で見ないとわからないことってありますからね。
 【錯覚のふしぎ展】では数理工学博士の杉原厚吉氏の作品が多く展示されていました。
 杉原厚吉氏の作品で有名なのは「立体錯視」だと思います。 
 立体錯視とはどういうものかというと、例えば丸く見える物体が鏡に移すと四角に見えるってやつですね。
 ネットや写真で見ると、この立体錯視がすごく不思議でした。
 ただ、実物を見たらそこまで不思議に思う必要はないのだな、ということに気づきました。

 例えばマイナスドライバーの先端部分は正面から見ると四角いです。
 そして横からは三角に、上からは丸く見えます。
 別に不思議なことではありません、すべての物体は見る角度によって形が違うのです。
 マイナスドライバーの先端部分は四角で三角で丸いですが、星型であると同時に丸い物体もあるでしょう。

 立体錯視は不思議なことではない、と述べました。
 これは手品のタネを知って不思議さが消失するのに似ています。
 でも手品ってタネを知ってしまったら楽しめないってものでもないと思います。
 むしろ、オーソドックスな手品をどう魅せるかがマジシャンの技量ではないでしょうか。
 【錯覚のふしぎ展】に行って立体錯視を不思議に思うことはなくなりましたが、でも逆に立体錯視や錯覚により強く興味を覚えるようになりましたよ。

 では最後に唐突ですが、自分が以前作成したクイズを出題したいと思います。

   

 AとB、どちらの線が長いでしょう?
 心の目で見て答えてくださいね。笑。
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君は『maeda collection』を知っているか?

2021-12-26 20:54:15 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 『maeda collection』を知っているか?と尋ねておいてなんですが、知っている人は片手の指の数ぐらいしかいないと思います。
 何しろ『maeda collection』は今年開設されたばかりの、一人のサラリーマンコレクターのアートや絵のプライベートコレクションのHPに過ぎないのですから。
 
 今月、二度ほどギャラリーエウレカで開催された【アジサカコウジ 冬個展2021】に行きました。
 当然のことながら会場には多くの美術愛好家やクリエイターが来られていて、何人かの人と話をする話をする機会がありました。
 その中でデザイナー、カメラマン、人形作家に混じって、「コレクターです」と名乗られたのが前田氏でした。

 前田氏は一見するとどこにでもいるようなサラリーマンなのですが、一つだけ一般人と違うことがあって、それは収入のほとんどをアートの収集に充てていることです。
 言っちゃなんですが、尋常じゃないですよね。
 例えばこれが「ボーナスが出たので思い切って好きな作家の絵を買った!」というならまだわかります。
 そうじゃないんです。
 彼は生活をギリギリまで切り詰めて絵画やガラス工芸といったアートを買い続けているのです。
 正直まともじゃないと思います。
 前田氏は芸術という名の魔物に囚われているのでしょう。
 しかしそのコレクションは本当にすごい。
 目を瞠るものがあります。

 前述の通り前田氏はアートコレクターではありますが、同時にただの一サラリーマンに過ぎません。
 その前田氏が怖いものとして地震と異動を挙げていました。
 地震が怖いといっても別に地震が本能的に怖いと言っているのではなく、地震が起きて家に保管しているアート作品が棚から落ちたりして破損するのが怖いと言っていました。
 異動についても同じで、サラリーマンである前田氏は異動で三、四年ごとに各地を転々としているのだそうですが、異動が決まれば当然引っ越しをしなければいけません。
 引っ越しの際、アクシデントが起きてアート作品が壊れてしまうんじゃないかと想像するのがやはり怖いのだそうです。

 芸術という名の魔物に囚われた男のコレクション、是非一度ご覧になって下さい。
 『maeda collection』はこちらです。

 ps.『maeda collection』、なぜかグーグルなどの検索サイトにヒットしないそうなのですが、その理由がわかる方はいらっしゃいませんか?
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アジサカコウジ 冬個展2021に行ってきました。

2021-12-04 23:59:54 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 土曜日は午前中にイオンシネマ福岡で『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 』を、午後から中洲大洋劇場で『ベイビーわるきゅうれ』を見た後、ギャラリーエウレカで開催中の【アジサカコウジ 冬個展2021 西郷さんシリーズ 「南の島からの反逆者」】に行ってきました。

   

 ギャラリーにはアジサカ氏が在廊されていて、お会いするのは去年の冬個展に引き続き二回目です。
 アジサカ氏は自分のこと覚えてくれていて、気さくに「お久しぶりですね」と話しかけて来てくれました。
 アジサカ氏の気さくな人柄は作品にも、さらには会場の雰囲気にも現れていました。

   

 たまに天神あたりのギャラリーの展示会を覗くと当たり前のように撮影禁止だったりするんですよね。
 ピカソやゴッホなどの著名な作家のの作品展が撮影禁止なのはまぁわかるんですが、見たことも聞いたこともない作家の作品展が撮影禁止だと、この人はどういう理由で撮影を禁止にしてるんだろ、と思うこともままあります。
 模倣されるのを恐れているのか、それともただ狭量なだけなのか。
 アジサカ氏の作品展にそういった堅苦しい禁止事項はありません。

   

 そうそう、この個展で初めて目にした光景があって、それは作品のお買い上げです。
 個展は販売会を兼ねていて、展示してある作品は誰でも購入可能なのですが、小さな作品でも三万円の値がついていて自分は購入を考えたことは一度もありません(アジサカ氏の作品にその価値がないと言っているのではありません)。
 どんな人が買っているんだろう、やっぱり成金趣味のおやじか、IT企業の社長あたりかな、などと思ったりもしたのですが、「この作品を買いたいんですけれど」とある作品を指差した青年が現れて…。
 聞いたところ、電気工事会社に勤めているごくフツーの会社員で、アジサカ氏の作品を購入するのは今回で二回目だそうです。
 う~~ん、アジサカ氏の作品、カレンダーしか購入したことがなくて申し訳ない。。。
 
 この個展では嬉しいことが一つありました。
 たまたま話題が趣味の話になって、持ち歩いている折り紙作品を披露したところ、アジサカ氏やギャラリーのオーナーから「すごいです!」と望外の言葉を頂いたのです。

   

 誰かに折紙作品を披露するのはこれが初めてというわけではないのですが、これほど褒められたのは初めてのことでした(大体「ふーん」って感じで終わることが多い)。
 とても嬉しかったです。

 ギャラリーを18時ぐらいに辞し、それからバスでまた中洲に戻り、20時からは知人二人と【坊主バー】に行きました。
 楽しい時間を過ごせました。
 結局この日は買えるのが0時近くになりました。
 慌ただしくも充実した一日を過ごせてよかったです。
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九州クリエイターズマーケットvol.15に行ってきました。

2021-10-24 21:12:10 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 今日は九州芸文館で行われた【九州クリエイターズマーケットvol.15】に行ってきました。
 この手のものづくり系のイベントは結構好きで、以前はよく行っていたのですが、コロナのせいか、最近は開催自体話を聞かなくて、参加するのはずいぶん久しぶりのことです。

 開場が11時ちょうどで会場近くの駐車場に着いたのが10時ちょっと過ぎだったので、暢気に車の中を掃除していたら、オープニングアクトが10時半からだったみたいで、ちょっと出遅れてしまいました。

   

 九州芸文館、ホームページでは芸術文化交流施設とありますが、要は美術館だと思ってもらってよいと思います。
 新幹線の筑後船小屋駅から歩いて1分のところにあるので、もしかしたら日本で一番新幹線の駅から近い美術館なのかもしれません。
 ついでに言うとソフトバンクホークスの二軍の試合が行われるタマホームスタジアム築後も筑後船小屋駅のそばですけどね。
 それにしても筑後船小屋駅、何でこんな辺鄙なところにあるんだろう?
 初めて行った人は新幹線の駅がド田舎にあって、ちょっとビビるんじゃないかな。

 話をクリエイターズマーケットに戻すと、「九州内外から選抜されたクリエイター大集合!」という割には、生活雑貨や小物を出品している出店者を多く見かけました。
 もちろん生活雑貨であっても、クリエイトしていることは間違いないのでしょうが、ただもうちょっとアーティスト寄りの方がいるのかと思っていたら、そうでもなかったです。
 その中でも、おぉ、と思うものもあって、例えばこれ。

   

 てっきり陶芸か何かかと思ったら、木彫り作品なのだそうです。
 木彫りって言うのはすごいな、と思って、キーチェーンを買っちゃいました。

   

 2000円は高い!と値段交渉をして、一割負けてもらいました。
 でもこれ、一品物なので、2000円でも高くはないとは思うんだけどね。

 あとは万華鏡のワークショップがあったので参加してみました。
 家に万華鏡がないわけではないのですが、ワークショップに参加することに意義がある!
 ワークショップで作る万華鏡はビギナー用の1600円のものとグレードの高い3300円のもの、それにかなり本格的な5500円のものの三種類あったのですが、セレブな自分は迷わず1600円のものを選びましたけどね(実際にはものすごく迷いました)。
 出来たのがこれ。

   

 本当は万華鏡の中の写真をアップしたかったのですが、万華鏡の中をスマホで撮影するのは自分のテクニックでは無理でした。
 でもめっちゃ綺麗でしたよ。

 とりあえずこんなところかな。
 久しぶりにものづくり系のイベントに参加して、自分のクリエイターズ魂も刺激されました。
 よし、久しぶりに何か作るか!
 といっても自分の作るのはだいたい折り紙なんだけれど。。。
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【MINIATURE LIFE展 2020 -田中達也 見立ての世界-】に行ってきました。

2021-01-16 21:53:53 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 今日は佐賀県立美術館まで【MINIATURE LIFE展 2020 -田中達也 見立ての世界-】に行ってきました。
 本当は先週行くつもりだったんですが、生憎の大雪で外出がままならず一週間遅れの来館となりました。

 MINIATURE LIFE展、よかったですよ。
 何がよかったって撮影OKところが。
 何かの展覧会に行っても撮影禁止だったりすることがままあるのです。
 それがピカソだの、ダリだの、著名なアーティストの展覧会で撮影禁止なのはわからないでもないのですが、たまにこの作品のレベルで撮影禁止にする意図は何?って思うこともあります。
 来場者が誰も撮影してくれなかったら悲しいから最初から撮影禁止にしてるんじゃないかって意地悪なことを考えたりもして、、、まぁ撮影禁止にするには撮影禁止にする理由があるのでしょうが、個人的には撮影禁止だとそれだけで減点対象になっちゃいますね。
 というわけでバシバシ撮影させてもらっちゃいました。

 この展覧会の面白いところは作品の実物と写真が一緒に展示してあるってことじゃないでしょうか。
 例えば、

   

 田中氏が撮影した写真があって、

   

 その手前に実物が置いてあるのですが、実物をどう撮ろうが写真ほどは見栄えがよくないのです。
 もっと極端な例だと、

   

   

 一枚目が田中氏が撮った写真で二枚目が自分が撮った写真です。
 とても同じ作品を撮影しているとは思えない…。
 ライティング(照明)って大切なんだな!と思いました(もちろん撮影技術もですが)。

 何だかズレた展覧会の感想になっちゃいましたが、もちろん作品自体もよかったですよ。
 コロナ禍の閉塞した空気をユーモアで笑い飛ばすような田中氏の作風は思っていた以上に自分の好みでした。
 展示会は1月30日までの開催となっています。
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アジサカコウジ冬個展2020「面影ロック」を観てきました。

2020-12-07 20:44:48 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 土曜日は映画を見終わった後、アジサカコウジ冬個展2020「面影ロック」を観てきました。

   

 アジサカコウジ、存命の画家としてはトーナス・カボチャラダムス国王と同じぐらいに好きですね(カボチャラダムス国王が館長を務めるカボチャドキア国立美術館は2022年5月5日に閉館することが決まっているそうです。行ったことがない人は急げ!)。
 彼の絵のどこが好きかというとやっぱり目ですかねぇ。
 どこか遠くを見る目、こちらをじっと見つめる目、藪睨みの目、目、目、どのキャラクターも目力がハンパないのです。

 今、「アジサカコウジ」と呼び捨てにしました。
 呼び捨てにしたのはリスペクトをしていないから、ではなく、むしろその逆で、手の届かない存在だと思っているからです。
 例えばピカソやゴッホを「さん」づけで呼ばないのと一緒。
 でも今回会場に行ったら、思いがけずアジサカさん本人がいらっしゃっいました。
 これまでアジサカさんの個展には、5、6回は行ったことがありますが、在廊しているご本人とお会いするのは初めてでした。
 どんな人がこの絵を描いているのだろうと長年の疑問だったのですが、実際お会いしたアジサカさんは気さくな方で、面識のない自分にも気軽に話しかけてくださいました。
 知り合いの方も交えて、時ならぬ映画談義に花を咲かせました。
 アジサカさんが韓国映画の『お嬢さん』を見たばかりだというので、お薦めの韓国映画と今年のベスト映画を教えました。
 購入したポスターカレンダーにもサインをしてもらえました。

   

 展示会は撮影OKだし、本当に気の置けない方でした。
 勝手に距離が近まったように感じたので、これからはアジサカ「さん」と「さん」付けで呼ぼうかと思います。

 個展は27日までなので出来ればもう一回行きたいです。
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ゲロ吐き男の憂鬱。

2020-08-26 22:21:06 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 先月、唐津に行った際、体験陶芸で製作したティーカップとマグカップよーやく送られてきました。
 ティーカップがこれ。

   

   

 一輪の花をイメージしたデザインです。
 特定の花をモチーフにしてはいません。
 特定の花、例えば桜の花をモチーフにすると花びらを五枚にしなければならず、そうするとデザイン的に難しくなるからです。

 デザイン的なものとは別にこのティーカップには一つ特徴があって、それは何かというと持ち手が斜めについていることです。
 通常カップの持ち手はカップの縁付近から真下に向かってついていますが、斜めについている方が持ちやすいのではないか、そう思ったんですよね。
 実際どうだったかというと想像通り、すごく持ちやすいです。
 といっても持ちやすいのは自分が右利きだからですけどね。
 左利きの人にはこのティーカップはたぶん持ちにくいのではないかと思います。

 マグカップがこれ。

   

   

 タイトルは『ゲロ吐き男の憂鬱」です。
 男が口を大きく開けて盛大にゲロを吐いているところをイメージしました。
 ゲロが持ち手になっているというわけですね。

 花のティーカップの方は同じようなデザインを考えた人がいると思いますが、こちらの方はさすがにいないでしょう。笑。

 ティーカップもマグカップもどちらも気に入ってはいますが、共通した欠点があり、それは何かというと縮小率をイマイチ把握していなかったので、実際使うには小さすぎるということです。
 う~~む、失敗した!

 まぁ久しぶりの陶芸であればこれで充分成功したと言えるかもしれません。
 陶芸にはまた近く挑戦したいと思っています。
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