自民党が歴史的な大敗を喫し、民主党が政権を奪取した衆院選から一夜が明けた。
一夜が明けて思うのは、結局予想外のことは起こらなかった、ということだった。
民主党が大勝するであろうことは事前の調査で充分予想しえたことだし、もし自民党が勝利してたらそちらの方が予想外だ。
だから、昨夜選挙速報を見るという行為は単なる確認作業にすぎなかった、といえる。
無論確認作業とはいえ、それは非常に面白く、興味深いものだった。
自民党執行部曰く、今回の自民党の敗北の責任はすべて首相である麻生太郎にあるという。
そんなことはないだろう。
まったくない、とはいわないが、すべて、というのは言い過ぎだろう。
たった一人の人間の過失によって一国の政党が政権を失う、というのはおかしい。
一人の人間の過失というより、それは組織全体の問題だろう。
とはいえ、誰かスケープゴートを選ばなければならない執行部の事情もわかる。
そういった大人の事情を垣間見るのは、悪趣味ではあるかもしれないが、やはり面白い。
さて、昨日衆院選が終わったばかりで予想するのもどうかと思うが、次回、四年後の衆院選はまず間違いなく自民党が勝利するだろう。おそらくは接戦で。
今回の衆院選で民主党が勝利したのは、それまで自民党を支持していた人たちが宗旨変えした、というのもあるが、無党派層を取り込んだことが大きい。
次回の衆院選ではその無党派層が四年間の民主党による国政を評価し、あぁ、やっぱり民主党に政権を託したのは間違いだった、と思う派と、もう四年間だけチャンスを与えてやろうか、と思う派に分かれる。
だから、自民党が接戦で勝つ。
というような無責任な予想はいったもん勝ちなのであまり気にする必要はない。
今気にかけなければならないこと、それはもちろん民主党執行部の動向ではあるが、もう一つ、幸福実現党、幸福の科学の存在ではないだろうか。
今回の衆院選で幸福の科学が次ぎ込んだ費用のことを考えると目がくらむ。
すべての小選挙区に候補を一人ずつ立てるだけでも軽く十億円以上かかったと聞く。
衆院選当日まで新聞に「政権交代でもなく、現状肯定でもない」という意味不明な一文と胡散臭い詐欺師ヅラを見ない日はなかった。
かかった広告費用は百億円か、二百億円か。
今回の衆院選出馬により幸福の科学が弱体化、そして消滅、という道を辿ってくれたらこんな嬉しいことはない。
しかし、もし、それ以外のシナリオが書かれていたとしたら・・・。
そう想像すると背筋に寒気が走る。
こんなとき頼りになるのはやはり公安なのだろうか?
新しく政権を担うことになった民主党の執行部の面々にも充分留意して欲しい、と切に願う。
一夜が明けて思うのは、結局予想外のことは起こらなかった、ということだった。
民主党が大勝するであろうことは事前の調査で充分予想しえたことだし、もし自民党が勝利してたらそちらの方が予想外だ。
だから、昨夜選挙速報を見るという行為は単なる確認作業にすぎなかった、といえる。
無論確認作業とはいえ、それは非常に面白く、興味深いものだった。
自民党執行部曰く、今回の自民党の敗北の責任はすべて首相である麻生太郎にあるという。
そんなことはないだろう。
まったくない、とはいわないが、すべて、というのは言い過ぎだろう。
たった一人の人間の過失によって一国の政党が政権を失う、というのはおかしい。
一人の人間の過失というより、それは組織全体の問題だろう。
とはいえ、誰かスケープゴートを選ばなければならない執行部の事情もわかる。
そういった大人の事情を垣間見るのは、悪趣味ではあるかもしれないが、やはり面白い。
さて、昨日衆院選が終わったばかりで予想するのもどうかと思うが、次回、四年後の衆院選はまず間違いなく自民党が勝利するだろう。おそらくは接戦で。
今回の衆院選で民主党が勝利したのは、それまで自民党を支持していた人たちが宗旨変えした、というのもあるが、無党派層を取り込んだことが大きい。
次回の衆院選ではその無党派層が四年間の民主党による国政を評価し、あぁ、やっぱり民主党に政権を託したのは間違いだった、と思う派と、もう四年間だけチャンスを与えてやろうか、と思う派に分かれる。
だから、自民党が接戦で勝つ。
というような無責任な予想はいったもん勝ちなのであまり気にする必要はない。
今気にかけなければならないこと、それはもちろん民主党執行部の動向ではあるが、もう一つ、幸福実現党、幸福の科学の存在ではないだろうか。
今回の衆院選で幸福の科学が次ぎ込んだ費用のことを考えると目がくらむ。
すべての小選挙区に候補を一人ずつ立てるだけでも軽く十億円以上かかったと聞く。
衆院選当日まで新聞に「政権交代でもなく、現状肯定でもない」という意味不明な一文と胡散臭い詐欺師ヅラを見ない日はなかった。
かかった広告費用は百億円か、二百億円か。
今回の衆院選出馬により幸福の科学が弱体化、そして消滅、という道を辿ってくれたらこんな嬉しいことはない。
しかし、もし、それ以外のシナリオが書かれていたとしたら・・・。
そう想像すると背筋に寒気が走る。
こんなとき頼りになるのはやはり公安なのだろうか?
新しく政権を担うことになった民主党の執行部の面々にも充分留意して欲しい、と切に願う。